1999年12月28日号(No.302)




目次

*『1999年の反省』
*『VOICE』 ・投書 『Different Colors』
*『編集後記』
*『たわごとコラム』
*『今週の歌』
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『1999年の反省』

 さて、今年最後の「週刊Nuts」、まずは毎年恒例の「今年の反省」から始 めることにいたします。
 無残な年でした。ホントに何もできなかったですね。
 ついでに、この「週刊Nuts」の発行日はズルズル遅れるわ、月刊の「ぶり てんNuts」はなかなか出ないわ、と普通にやってることまでおろそかになっ てしまいました。いけませんね。
 と、反省ばかしの99年なのですが、ま、とりあえずそれぞれの作戦をお さらいしてみることにいたしましょう。
1)「Nuts TV作戦」
 知らない間に連載がストップしてしまいましたが、この作戦はまだ生きて おります。撮りたいものもたくさんありますし、同作戦の必要性はグイグイ 高まっておるのですが、なんせ忙しくて。来年はしっかりやります。たぶ ん。
2)「Nuts本作戦」
 なんだが懐かしい響きですね。「Nuts本作戦」。まるでひとごとのように 言っておりますが、これもできるだけ早くやっつけねばならない作戦のひと つなのであります。これまでの「週刊Nuts」をまとめるだけなのですが、 日々の「週刊Nuts」作りで忙しく、なかなか本作りの時間が捻出できないの が困ったもんだぜベイビー。ホントに困っとんのか。
3)「コミラジNuts作戦」
 これも懐かしゅうございます。正確には「コミュニティ・ラジオNuts作 戦」。要するに私たちNuts軍団がここニューヨークでラジオ番組を持つとい う作戦ですね。ただ、この作戦を実行するにはお金がかかります。結構いっ ぱい。だからお金がたまるまで待つしかないのよ。「どうやってためるか」 という問題もあるんだけど、それは来年の宿題。
4)「Nuts株作戦」
 株をやろうという作戦。1000ドルぐらい出してね。で、その模様を 「週刊Nuts」紙上で連載しようと思ったんですけど、どこにあるそんな金。 でもなんとかやりたい。どうにかならんもんでしょうか。
5)「駐妻Nuts作戦」
 駐妻(日本人駐在員妻)のためのミニコミを作ろうという作戦なんですけ ど、私たちNuts軍団側が忙し過ぎてなかなか前に進まないんですなあ、これ が。ただ、ライターはすでに集まっておりますので、いつでも始められま す。だったら始めろよ。一方で、ピアノ・バー・ガールズのためのミニコミ も作りたいなあとか考えてしまっておるのですが、いかがなものでしょう か。その名も「PバーNuts」。かなりおもしろいものが作れるんじゃないか と思うんですけど。
6)「nynuts.com作戦」
 Nuts軍団のサイバー基地「nynuts.com」を立ち上げようぜ、とキバって 早数ヵ月。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。ご機嫌うかがっとる場合 ではないですね。失礼いたしました。すでに「nynuts.com」のドメイン・ ネームはキープしてあるのですが、ホームページをいじくる時間ってヤツが ないんですなあ。この年末にやっつけてしまおうという案もあるのですが、 案はあくまでも案ですからね。人生、何事もしばられてはいけません。違う だろ。それにしても、ひとりツッコミのオンパレード。
7)「在外投票作戦」
 これに関してはシコシコレベルではやっておりますね。在外投票シール作 戦とか。でも、まだまだ足りません。楽しさが。こう、もっと「うひゃー」 という感じがほしいですよね。何が「うひゃー」なんだかわかりませんが、 来年はふんばり年。もしかしたら初の在外投票があるかもしれません。気合 いを入れて楽しむことにいたしましょう。
8)「NYJJクール作戦」  この作戦をイチから説明しますとやたらと長くなってしまいますので、ポ イントだけをご紹介いたしますと、ニューヨークに住む4つの日本人軍団を 応援する、という作戦なのであります。それなりに応援はしております。い や、ホント。でも派手さが足りませんよね。それはイコール(=のこと)私 たちの力不足、ということなのであります。深く反省。来年こそはがんばら ねば。
9)「NYJJ雇用倍増作戦」
 そう言えば、そんな話もありましたね。すっかり忘れてましたけど、作戦 自体はまだ生きております。ぶっちゃけた話、この作戦については来年のア タマぐらいから本格的に動き出します。ただ、仕掛けがデカいので、実現さ せるにはそれなりの時間がかかります。でも本気で実現させる気の私たち。 いや〜、なんとかなるだろ。
10)「Nuts塾作戦」
 これも今年中に出発する予定だったのですが、「忙しい」というイクス キューズのせいで実現できませんでした。いろんな人を呼んでお話ししても らうという企画なのですが、来年はぜひともやりたいですね。がんばりま す。
11)「英語Nuts作戦」
 英語Nutsは、月刊の「ぶりてんNuts」のほうで展開する予定だったのです が、なんせ本体の「ぶりてんNuts」が滞(とどこお)っておるもんだから大 変よね、まったく。ただ、英語での発信は、今後もっともっと重要になるは ずです。だからしっかりやらんといかんのですが・・・ハハハハハ。これも がんばるしかないでしょ。
12)「Nutsムービー作戦」
 この作戦も金がかかるんだなあー。いやね、映画の脚本のコンペをやっ て、1位になった人にお金をあげて、その映画を作ってもらいましょう、と いう企画なのですが、一体その金をどこから持ってくるんだよ、という話 ね。金落ちてねえかな、その辺に。金持ってる人、少しくれません? 貸す んじゃなくてちょうだい。ダメかしら。
13)「やりメシ作戦」
 正確には、「やりたいことでいかにしてメシを食うか作戦」になります。 これは、(9)の「NYJJ雇用倍増作戦」と密接に関係しておりまして、同作 戦をやっつける過程でこの「やりメシ作戦」も制覇してしまおうと考えてお ります。ニューヨークに住む日本人にとって、このテーマはビッグです。あ る意味でニューヨークは、そのための街ですからね。一刻も早く片づけねば ならない、でも結局は永遠に追いかけてるネタなのであります。来年早々に 取り組む予定です・・・つもりです・・・おそらく・・・たぶん・・・ Maybe・・・いや〜最近寒いですのおー。
 以上が99年度の反省になります。
 いかがでしたでしょうか。今年、私たちがいかに怠(なま)けたかがおわ かりになったかと思います。こんな状況は「週刊Nuts」の発刊以来初めてで すね。単に忙しかったのか、パワーが落ちたのか、それともヤル気がなく なってしまったのか。全部当たってるような気もするのですが、ま、それは それでしゃあないですね。
 来年は、前記の他にもいろんなネタがどうしても発生してしまう予定です ので、もしかしたら今年よりも無残な展開になってしまうかもしれません。
 Nuts軍団の日本進出とか、在外投票の本番とか、チャイニーズ&コリアン へのアプローチとか、Census 2000とか、結構デカいネタがいろいろあるの よね。
 できれば来年はちょっとノンビリしたいんですけど、これらのネタはどう してもやっつけねばならないワケでして、またまた激しい1年になりそうな のであります。
 2000年度の予定については、来週お話しいたします。
 「1999年度の反省」でした。
 では。
                  「週刊Nuts」編集部
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『VOICE』

@投書 『Different Colors』
 ネガティブな始まりで申し訳ないけれど、私は人付き合いが悪い。という より少ない友人で満足してしまって浅く広い付き合いはあまり望まない。そ れでもええ年こいた大人でティーンネージャーのように誰彼ともなく中指を 立てている場合ではないので”これは、どう考えてもメシの途中で話に困る ぞ”と100%わかっている相手とでも誘われれば飲みに行かなければなら ない場合も出てくる。
 私の事はまあいいんだが、はたで見ていたり、友人から話を聞いたりする と、”どうしてあの人とあの人が仲がいいんだろう?”と首をかしげたくな る人々も少なくない。そんな時いつも思い出すのがマンガ家西原理恵子の名 言”人は人、我は我、されど仲良し”だ。、、、深い。年を経るごとにこの 言葉の深さが沁みてくる。どうにも自分の性格と合わない人でも、それはそ れで付き合うのも何かの縁なのだろう。そうして私情を抜きにして冷静に なって人を見るようにすると周囲の人間関係が色の組み合わせに見えてく る。例えば、”ショッキングピンクと群青色の人が一緒にバーへくけれど彼 らの話題は何だろう?”とか。これは絵を描いているようで面白い。ちなみ に私のなりたいカラーはイエローオーカー(黄土色)だ。絵を描いていた 時、どんなきつい色でもこれを混ぜると柔らかい色になって絵がまとまるか ら愛用していたのだ。理想に反して他人から見た私は蛍光色なのかもしれな いが。
 ところで、色に例えて”ババ色”な人もいる。ショッキングピンクでも カーマインレッドでも何色でもいいが、ババ色なのは大変困る。子供でババ 色ならまだ直しようもあるんだろうが、大人はそうもいかない。ババなもん はババやねんから仕方ないやんけのうこのババ野郎と諦めるより仕方が無 い。他に混ぜようもないからそれこそ使い物にならんと言うしかないだろ う。お気の毒である。まあがんばれやとだけ言ってあげようか。、、、これ を書いていて思い出したが、今ブルックリン美術館でゾウのふんを使った絵 が展示されているそうだ。ゾウ好きの私としては是非観に行きたい。それも ババじゃないかと言われそうだが、草食動物のウンコと人間のウンコは違う ぞだいたい食ってるもんが、、、もうやめよう。ババばなしは。
                       修
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『編集後記』

 「在外投票シールの問題」と「L.I.Cジャパン・タウン化作戦」は、最近お 休みしておりますが、できるだけ早く復活させる予定です。「ピアノ・バー 覆面座談会」の続編もありますし、紙面は大賑わい。あと問題は内容です ね。
 実を言うと、「週刊Nuts」の紙版に関しては、近頃はけ具合がひじょーに いいのです。読者の方々は正直ですから、少しでもつまんなくなると、それ がはけ具合に見事に表われるのであります。おもしろいものです。
 でも、こんなことで満足しててはいけません。ネタをもっときちんと煮詰 めれば、この「週刊Nuts」はまだまだおもしろくなります。これも来年の テーマですね。
 というわけで、今年の「週刊Nuts」はこれで最後になります。あとは無事 に2000年を迎えるだけです。何も起こらないことを祈りながら、 1999年を終えることにいたしましょう。
 よい年をお迎えください。
 では、また来年。
                 「週刊Nuts」編集部
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『たわごとコラム』

 1999年が終わる。つまり90年代が終わるのである。
 この「週刊Nuts」が始まったのは、94年3月。Nutsは90年代に生ま れ、90年代と共に成長してきたのだ。
 「ホントに成長したのか」という問題もあるが、気にするな。捨ててお け。
 それにしても、90年代というのは、私にとってベリー・インポータント な10年であった。
 90年代が始まろうとする数ヵ月前、私はインドのニューデリーにいた。 ある日、レストランで飯を食っていると、となりの席にいた白人4人組み が、「ベルリンの壁が崩れた」なんていうたわごとを語ってるではないか。
 「そんなことが起こるわけねえだろオメエら」。彼らの話を聞きながら、 私は心の中でそう思った。
 でも、現実にベルリンの壁は崩れちゃった。そして私の人生もそれと同時 に大きく崩れ始めたのである。
 上海から神戸に向かう船の上から投身自殺しようとしたが、恐くて恐くて 失敗。そのまま日本に上陸し、熊本に帰った。それから上京。東京での2年 間、つまんなかったなあ。お次はニューヨークで、ウエイターとして働きな がら大学に通う。苦学生っぽいけど、じぇんじぇん勉強しなかったから苦学 ではない。どちらかと言えば遊学生。授業中、「竜馬がゆく」読んでました から。
 その遊学生がナニを血迷ったか、在外投票運動なんてえのにインボルブし てしまう。そのあとすぐに「週刊Nuts」発刊。それ以降の出来事は、「週刊 Nuts」のバックナンバーをお読みいただけたらわかるはずだ。
 激しい10年だった。オマケに知らない間に結婚してやんの。うちのかみ さんに初めて会ったのが、92年の春。90年代の約80%は、かみさんと 一緒だったわけだ。道理で激しいはずだ。
 就職もした。自分にとっては意外だった。職に就くってことが。でも、 やってみれば結構楽しく、今でも続いているんだから、世の中やってみなく ちゃわからない。
 そんな私の90年代が今、終わろうとしている。
 と、自分のことだけをウダウダ書いちゃいましたけど、皆さんの90年代 はいかがでしたでしょうか。
 ここに来て、世の中の目は、これまでの「100年」のほうに向けられて いる。90年代なんて無視されっぱなし。メディアがそういう態度だから ね。
 でも、今を生きる私たちに関係あるのは、この「10年」のほうなんじゃ ないかしら。
 90年代、自分が何をやったか。そして何をやらなかったか。
 私が90年代直前に体験した、あの「崩れ感」。それと似たようなもの を、私は今回のクリスマスに大活躍したインターネット上のオンライン・ ショッピングに感じてしまう。
 再び時代が崩れようとしている。
 私の人生も再び崩れるのか。崩れるものなら崩したい。でもかみさんとの 関係はまだよ。本物のグリーンカード、まだGetしてないからね。
 90年代も残り数十時間。その「数十時間」の使い方として、自分の90 年代を振り返るのもなかなかオツなもんだ。
 向こうでかみさんが吠えている。行かねばならない。
 90年代が終わって、次は・・・・・・一体、次の10年をなんと呼べば いいのか。呼び方さえわからないではないか。早速、時代が崩れ始めてい る。
 はい、わかりました。今、行きます。
 じゃ、そんなわけで。
                     ひろ
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『今週の歌』

「90年 迎えた夜は 熊本の
        実家のコタツで 寝てたよなオレ ひろ」

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