今週のNuts

2006年6月27日号(No.508)



目次

*『「日本の祭り」復活13』
*『子供のためのお引っ越し』
*『LICジャパンタウン作戦20』
*『お金がほしい35』
*『今週の歌』
■■■■■■ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ■■■■■■
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「日本の祭り」復活13

 去年復活した「日本の祭り」だが、また休眠することになった。
 復活したばっかなのに。どうするよ。ホント。
 理由はシンプルだ。主催者のFEVA(Federation of East Village Artists )がイベントの規模を大幅に縮小するんですね。
 で、結果的に「日本の祭り」が入るスペースがなくなったというわけなので ある。
 これまでのいきさつを少しご説明すると、去年FEVAから同団体が主催してい る「Howl! Festival」内で祭りを復活してほしいという要望があったんです ね。
 つまり、祭りが復活したのは、FEVAのおかげだったのである。
 しかし今年は、そのFEVAの都合で中止になったのだ。
 復活だとか中止だとか、なんかコロコロ変わるよねえ。
 でも、ウダウダ言ってても仕方がない。
 わたし的には、いまでもFEVAには感謝している。少なくとも、祭りを復活さ せるキッカケをくれたんだからね。問題は、これからどうするかだ。
 選択肢はいくつかある。
 1)FEVAがまたその気になってくれるまで待つ
 2)他の結婚相手を探す
 3)自力でやる
 1と2は、結構他力本願。一番確実なのは、3である。
 今年のようなキャンセル劇を経験すると、1や2はコワくてやれません。ま たキャンセルかまされるかもしれないからね。
 というわけで、答えは3ということになる。
 自力開催。大変そうだなあ。
 祭りを開催する場合は、まず「入れ物」と「中身」を考えなければならな い。
 ●「入れ物」
  ・主催団体
  ・ストリート使用許可書
  ・保険、ステージ、その他
 ●「中身」
  ・ベンダー
  ・パフォーマー
  ・神輿
 「中身」は去年やったから大丈夫。ノウハウはすでにある。厄介なのは「入 れ物」である。
 去年はFEVAが「入れ物」の面倒をすべて見てくれたので、すんげえラクだっ た。
 逆に言うと、FEVAがその部分を引き受けてくれたからこそ、祭りを復活させ ることができたのである。
 その「入れ物」の部分を自分たちでやるとなると、なかなか手強い。
 まず主催団体が必要でしょ。ストリートの使用許可書も取らないといけない し、保険だって1万ドル以上かかる。
 ちなみに、去年の祭りの経費は約2000ドルである。なぜなら、保険やス テージのレント代はFEVAが払ってくれたからだ。
 もし自力でやるとなると、少なくとも2万ドルはかかる。0がひとつ増える わけですね。
 ただ、お金はなんとかなると思う。ベンダー収入やスポンサー代などでカ バーできるはずだ。
 最大の問題は、主催団体である。要するに「だれがやるのよ?」ですね。
 イベントの意図を考えると、当然非営利団体のほうがいいだろう。もちろん 日系がベストだ。
 そこら辺を考えながら、祭りを主催してくれそうな団体を探さなくてはなら ない。すっかりジプシー状態だが、まあ仕方ないわなあ。
 というわけで、今年の祭りはお休みである。
 秋にやるという手も残っているが、おそらく間に合わないと思う。主催団体 も決まってないからね。
 できれば今年中に祭りの引っ越し先を探したいと考えている。
 また進展があったらご報告します。
                     ひろ
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『子供のためのお引っ越し』

 いきなりだが、ニュージャージーに引っ越すことになった。
 ニュージャージーよ。ジャージャーになるのよ。
 自分でもいまだに信じられない。
 かなり前、かみさんにニュージャージーに引っ越す可能性について聞かれた ことがある。
 「私はニュージャージーなどに住むためにこの国に来たのではない」 
 本心だった。
 「ニュージャージーには死んでも引っ越さない」。私は真剣にそう考えてい たのである。
 理由は簡単。ニュージャージーはやっぱりニュージャージーだからだ。
 おそらく日本の埼玉に近い感覚だと思う。
 東京のお近くでありながら、なにかと差別される埼玉。ニューヨークのおと なりのニュージャージーも同じである。
 そのジャージーに引っ越してしまう私。
 一体、なにが起きたのか。
 血迷ったのか。それとも悪魔に魂を売ってしまったのか(ちょっと大袈 裟)。
 タイトルにある通り、今回のNJムーブは「子供のためのお引っ越し」であ る。
 学校のこと、環境のことなどを考えて、ニュージャージーというチョイスに 落ち着いたのである。
 子供ってすごいよねえ。私のニュージャージー嫌いをひっくり返しちゃうん だから。
 ただ、アメリカでは「子供のためのお引っ越し」というパターンが結構多い みたいですね。よさそうな学区に狙いをつけて、そこに引っ越すとか。
 「子供のためのお引っ越し」の必要性には、子供ができるまでまったく気が つかなかった。そういう引っ越しのパターンがあることさえ知らなかったので ある。
 どうなんでしょう。ニューヨークに住む日本人も「子供のためのお引っ越 し」ってやるんでしょうか。
 おそらくそういう人もいると思うのだが、そのわりには教育を切り口にした 不動産講座とかないからなあ。「教育のための住居選び」レクチャーなんて結 構イケると思うのだが。
 なにはともあれ、ニュージャージーに引っ越しである。
 このNutsのEメールアドレスはnynuts@rcn.com。NY Nutsなわけですね。
 それが今後はNJ Nutsということになるのか。
 ・・・・・・イヤ。
                    ひろ
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『LICジャパンタウン作戦20』

 日本人と日系アメリカ人は、なぜ仲が悪いのか。
 なんか決めつけで書いているが、少なくとも私は仲が悪いと思っている。
 まず日本人側の理由だが、基本的に多くの在米日本人は日系アメリカ人に興 味がない。
 白人には白人のアメリカがあり、黒人には黒人のアメリカ、ヒスパニックに はヒスパニックのアメリカがあるように見える。
 しかし日系の場合、そのようなアメリカが見えない。彼らのアメリカという ものがほとんど存在しないのだ。
 かと言って、彼らは日本人でもない。
 西海岸のジャパンタウンを見ればわかるように、彼らの「日本」は私たち日 本人にとって、かなり奇妙な「日本」である。ニセモノっぽいと言ってもいい だろう。
 アメリカでもないし、日本でもない日系アメリカ人。
 結果として、在米日本人は日系アメリカ人に用事がないのである。
 さらにときどき聞くのは、日系アメリカ人側の拒否感である。
 日系アメリカ人コミュニティに対して、なんらかの形で協力しようとしたに もかかわらず、先方に拒否されたという経験を持つ日本人を、私は何人か知っ ている。
 たとえば、イベントのスポンサーを紹介するとか、告知活動に協力するなど といった申し出に対して、日系アメリカ人側は「そんなもん必要ない」という 態度だったのだ。
 まったく失礼な話である。拒否されたほうは、当然アプセットする。「じゃ あ勝手にやんな。おめえたちのことなんか、もう知らねえよ」。そういう経験 を持つ日本人が意外に多いのだ。
 では、日系アメリカ人側はどうだろう。
 以前、両者の関係について調べていたとき、ある日系アメリカ人に「日本人 は日系アメリカ人のことを見下している」と言われたことがある。
 理由はこうだ。
 日本人は日系アメリカ人のことを「悲しい人たち」という目で見るというの である。おそらく戦時中の収容所の影響だろう。
 たしかに日系アメリカ人に明るいイメージはない。思い浮かぶのは、収容所 のような苦労話ばかり。アメリカにおける存在感も限りなく薄い。
 また、他の日系アメリカ人は「日本人は、日系アメリカ人が日本語を話すと 思っている」と言っていた。
 正確には、日本人が日系アメリカ人に日本語を話すと思って話しかけて、日 本語がダメなことに気づいたときに見せる失望感が問題なのである。「なん だ、話さないんだ」てな態度を見せるのだそうだ。
 以上のようなことが積み重なって、両者は仲が悪いのである。
 ちなみち私は、その仲の悪さは今後もなおらないと思っている。
 続きは次回に。
                     ひろ
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『お金がほしい35』

 いま株はお休み中である。
 先々週まで、マーケットがドタバタしてて、コワくて参入できなかったの だ。
 遠くからのんびりながめていると、いろんなことが見えてくる。
 まず、私の株スタイルの愚かさ。
 私の場合、これまで「安い」を基準に株を買ってきたが、それってキケンよ ね。会社の内容も大してわかんないで買うわけだから。
 たとえば、いまのマーケットは「金利」をメインテーマに動いている。
 いままで私は、そういうビッグピクチャーで物事を見ることがなかったので ある。毎日の株価の動きばっか追ってたからね。
 それぞれの株たちは、マーケットの大きな流れにはなかなか逆らえない。で あれば、その流れをある程度理解してしまえば、こっちのもんじゃないかしら と思ったのである。
 要するに、ビッグピクチャーから各株に絞り込むのだ。
 そんなことにいまごろ気づいてどうする、という話なのだが、まあ勘弁して やろう。
 というわけで、そろそろ動き出したいと思っている。
 お楽しみに。
                     ひろ
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『今週の歌』

「ニュージャージー バカにするけど 本当は
         あちらがマコトの 北米大陸 ひろ」



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