1998年3月24日号(No.211)




目次

*『日本語読み読み事情パート2』〜「LAJJ & SFJJ」シリーズ4〜
*『VOICE』 ・投書『自由』
*『編集後記』
*『グリーンカードへの道・第34話』
*『今週の歌』
*『在外投票”もうひと押し”キャンペーン』       〜今週の攻め攻め理事議員4〜
*********************

『日本語読み読み事情パート2』〜「LAJJ & SFJJ」シリーズ4〜

 さて、「LAJJ & SFJJ」シリーズ第4弾、「日本語読み読み事情パート 2」と、やたらと長いタイトルでごめんなさい、なのであります。
 先週は、LAの日刊紙「日刊サン」についてお話ししました。今週は、その 他の3つの強力無料誌「Bridge USA」「Ligthhouse」「Gateway」につい て再び熱く語ってみるはずだったのですが、それはちょっと来週に回してで すね、今回は「無料誌文化」というものにスポットライトを当てて、LAと ニューヨークの違いなどを描き出してみたいと考えておるのであります。
 まずは、ニューヨークの過去の話から。
 今からちょうど4年前、この「週刊Nuts」が発刊された頃は、ニューヨー クには無料誌というものがほとんどありませんでした(そういや「えんじょ 〜い」があったような気がするけど、まあいいか)。
 ですから、日系食料品店に置いてある無料誌用のラックみたいなものも、 その頃はあまりなかったのであります。
 それ以後、様々な無料誌が発刊されました。
 日本食レストランや食料品店には、無料誌がいっぱいいっぱい置かれるよ うになり、ついでに置き場所についての争いが無料誌間でも勃発し、「あい つら、オレたちの上に置きやがって」「ゲッ、野郎、捨てやがったな」的な イザコザも読者の方たちからは見えないところで繰り広げられておったので あります。
 こわいですね。
 そして、4年がたち、読者の方々の間にもなんとな〜く無料誌文化的なも の、つまり彼らが無料誌の存在に慣れ、それをピックアップすることに慣 れ、「そろそろ出る頃かな」とそれが毎回発行されることに慣れた状態が出 来上がりました。
 一方のLAですが、あちらの無料誌の歴史についてはちとわかりかねます が、少なくともニューヨークよりも前に無料誌文化がスタートしたことは間 違いありません。
 で、今回のLA視察の結果、私たちNuts軍団は、「LAの無料誌文化の方 が、ニューヨークのものよりずーっとレベルが高いでやんす」と断言してし まうのであります。
 ではここで、その理由をお話ししましょう。
 無料誌文化を比較する際にポイントとなるのは、「読者の心のレベル」 「無料誌側の心のレベル」「お店側の心のレベル及び置き場所の広さ」の3 点になるのであります。
 最初の「読者の心のレベル」というのは、先にお話しした「無料誌の存在 に慣れ、それをピックアップすることに慣れ、それが毎回発行されることに 慣れている」状態のことでして、それが出来上がっているかどうかで、その 土地土地の無料誌文化のレベルを計ることができます。
 この点につきましては、やはりLAの方が上回っておりますね。だって、LA の読者は日刊紙1つと隔週刊誌3つをハンドルしておるわけでして、無料誌 に対する慣れがニューヨークとはまったく違うのであります。
 2番目の「無料誌側の心のレベル」というのは、言い換えますと「無料誌 側のお店側に対する感謝度」ということになります。
 無料誌というのは基本的に、置き場所である日本食レストランや日系食料 品店の好意によって置かせてもらっておるのであります。ですから、常時、 それに対する感謝の気持ちを忘れてはならないのであります。
 ところがですね、ニューヨークでよく見るのが、無料誌の置きっぱなし乱 れ乱れ状態なのであります。これは発行周期にも関係しておりまして、日刊 のものについては毎日配達され、その度に自分とこの乱れを整理することも 可能なのですが、月刊の無料誌が多いニューヨークでは、置き場所を回る頻 度がかなり低く、無料誌たちはただただ乱れっぱなしなのであります。
 それならば、配達時以外にも置き場所を回って自分たちの発行物の整理整 頓に励めばいいのですが、私たちが見る限りではそこんとこもできておりま せん。
 LAの場合、ニューヨークに比べて発行周期の短いものが多いという理由も あり、その辺の管理も非常に行き届いておるようなのであります。結果とし て、無料誌側とお店側の良い関係というのが生まれるのであります。
 というわけで、「無料誌側の心のレベル」についてもLAの方が勝っており ます。
 最後に「お店側の心のレベル及び置き場所の広さ」についてですが、この 「お店側の心のレベル」というのは、簡単に言いますと「お店側の無料誌に 対する理解度」ということになります。
 日本食レストランや食料品店を回りますと、お店によってこの「無料誌に 対する理解度」が微妙に違うのがよ〜くわかります。中には、「チッ、しょ うがねえなあ。置いてやるか」的なところもありますし、最初からまったく ダメなところもあります。反対に「いいですよ、いいですよ。大変ですね え。これからもがんばってください」的なお店も存在しております。
 これは、LAで無料誌を発行してる方から聞いた話ですが、LAのお店はどち らかというと「いいですよ、いいですよ」派が多いそうです。おまけに、配 達の人にジュースなんかくれたりするっていうんですから、うらやましい じゃありませんか。
 ですから、「お店側の無料誌に対する理解度」に関しても、LAの方がレベ ルが高いようなのであります。
 ただこれはですね、もうひとつの「置き場所の広さ」に深く関係しており まして、LAのお店が無料誌側に対して寛大な気持ちになれるのも、ちゃんと 無料誌を置くだけのスペースがあるからなのであります。つまり、土地が安 いからなのですね。
 ニューヨークのお店が無料誌側に対してニガニガしい思いを持っているの は、多分に「そんなもん置くとこなんかないわい」という理由が起因してい るものと考えられます。要するに、土地が高くて、できるだけ無駄なスペー スを作らないように設計されているニューヨークの日本食レストランや日系 食料品店にとってみれば、そんな無料誌なんか持ってこられて、貴重なス ペースを使われちゃったら、そりゃあ腹が立ちますわな。
 また、「無料誌側の心のレベル」のところでお話しした、ニューヨークの 「無料誌側のお店側に対する感謝度」の低さというのも、このことに貢献し ております。
 毎回置きっぱなしで、乱れるだけ乱れた無料誌を見たら、お店側だって、 決していい気持ちはしないはずです。だって、そこはもともと彼らのスペー スで、無料誌側は彼らの「好意」によってその場所を借りてるに過ぎないん ですから。
 というわけでですね、確かに私たちではどうにもならないこと、例えば 「ニューヨークは土地が高くて、LAは土地が安い」などの要素もあります が、以上のような「読者の心のレベル」「無料誌側の心のレベル」「お店側 の心のレベル及び置き場所の広さ」の観点から見ますと、無料誌文化は「LA 高NY低」なのであります。
 以上、今回はLAとニューヨークの無料誌文化について考えてみました。
 では。
                  「週刊Nuts」編集部
*******************

『VOICE』

投書『自由』
 自由をさけぶ魂は
 たそがれの林に山の人をみる
 山へ向かうひとよ 春は近い
 きのうの嵐に木は冬をつげた
 鋭くまつすぐ風を追い
 たれともかたらず
 たれにもわづらわず
 頭につまつてはちきれる
 無限に自由にきのこ雲を
                     青六
**********************

『編集後記』

 ただ今、3月22日(日)の午後4時ちょうどでござます。本日、雪が降 り、そして積もりました。
 「今年は雪が一度も積もらなかったなあ。まったく根性のない冬だった ぜ」とほざいておりましたら、ここに来て降り積もられてしまいました。
 この冬の最後の意地ってところでしょうか。
 でも、これで最後でしょう。ご愁傷さまです。今度の冬までゆっくりおや すみください。
 最近、NYJJ界に”ミニコミ黄金時代”復活の兆しがあります。すばらしい ではありませんか。もし、ミニコミを始めたいという方がいましたら、編集 部までご連絡ください。お手伝いしますよ。
 では、また来週。
                 「週刊Nuts」編集部
**********************

『グリーンカードへの道・第34話』

 今回も話が激しく横にそれるのである。覚悟していただきたい。
 先日、ある方から「週刊Nuts」編集部宛てにグリーンカード取得に関する お手紙をいただいた。ここにその一部をご紹介しよう。
=================
 「ところで、”グリーンカードへの道”関連なんですが、私はおそらくひ ろさんよりずっと前に申請したと思うのですが、未だにスタンプは押されて いません。経過の方をざっと説明しますと、
申請日→96年1月30日      INS(*移民局)の長い行列に並んだ日。     96年3月初め     労働許可書を取りに行く。
インタビュー→97年4月上旬     面接の終わりに「7月上旬までにはINSより連絡がある」との     ことだったのですが、未だかって音沙汰なし。
*ちなみに弁護士には頼んでません。
 この間、労働許可書が1年有効なので、97年3月に再申請が必要でし た。で、ひょっとするともう一度申請しなければならないという・・・(期 限は98年4月なので)まったくINSはどうなっているんでしょう。
 私の知り合い(日本人女性)で、やはり同じケースでの結婚にもとづく申 請をした人は、インタビューが97年3月だったのですが、現時点ではやは りまだ連絡がない様です(ちなみに彼女は弁護士に頼んだとのこと)。
 他にどれくらいの人(日本人)がグリーンカードを申請しているのか、私 はちょっと分かりませんが、ここ1、2年に申請をした人で、まだスタンプ をゲットしていない人は、きっと私のように多少不安を感じているんじゃな いかと思います。
 そこでNutsを通してぜひ”私の場合はこう”みたいな情報が手に入ればい いなと思うので、呼びかけてみてはいかかでしょう?」
================
 ふむ、その気持ち、私にも痛いほどよく分かるのである。
 私のケースをこの方風に書くと以下のようになる。
申請日→96年11月初旬     長い行列に並ばずに裏口から侵入した日。この時、労働許可     書は申請せず。そのせいであとでもだえる。
インタビュー→97年8月6日     面接の終わりに「3、4ヵ月後にINSより連絡がある」とのこ     とだった。かみさんと激しくケンカ。『グリーンカードへの     道』のストーリーは、まだこの日の出来事で遊んでいる。
*ちなみに友達の弁護士に頼みました。
 てな感じである。
 このグリーンカードの「果てしなく長い待ち時間」に関して連絡をいただ いたのは、この方が初めてではない。以前にも「私、ずーっと待ってんです けど、ひろさんはどうなんですか」という内容の電話をもらったことがあ る。
 その時、私は静かに答えたのである。
 「ひろぴーもよ」。
 今ここで、私の「果てしなく長い待ち時間」に関する詳細を話すことはで きない。なぜなら、それはこれからの大事な大事なおネタちゃんだからであ る。
 しかし、ひとつだけお伝えしたいのは、この文を書いてる時点で、私はま だパスポートに「グリーンカードくれてやるよ」スタンプをもらってないの である。
 安心しなさい。私も仲間ですから。ハッハッハ。
 で、である。問題はこの状態をどうやって脱出するか、それのみでなのあ る。
 ちまたには、過去にこういう状況をスルドく切り抜けた日本人の方々もい るはずなのだが、このタイプの情報というのは、次の世代に伝授されること がめったにない。結果として、「グリーンカードへの道」をただただひた走 る次世代のグリーンカード・ランナーたちは、自力でイミグレの壁にブチ当 たっていかざるを得ないのである。
 これはさびしい。非常にさびしい。
 というわけで、おじさんがそこんとこみっちりアドバイスしてあげたいと ころなのだが、よく考えたら私もまだツッ走ってる最中でないの。
 そこで、一世代前のグリーンカード・ランナーの方々にお願いがあるの。 皆さんがどうやって「グリーンカードへの道」を走り抜いたのか、イミグレ の壁にブチ当たった時、どう対処したのか、体当たりして突き抜けたのか、 秘密のドアを使ったのか、それとも棒高飛び風に飛び越えたのか、その辺の ところをお聞かせいただきたいと思うのである。
 体当たりの仕方、秘密のドアの正体、棒高飛びの棒はどこで手に入るの か、などなどを、私たち現在進行形のグリーンカード・ランナーたちに伝授 していただきたいのである。
 もちろんタダで教えろとは言わない。アスター・プレイスのスターバック ス・コーヒーのミディアム・コーヒーでどうだ。交渉次第ではラージにして あげてもいいわ。
 興味のある方は、「週刊Nuts」編集部、”「グリーンカードへの道」の走 り方をアスター・プレイスのスターバックス・コーヒーのミディアム・コー ヒーと引き換えに伝授します。でも、ホントはラージがよかったりなんかし て”係(TEL: 212-982-3348)までご連絡ください。
                       ひろ
*******************

『今週の歌』

「" Come Here!! " と トイレで怒鳴る 妻がいて
             流し忘れた ことに気がつく ひろ」
******************

『在外投票”もうひと押し”キャンペーン』       〜今週の攻め攻め理事議員4〜

ご協力のほどよろしくお願いいたします。
   〒100 千代田区永田町2ー2ー1    衆議院第一議員会館 341号室    八代 英太衆議院議員様(自民)    FAX (03)3597-2741    JAPAN
         

下のアドレスを押すとメイルが送れまっせ
投書、意見、感想もどうぞ

「週刊Nuts」編集部


Return to Home Page