1998年7月21日号(No.228)




目次

*『白人男性&日本人女性問題投書集1』 ・投書『見えない鎖・前編』 ・投書『白人男性&日本人女性問題について』
*『がんばれ永田町リスト3』
*『Nutsコラム』 ・コラム『ミラー家のヨメ』〜イミグレ奮闘記第6話〜
*『VOICE』 ・投書『エリス島移民博物館にて・その1』
*『編集後記』
*『今週の歌』
*******************

『白人男性&日本人女性問題投書集1』

 さて、「日本人男性大改造論」が始まる前の「白人男性&日本人女性問 題」に関して送られてきた投書の特集なのであります。
 一応、私たち編集部は、「日本人男性大改造論」を始める際に、「もう” 白人男性&日本人女性問題”についての批判だけのウダウダ投書は送ってこ ないでよ〜」と読者の皆さんにお願いいたしました。
 そのせいかどうかはわかりませんが、それ以後送られてきた投書はなかな かおもしろいものが多く、私たちとしましても非常にハッピーなのでありま す。
 そこで、今週から数回に分けてそれらの投書をご紹介することにしまし た。
 再び泥沼の議論に突入しないかしら、と心配な部分もありますが、とりあ えずやってみましょう。
 今回から掲載する投書に対して、「それは違うんでねえかい?」「わ しゃ、こう思う」的意見をお送りいただいても一向に構わないのですが、あ くまでもゲロゲロのくだらない投書は採用しませんので、その点ご了承くだ さい。
 では、「白人男性&日本人女性問題」投書集、お楽しみください。
                  「週刊Nuts」編集部
******************
投書『見えない鎖・前編』
 日本には詳しいと自負する非日本人9名が集まった時のこと。全員が日本 で生活した経験(最低でも2年、2名は10年以上)があり、日本語上達の方法 の話から「日本人の恋人がいたか」に話題が移り、「日本人と“した”こと あるか」におよぶにいたって、私は毎週読んでいる週刊ナッツを取り出し て、最近の男と女の話題を紹介しました。(ちなみに男性4名中の全員「い た」、全員「ある」、女性5名中のWとZ「いた」、W「ある」。)
『疑問 1:日本人女性はそんなにSEXが好きなのか?』
男A:別にそう思わないけど。でも思っていたよりは大胆って場合が結構あ る。
女V:日本の男ってシャイで、あんまりしないのよ。それで女の子が“外人” に求めるの。
男A:俺は知らないぞ。ストレートなんでね。Wは日本人の男と…。
女W:その言い方やめて。…彼は普通でした。シャイなのがいいのよ。
男B:はっきり言って俺はモテたぜ。やりたい時は、いつでもできた。
男C:俺も日本人の女には困らなかった。
男BとC:(日本にいた頃の自慢話を展開。男だけならもっと凄い話になるだ ろうが…。)
女達:あんた達、最低ー。
女X:「日本人の女達」って言い方やめなさいよ。Dの彼女だって日本人なの よ。
男D:まあね。あいつは子供の頃からアメリカに住んでるし、ちょっと違うか も。
女Y:日本人だけじゃなくてさ、アジアの女性って白人男性には引かれるみた い。
女V:私、タイとかフィリピンにも行ったけど、けっこう凄いよね。日本人だ けじゃないよ。
女X:SEXが好きとかじゃなくって、白人男性は弱いのかな。欧米文化に弱い のかも。
男D:人種で見るのおかしい。こんなの個人の趣味なんだから、一般化できな いはず。
男A:でも日本では白人だって事でかなり得したと思う。日本人男性には悪い けど。
『疑問 2:日本人男性はそんなにSEXが下手なのか?』
女Y:日本人の女がSEXが好きなんじゃなくて、日本人の男がSEXが下手なの かも。
女W:…そんなことないと思う。何で私を見るのよ。
他の女達:私たち知らないもん。
男BとC:簡単だよ。“もの”が違う。
女達:(けーべつの視線)
男B:本当だって。おまえ等は分からないだろうけど、俺は“銭湯”にも行っ たんだから。
男A:俺は知らん。自分も特別自信がないからコメントしないでおく。
女Y:あのね、あんた達は勘違いをしている。本当かどうかは関係ないの。
女V:大きさのことは確かにそう聞くけど、女には気持ちや相性の方がずっと 大切なのよ。
男B:すると日本人の女がSEXに満足しないのは、日本人の男は性格が悪いか らなのか。
女V:どーして、そうなるのよ。私は「サイズは関係ない」と言いたいのよ。
女Z:日本の男の人って気持ちを表現するのが下手と言うか、慣れてないだけ だと思います。
男C:でもよ、ほら、ここに書いてある。俺達の方が肉体的にも気持ちよくさ せてくれるって。
女達:あ〜あ。
                            つづく
                     Bay Area の おやじ
投書『白人男性&日本人女性問題について』
   たまに読んでます。グリーンカードへの道が毎回楽しみです。
 ところで最近話題になっている白人男性にもてる(のかほんとうに?)日 本人女性とかの話ですが。
 10ヶ月ほどカナダで暮らした経験がありますが正直言って白人男性にもて た経験はありません。図書館でおやじになんぱされかかったことがあるだけ です。
 そもそもなぜ白人なのか?やたらと白人にこだわる女性がいます(黒人にこ だわる女性もいますが)。私の元同僚も゛私は外人(彼女の意味するところ白 人のこと)と結婚するのよ!!"と言い放ってアメリカ留学へ出かけました。はっ きり言ってそういう女性を見ているといい気分はしません。なぜなら私が昔 そうだったからわかるのです。゛なぜ白人男性がいいのか?"と聞かれてとり あえずこう答えるでしょう。゛女性に対して優しい"とか。でも彼女たちが求 めているのは、優越感だと思います。
 私は昔白人男性と歩いている女性を見てこう思いました。゛かっこいい。 いいなー。私もああなりたい。"彫りの深い背の高い白人男性は一般的な日本 人男性と違ってとても魅力的です。中身は人それぞれだと思いますが。実際 付き合ってみたら結構努力が必要で大変なことだと思います。言葉の壁や習 慣の違いもあるでしょうし。
 白人女性と付き合っている日本人男性もかなり優越感を持っていると思う のですがどうでしょうか? 偏見ですかね?
 ところで私の両親は国際結婚でした。数年前に離婚しましたが。母は在日 韓国人で父は日本人です。母は日本生まれの日本育ちで韓国語も話せません が、結婚当初、国籍が違うだけで色々大変だったそうです。
 日本には皆さんご存知のように゛韓国パブ"なるものが存在します。父はど うも韓国好き、いや、韓国女好きらしく、そこに通っています。娘としては とても複雑な思いです。
 アメリカには゛日本パブ"なるものは存在しないのでしょうか?
 人それぞれ趣味は違うってことですかね。結局は。日本人が好きなアメリ カ人がいれば韓国人が好きな日本人がいて。
 でも白人が好きな日本人にはなぜか腹が立つ。答えが見つかったらまた メールします。
                      匿名希望
********************

『がんばれ永田町リスト3』

   さて、「がんばれ永田町リスト」作戦の第3弾なのであります。
 先週は、この「がん永(なが)リスト」の基本的な構造をご説明しまし た。ちなみに先々週は、そのコンセプトに関する話でしたね。
 本来なら今回から「がん永リスト」の詳細の話を始めたいところなのです が、その前に一応、「がん永リストの未来」について語ってみたいと思いま す。
 前にお話ししましたように、「がん永リスト」が目指す第一のゴールは、 「永田町の人材力アップ」です。私たちNuts軍団が「いいわ」と信じる人材 を永田町に送り込む、あるいはステイさせるのが、この「がん永リスト」を 説明する際に最初に語るべき目標なのであります。
 というわけで、実際に「がん永リスト」が走り出して、応援した人たちが 永田町で活躍し始めたとします(あくまでも仮定の話ね)。その時、私たち Nuts軍団が「がん永リスト」に載った議員さんたちに期待すること、それが これからお話しする「がん永リストの未来」なのであります。
 こういう「政治家応援作戦」でよくあるのが、「将来、応援した皆さんが 一致団結して日本を背負っていってもらいたいもんじゃのう。カッカッカ」 という、仲間作りの意味も込めた応援作戦なのであります。
 しかしながら、この「がん永リスト」では、それとはほぼ反対のことに重 心を置きたいと思ってます。要するに「好敵手」作りね。
 私たちが「がん永リスト」に載った政治家の皆さんに期待するのは、「お 互いに協力したり、激しくぶつかり合ったりしながら、日本の政治をもっと おもしろくダイナミックなものにしてくんなまし」ということになります。 ただ、インポータントなのは、その中の「激しくぶつかり合ったりしなが ら」という部分です。
 ここで言う「激しくぶつかり合う」は、昔、自民党と社会党がやってた、 きっちり役割分担の決まった「ぶつかり合い」ではありません。あの頃の自 民党と社会党の関係は、ピッチャーとキャッチャーみたいなものでして、 ピッチャーが投げた玉をキャッチャーが「批判」というカタチで投げ返して ただけだったのであります。ピッチャーは自分がキャッチャーになるつもり などなく、キャッチャーのほうも「まさかボクがピッチャーなんてね」など と考えてました。
 ある意味で、とっても仲が良かったのですね。
 私たちが「がん永リスト」上の議員さんたちに求めるのは、みんなピッ チャーになってもらうことなのであります。自民党&社会党的な仲の良さな んてクソくらえ。お互いにビュンビュン投げ合える政治家になっていただき たいのです。
 つまり、「戦い」がほしいのです。それも正々堂々とした「戦い」です。
 近代の日本人は、正々堂々とした「戦い」がとっても苦手です。どうして も感情的になってしまい、汚ない手を使いがちなのであります(だから議論 が苦手で、批判・悪口が得意なのよね)。
 それは、日本の政治の世界も同じです。政治の役割は、お互いに正々堂々 戦って、国民にその国の未来に関する選択肢を「ほら、どうぞ」と提示する ことなのに、何を勘違いしてるのか、選択肢を揃える努力もせずに、ただた だ足を引っ張ったり、罵(ののしり)り合ったりするばかりなのでありまし た。
 ったく、国民が哀れよね。
 そこで私たちは、「がん永リスト」を使って、キッチリ「戦える」議員を 育て、国民にとって見応えのある論争をお互いの間で展開してほしいわ、と 考えておるのであります。
 まとめますと、「がん永リストの未来」は、単なる「仲良しサークル作 り」ではなく、「好敵手作り」の方向に果てしなく広がっているのでありま す。
 これで、「がん永リスト」のコンセプト、基本的構造、そしてその未来の 3点セットの説明が完了いたしました。
 それでは、さようなら・・・ではなく、ここから本格的な「がん永リス ト」話が始まるのであります。
 来週は、「がん永リスト」に載るための基本条件:”ナンシー”について お話ししたいと思います。
 お楽しみはこれからよ。
 では。
                     Nuts政虫研
********************

『Nutsコラム』

『ミラー家のヨメ』〜イミグレ奮闘記第6話〜
 彼と私はチャイナタウンにある事務所の一室で焦っていた。移民手続きな んてラクショー!!なんてはしゃいでいた96年の夏頃とは正反対のどん底 の気分で。
 リーガルサービス「NYANA」に全てをまかせてスピーディに面接をゲット したせいか、完全にナメてかかっていたのが悪かったようだ。面接をパスし ても指紋待ちという状況に陥ってしまった。FBIがオッケーサインを出してく れなければグリーンカードの代わりのスタンプも貰えないというので、イミ グレ詣でをしてみたが、面接官になじられ、味方の筈の「NYANA」も頼りに ならない暗黒の日々を過ごして半年が過ぎた。
 似たような状況だったカップルの助言で紹介されたのがイミグレの進行状 況を調査してくれる「調査センター」。ジャンパー姿の調査員氏は焦りなが ら料金表を握り締めてる私達に向かって言った。
 「何とかなると思うよ!」「!」
 この人なら延々と続くイミグレ指紋ブラックホールから抜け出させてくれ るかもしれない・・・。強制送還の恐怖から私を救ってくれるかも! そう 思った瞬間、デブのおっさんは突如レオナルド・ディカプリオも真っ青の ヒーローに見えた。
 「50ドル・・・。」「そっ!イミグレに手紙を送るのは30ドルだけど ね!」
 ちょっと安すぎないか・・・?と疑惑の目に気付いたのか、彼は聞いても いないのに説明をし始めた。「調査料は基本的に50ドルからで、普通はそ れで全てが解決するんですよ!」
 最後の手段なんだから・・・。と思いながら私は鞄をあけた。
                     香月 葵
**********************

『VOICE』

『投書』〜エリス島移民博物館にて・その1〜
 先日、日本からの知り合いを自由の女神に連れていった時のこと。NY観 光のお決まりのコースとして、女神像を見た後にエリス島の移民博物館に 寄ったのだが、そこで思ってもみなかった貴重な話を聞くことができた。ぜ ひみなさんにも知ってもらいたいと思い、今回メールした次第。
 ご存知の方もいるかもしれないが、いま移民博物館では、LAにある日系ア メリカ人国立博物館(Japanese American National Museum)が主催する 日本人収容所の特別展示が行われている。期間は99年1月まで。もちろん予 め知っていて行ったわけではなく、行ったらたまたまやっていただけ。貴重 な話とは、その展示コーナーでボランティアをやっていた日系のおばさんか ら聞いた話のことだ。彼女の名前はJuneさん。推定年齢48才。外見は全くの 日本人だ。日系アメリカ人の男性と結婚し、ご自身はいわゆる3世。両親は 多少日本語を「隠れるように」話したらしいが、彼女自身は100%英語環境で 育った。ご主人が日本に転勤になったのを機会に、日本語を勉強し、7年にわ たる日本滞在でなんとか話せるようになった。ちなみに彼女の姉は、そうし た機会がなかったので日本語は全く話せないと言う。英語が苦手な僕の友人 は、Juneさんからとても貴重な話が聞けたととても喜んでいた。
 話は収容所から始まり、日系社会の世代ギャップや日本人としてのアイデ ンティティーまで大きく広がっていった。では会話の模様を次回以降に詳し く述べたい。
                     原口光弘
************************

『編集後記』

 さて、来る7月30日(木)午後7時よりに「Nuts井戸端会議」を開催しま す。場所は下記の通りです。興味のある方は編集部までご連絡ください。
「Nuts井戸端会議」  日時:7月30日(木)午後7時より  場所:CAFE LOON LOON     162 East 25th Street(3rd Ave.の近く)     TEL: 212-683-7139
 今週は『グリーンカードへの道』はお休みしました。
 では、また来週。
                「週刊Nuts」編集部
************************

『今週の歌』

「日曜の Nuts作りを 真剣に
              考え直そう 外は快晴 ひろ」

下のアドレスを押すとメイルが送れまっせ
投書、意見、感想もどうぞ

「週刊Nuts」編集部


Return to Home Page