1999年3月9日号(No.260)
目次
*『5周年記念お休み号』
*『ジパングに続け!5』
*『VOICE』
・投書「2月16日号(NO.258)を読んで」
・投書「血の歴史の問題について」
*『グリーンカードへの道・第65話』
*『今週の歌』
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『5周年記念お休み号』
まずは、「5周年記念お休み号」話から始めることにしましょう。
皆さん、すでにご存知の通り、この「週刊Nuts」は先週お休みしたのであ
ります。
ちなみに、1994年3月の創刊以来、休んだことは一度もなく、今回が
初めてのお休みだったわけですが、その理由はと言いますと、「週刊Nuts創
刊5周年記念のお休み号だったのよ」ということになるのであります。
通常ですと、こういう区切りのいい「・・周年」を迎える場合は、「・・
周年記念増刊号」とか「・・周年記念パーティ」などという祝い方をすると
ころなのですが、なにせわたくしどもNuts軍団は、別名「あまのじゃく軍
団」なもんですから、どうしてもそういうクサイことができず、「だった
ら、逆に5周年を記念して休んでしまえ」と、何の予告もなくお休みしてし
まったのであります。
ははははははは。
というわけで、先週号は、「週刊Nuts」創刊5周年を記念した、「5年も
こんなミニコミよくやっとるぜ、だからタマには休みましょう」号だったの
であります。
読者の皆さんには、そこのところがちょっとわかりにくかったとは思いま
すが(当たり前じゃ)、まあ、なにはともあれ、この「週刊Nuts」もめでた
く5周年を迎えたわけでして、また新たな気持ちで次の5年に向かって走り
出すつもりなのであります。
カンのいい方はすでにおわかりかもしれませんが、上記の「先週号は5周
年記念のお休み号」というは、あとから無理矢理こじつけた理由でありまし
て、実際には先週、「週刊Nuts」編集部はストマック・フルー(腹に来るイ
ンフルエンザ)のため壊滅状態に陥り、「週刊Nuts」制作ができなかったの
であります。だからお休みしたのね。
でも、それを素直に「病気でした」と告白できる純粋な心は私たちにはな
く、偶然5周年に重なっちゃったもんだから、これ幸いと「記念お休み号」
てなことにしてしまったのです。
転んでもただでは起きないNuts軍団。
この調子でこれからもがんばっていきたいと思います。皆さんもストマッ
ク・フルーには十分お気をつけください。
では。
「週刊Nuts」編集部
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『ジパングに続け!5』
さて、「ジパングに続け!」シリーズの第5弾なのであります。
本題に入る前に、ここら辺でもう一度、このシリーズで扱うテーマの本質
を復習してみることにしましょう。
私たちが、この「ジパングに続け!」シリーズを起爆点として始めたいの
は、「できるだけ正確な日本の姿をアメリカ人に伝えるためには、どうした
らいいのか」ということを考えることであり、なおかつそこで出たアイデア
を行動に移してしまうことなのであります。
つまり、日本に関する情報発信というのが、ここでのビッグテーマであり
まして、今後もそれを軸に話を進めていくつもりなのであります。
このシリーズのビッグテーマの再確認は以上になります。
ところで、その「日本に関する情報発信」というテーマの中に、「偏った
日本像をアメリカ人に伝えるメディアがいやがったら、そいつを叩くわよ」
という項目があります。要するに、日本の情報をアメリカ人に対して発信し
ようとしてる私たちの邪魔をするウンコタレたちにカンチョーしてあげま
しょう、ということです。
なかなか楽しいそうな項目なのですが、でもそれはあくまでも全体の中の
枝葉の部分でありまして、それ自体がここでのビッグテーマになることはあ
りません。
しかしながら、一方で、「日本の情報をアメリカ人に対して発信しようと
してる私たちの邪魔をするウンコタレたち」にしっかりと「カンチョー」す
るための具体案というのも練っておく必要があります。
そこでですね、とりあえず情報発信の話は置いといて、ます最初に、その
ウンコタレたちへのカンチョーの仕方というのをちょっと考えてみたいと思
います。
カンチョウーの方法はいろいろあります。ジパング軍団がやったような
「批判本を出す」という強力なカンチョー法もありますし、お手軽なところ
ではそのウンコタレ・メディアに投書するとか電話するなどの軽めのカン
チョーもあります。
ただ、多くの人たちにとっては、「批判本を出す」なんてことは到底不可
能な話ですから、それは横に置いておきます。
私たちがここで力強くお話ししたいのは、「投書」についてなのでありま
す。それは別に「Nutsにもっと投書送ってちょ」ということではなく、前記
のウンコタレたちに対するカンチョーとしての「投書」なのであります。
世の中には、「投書なんか・・・」という具合に投書の威力をひじょーに
低く見ている人々が少なからず存在しております。
しかしながら、投書というのは、使い方次第では、読者にとって強力な武
器になり得るのだ、がはははははと話を続けたいのですが、もうスペースが
なくなっちゃたから、今週はこんな腰砕けなポイントで終わらせていただき
たいと思います。
詳しいことは、また来週。
では。
「週刊Nuts」編集部
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『VOICE』
投書「2月16日号(NO.258)を読んで」
こんにちは。はじめてメールします。
たこ焼き屋(ちがう、お好み焼き屋)計画の話とても面白いです。たこっ
てどうしてもだめでしょうかねえ。寿司に慣れたように、たこにも慣れない
かしら。
「アメリカで起業」の際のビザの申請の問題、私も知りたいです。会社は
比較的すぐに起こせるしお金もあまりかからないって聞きましたが、最初は
どこか企業で働き、その間に起業するとか?
今までも時々読んでいましたが、HPで読むとつい料金がかさんでしま
う・・・。こんど「まぐまぐ」のページに行ってみます。
私は、マンハッタンに「アルデンテのスパゲティを食べさせる店」がない
のが不満です(知らないだけなのかもしれませんが)。私もダンナも、かす
かに芯を感じるくらいのスパゲッティが好きなのです。ところがマンハッタ
ンのお店はみんなうどんのようなスパゲッティを出す店ばかり。
私が店をやるなら、和風メニュー(たらこなど)を取り入れたスパゲティ
専門店をやりたいです。麺はもちろんアルデンテ。新宿紀伊国屋の地下にあ
る、スパゲッティのカウンター形式のお店を知っていますか?めざす雰囲気
はあんな感じ(もう少し小綺麗でもよい)。あそこの麺は生パスタなので、
ちょっとアルデンテとは違いますが。
「ある駐在員妻の生活」を読んで。匿名希望さんへ。
『たまたま付き合った人がその条件を満たしてて、まぁ、恋愛に疲れてい
たとか、そろそろ結婚でもして親を安心させるかと思って(勿論その人の事
がすきだったけど)結婚しました』
結婚ってそういうものじゃないと個人的には思いますです。私は、「この
人とずっと一緒に生きていけたら・・・」と思ったとき、結婚を決めまし
た。
『また、日本の男共が、女に若さと、無知と、扱い易さを求める限りこの
手の(一昔前の三高神話信望者)は消えないと思う。今猛烈に結婚にそして
女に産まれてきた事を後悔してます』
もちろん、女に「若さと無知と扱いやすさを求める」人もいるでしょう。
でも、「回りの駐在員妻は・・・」「日本の男どもは・・・」って、十把一
絡げにしないで、よく見てください。いろんな人がいますよ。後悔するひま
があったら、学校でも行って何かスキルを身につけて、そんなつまんない男
と別れて、一人立ちしたらどうですか?女に産まれたことに後悔するなんて
もったいなさ過ぎる。ちょっと見方を変えれば、女のほうが自由に動ける、
かもしれませんよ(これは個人にもよるけど)。
ちょっとキツイかもしれませんが、これはあなたに対するエールのつもり
です。乱筆乱文失礼いたしました。
同じく、日本人と結婚した日本人の駐在員妻より
投書「血の歴史の問題について」
始めまして。きゃさりんと申します。いつも楽しみに読ませてもらってま
す!
「血の歴史の問題」。そうなんです。私もこの永遠のテーマに悩まされて
る一人です。
『私たちが言わんとしていることは、すでにクリアーだと思います。「ウ
ンコ=木陰」関係の数千年の歴史が私たちの血の中に残ってるために、現代
の日本人が図書館あるいは本屋などの木の匂いが漂う場所にいると、その
「血の歴史」が刺激され、それによっていたたまれない便意をもよおしてし
まうのであります』
ちょっと前ですけど、日本のバラエティ番組で(うっちゃんなんちゃん
の)このテーマに関する実験をやってました。症状がおこる視聴者50人く
らいを集めて、仮説、例えば本のインクの匂いとか密室圧迫説とか直立説と
かいくつものパターンで実験してました。
最初は、直立説で、真っ直ぐ30分くらい立っていきたくなる人はいるか
というかんじで、徐々に条件を付け加えていって...何もないところか
ら、本棚を立てるところまでは問題なかったのですが、周りをついたてで囲
むと数人便意をもよおしてました。
更に、それまでは「トイレはこちら」と言うように看板が出てて、いつで
も行ける状態になっていたのを、看板を外し、「今からトイレへは行けませ
ん」とアナウンスすると10人、20人とどんどん我慢できなくなってき
て。
ということで、TVでは、本屋、ビデオレンタル屋では、お客さんの人数
に対してのトイレの絶対数が少ない、または、トイレがないという心理状態
が便意をもよおすという結果になってました。
因みに、思い出してみたんですけど、そう言えば学生の頃、試験時間にな
るといつもおなかが。。。って感じでしたね。行けなくなるという心理状態
がそうさせるのかなと。
それまで、私だけカナと思っていたのが、こんなにたくさんの人が同じ症
状に襲われていると知ると、なんだかうれしい気分です。(^_^;)
P.S.全く話しは変わりますが、私は、USAでARTを学ぼうと今情報収集
をしているのですが、どなたかその辺り詳しい方はいらっしゃらないでしょ
うか?NYCに本当は行きたいんですけど、なんせ物価が...(-_-;)
きゃさりん
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『グリーンカードへの道・第65話』
私は今、イミグレの待合室で、自分の名前が呼ばれるのをじーっと待って
いる。
座っているのは、その部屋の後ろのほうのイスで、そこから待合室全体が
見渡せる。
すでにグリーンカードのインタビューは行なわれているようで、たまに面
接官らしき人物が奥の部屋から出てきて誰かの名前を呼び、その人物及びオ
マケ(配偶者やロイヤー)を部屋の中に連れ込んでいる。
今のところ、面接官はふたりだけのようだった。ジューイッシュっぽいお
じさんと黒人の太ったおばさんのふたりだ。彼らが交代で奥の部屋から出て
くる。フツーはもう少しいるはずなのだが、今日はやたらと少ない。
ジューイッシュのおじさんのほうは、なかなか愛敬があり、面接官として
はひじょーに好ましいオーラを漂わせていた。一方、黒人のおばさんのほう
は、笑いもせずに獲物を奥の部屋に連れ去るのみだった。
こういう場合は、当然、前者に面接してもらいたいと考えるのがフツーで
ある。その時私もそう考えていたし、その部屋にいた全員が、「あのおじさ
んに当たりますように・・・」と心の中でお祈りしてたのは間違いないだろ
う。黒人のおばさんには悪いけど。
一番前の列に落ち着きなく座っていた中近東系の男性はどうしたのだろ
う。立ち上がって、一番前の列を見る。
あ、まだいる。相変わらず落ち着きなくキョロキョロしながらそこに座っ
ていた。トイレにでも行きたいのだろうか。
その時、奥の部屋からジューイッシュおじさんが出てきた。彼は、カウン
ターにある紙を一枚取り上げて、そこに書いてある名前を呼んだ。
「○○○○○」
その名前はイスラム系のサウンドを響かせていた。
すると、一番前に座ってた落ち着きナシ男性が突然立ち上がり、カウン
ターへと歩み寄った。
落ち着きナシ男性がジューイッシュおじさんに何やら強く訴えている。私
のいる位置からは彼の声は聞こえないが、その背中の筋肉のビクリビクリと
いう動きがすべてを物語っていた。
「でも、それはやっぱりダメだよ」
ジューイッシュおじさんがそう言うのが聞こえた。
「ひとりで面接は無理。奥さんと一緒に来ないと」
な、な、なんと、その落ち着きナシ男性は、ひとりで面接を受けようとし
ているのだった。
おそらく彼はアメリカ人のかみさんと結婚したのだろう。それでグリーン
カードを申請し、晴れて本日インタビューすることになったに違いない。で
も、何かの理由でかみさんが面接に来れなくなったのだ。
そこで彼は考えた。
「ひとりでインタビューが受けられるように面接官にお願いしてみよう」
彼は不安いっぱいで自分の番が来るのを待ち続けた。そしてやっと自分の
名前が呼ばれた時、彼はかみさんが今日来れなくなったことをジューイッ
シュおじさんに一生懸命説明した。
でも、現実は厳しかった。彼は、ジューイッシュおじさんに当たり前だけ
ど「ひとりで面接は無理。奥さんと一緒に来ないと」って言われちゃったの
よ。
しかし、とりあえずチャレンジしたその勇気は評価せねばなるまい。パチ
パチパチパチ。
彼は結構ネバったが、結局諦めたらしく、ジューイッシュおじさんに
「OK」と言ってカウンターを離れ、そのままドアへ向かって歩き始めた。
そして彼は、「Fuck!」と静かにひとこと言って、待合室から出ていった。
ひろ
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『今週の歌』
「ストマック・フルーのあとの 初めての
メシは当然 ポーク・カツカレー ひろ」
下のアドレスを押すとメイルが送れまっせ
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