1994年3月14日号

(No.1)


投稿

夢を語ることは人間にとって絶対不可欠なことだと私は思う。それは人それぞれ違う けど、一つ共通していることがある。「夢は我々に生きる活力を与える」ということ だ。その事実は私にとっても特異なことではない。
私は「テニスプレーヤーになる」という夢を長年持ち続けている。中学生の時に始め た、軟式テニスの魅力にとりつかれ、高校では硬式テニスにかえた。日本に居たとき は全く無名のごく普通のプレーヤーだった。しかし、アメリカの大学に来るにあたっ て、私には何か学問以外の夢が必要だった。そして私はその時点で、「大学のテニス 部でテニスをやる」ということが夢だった。渡米した最初の一年半はESLの学生の ため、入部許可がおりなかった。私は「TOEFLに合格できるか?」という不安と 共に「テニス部に入れるか?」という不安が重なり、少々全てに投げやりになってい た。私は苦しいとき、大學のテニス部でプレーしている自分を思い浮かべた。そして 、念願かない、入部することが出来た。(現実はOklahomaの小さな大学のテニス部に 属している。)毎朝5:30の朝練や午後2.5時間の練習も苦にはならない。なぜ ならそれが私の夢だから。
夢は変わるものだし複雑であっていいと思う。でも夢は年齢や結婚、卒業、もしくは 就職など人生の過渡期であきらめてはいけない。
この意見は現実を知らない者の言葉に過ぎないのかも?しかし、もし、それらの区切 りのよってあきらめてしまうのはあまりにも淋しい。
私は現在、「テニス・プレーヤーになりたい」という夢の他に、「テニスに関連した 仕事をしたい」という夢がある。そして多くの人々にその仕事を通じて夢を与えたい。
私は人と話すとき、その人の”夢”についてよく質問する。中には「夢は無い」とい う人もいるが、私はそうは思わない。おそらく、多くの人は「夢は何か、人を驚かせ たり、すごいものでなければいけない」と思いこんでいるに違いない。例えば、「子 供を育てること」や料理が上手になることなど一見平凡に見えることも人によっては 大きな夢だ。また、それらの夢に価値をつけることは誰にも出来ない。ただ、それを 夢と呼ぶか、呼ばないかはそれぞれなのだろう。しかし、私はあえて、何でも夢と言 ってしまう必要性を強調したい。なぜなら、夢は決して実現しないものではなく、一 つしかない、そしてそれからもう一つの夢へと移って行く、いわば人間の満たすこと の出来る欲望そのものだからだ。
私はいままで、様々と夢を語ること、又は思うことによって助けられたことがある。
夢は私に生きる活力を与えるだけでなく、人生の楽しさ、苦しさを教えてくれる。さ らに、加えて、満足感をも促進し続ける。
夢は私にとって切っても切り離せない人生の課題だ。
そしてこれからも・・・・。
米原隆彦

投稿募集

800字以内。何でもアリ。宛先は最後のページ。

JSN学生井戸端会議

さて、我々JSNは今月から月に一度、”学生井戸端会議”というのを始めることと なりました。
”会議”という名が付きますが、大したことはありません。要するに、学生が月に一 度、どういう形にしろ集まる機会が欲しかったのであります。ここに行けばどこかの 学生に会えるという場所です。あくまでも恋人斡旋所ではありませんので、ご注意下 さい。
何をするかは今から決めます。すでに決まっているのは毎月やるということのみです。 だれも来なくてもやります。
日時はOCSのコミュニティ情報欄に載せていただくつもりです。場所は日系人会を 使うはずです。
とりあえず、この号が出る頃には一度目の会議を済ましてますので、その時のことは 次号ででもお知らせします。では、始めます。

在外投票権署名の会

去年の10月にJSNが「言い出しっぺ」として始めました「在外投票権獲得のため の署名運動」も現在では世界15カ国に広がりまして、手に負えない展開となってお ります。ま、これは嬉しい悲鳴ですが。
学生だけでやっていてもしょうがないと、「在外投票権署名の会」というものを作り 、全日本人向け運動を現在展開しております。
先日、世界のこの問題に関する4団体の代表が動きの鈍い日本政府をチクリと刺しに、 日本に一時帰国しました。そのせいで、最近永田町ではこの件はホットな話題のよ うです。続きは次号で。
@詳しいことは(212)831ー8166竹永まで。

ワシントン桜祭りパレード

来る4月9日(土)、JSNはワシントンの学生とジョイントで桜祭りパレードにお 神輿で参加します。ホワイトハウスの前をエッサ、ホイサとやる訳です。約70人ぐ らいのワシントンの学生が集まり、今んとこニューヨークからは10名前後が参加す る予定。一応、向こうの連中の所に泊まることが出来ます。とりあえず興味のある人は、 TEL(212)628ー4938のテツまで。

てっちゃんのひとりごと

ある日チャイナタウンを歩いていると、おじいさんに10ドルでこれを買わないかと 呼び止められました。それは、あのチャイナタウンで良く見掛ける銀色の玉2つセッ ト(何と呼ぶのか知りませんのでここでは”健康の一握り”と呼ぶことにします)で した。私もそのものを前から知っていましたが、ふとこれは一体何に効くのか知りた くなったので、これを聞くと、おじいさんは手振りを加えながら教えてくれました。 それは1、内臓に良い、2、お通じに良い、3、頭が良くなる、4、手先が器用に成 る、とここまではなるほどなるほどと聞いていましたが、その後「年をとっても元気 だ」と言うのでどう元気か聞くと、「年をとっても手が震えない」とその震えるその 手で”健康の一握り”をもてあそんでいました。
・・・・・と、世の中まだまだお茶目なおじいさんは健在です。カシャーン。

VOICE

@小津安二郎という監督の名前をよく聞くが、どんな人だったのか。作品も観たこと ないし、なんでアメリカではこんなに人気があるのか。知ってる人がいたら教えて欲 しいもんだ。
@フィルム専攻の学生がニューヨークには結構いる。この連中がつくった作品を観て みたいと思うのだが、そういう場が作れないもんか。考えよう。
@日本レストランの従食のNO.1はどこのレストランなのだろうか。ちなみに私の 働いているレストランの従食は凄まじく旨い。あるレストランは毎晩”うどん”だと いう。そんなレストラン死んでも働きたくないが、おたくはどうかな。
@このVOICE欄は言いたいことを100字以内で言って頂きたい。留守番電話に メッセージで入れて貰っても結構。とりあえずお好きなように。

下のアドレスを押すとメイルが送れまっせ
投書、意見、感想もどうぞ

Hiroyuki Takenaga ---hiro@interport.net