2000年4月11日号(No.314)
目次
*『在外投票登録受付よ』
*『今週の問題』
*『日本の問題』
*『VOICE』
・投書『おじさん・前編』
*『ざいとーNuts』〜シール&ボード作戦復活〜
*『今週の歌』
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『在外投票登録受付よ』
今週は最初から在外投票ネタなのである。ついでに、これから1、2ヵ月
間は在外投票ネタのオンパレードになるはずだ。このネタがつまんないのは
私もよ〜くわかっている。でもここはちょっと気合を入れねばならない。な
んせ初めての在外投票が来るんですからね。
皆さんもうご存知の通り、オブチさんの入院、首相交代などが急にドドド
ドドーと起こったわけだが、その結果、選挙も完全に早まってしまったので
ある。
「どっちみち、選挙があんのは9月か10月だろ」と余裕かましていた私
にとっては、突然のパール・ハーバー。いきなり6月に選挙が来るっていう
んだからなあ。
6月にあるってことは、つまり在外投票も実施されるということなのであ
る。以前にもお話ししたように、私たち海外に住む日本人は5月以降に実施
される選挙から投票できる。
てなわけで、Nuts軍団としては、第1回の在外投票に向けて準備しなけれ
ばならないことが山ほどある。冗談だったらいいのだが、ホントに山ほどあ
るんだから参るね。
まずはなんと言っても「在外投票の登録」である。とりあえずゲームに参
加しないことには何も始まらない。前フリが長くなったが、この文の本題は
そこにある。
ちまたのウワサによると、今度の衆議院選挙は6月の中旬から下旬になり
そうな気配である。その選挙に海外から投票するためには、遅くても5月上
旬には登録を済ませておく必要がある。
もう一度言う。5月上旬までに登録を済ませておかないとヤバイかもしれ
ないのだよ皆の衆。
そこで、紀伊國屋書店での在外投票登録受付なのである。今度は4月22
日(土)に開かれる予定だ。詳しいことは下記の通り。
* * * *
「 紀伊國屋書店での在外投票登録受付」
日時:4月22日(土)午後1時ー6時
場所:紀伊國屋書店/カフェ横(ロックフェラー・センター)
持参するもの:
1)パスポート(パスポートの提示が困難な場合は運転免許
証、その他写真付きIDを持参の上、ご相談ください)
2)現住所に3ヵ月以上居住していることを証明する書類1
通(運転免許証、公共料金の領収書等)
* * * *
3月21日号にも書いたように、登録の際は自分の本籍を確認しておいて
ほしい。それとできたら日本での最終所在地も。
もしかしたら、5月に入ってからもう1度、領事館の皆さんによる出張登
録サービスがあるかもしれない。でもそれは完全に未知数だ。もしないとす
れば、あとは領事館に行って登録する方法しかないのだが、わざわざ領事館
に行くのも結構ペイン。だったら今回、一気に済ませてしまおうではない
か。
領事館の皆さんの計らいで、前回の「午後2時ー5時」から今回は「午後
1時ー6時」と受付時間が2時間増えた。感謝感謝である。それと毎回場所
を提供していただいてる紀伊國屋さんにも感謝。
読者から「登録の話だけじゃなくて、各党の政策とかも書いてよ」という
声が届いている。その通りである。でも、今はまず登録だ。
各党の政策を知る方法などいくらでもある。インターネットを使えば1発
だ。そういうことは6月に入ってからもできる。しかし、登録は待ってはく
れない。繰り返しになるが、5月上旬までに済ませておかないとアウトにな
る可能性が高いのである。
この号の「今週の問題」の中でも書いたが、「在外投票の楽しみ方」につ
いてはこれからじっくりお話しするつもりだ。
だから皆さん、今はとりあえず登録に走りましょう。登録してないと、
楽しむにも楽しめないですからね。
そんなわけで、4月22日紀伊國屋にてお会いしましょう。
ひろ
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『今週の問題』
というわけで、「今週の問題」も在外投票ネタである。
先にも書いたように、選挙が来てしまうのである。それも6月に。
正直言って計算がズレたね。すんげえズレた。だってなんも準備してねえ
んだもん。
準備というのは「在外投票の楽しみ方」についてである。
私が在外投票に関してしょっちゅうツベコベ言ってるのは、在外投票に熱
い思いを持っているからでも、「国民の義務として選挙には参加しなくっ
ちゃね」という高尚な信仰を持つからでもない。
私はただ単におもしろくて楽しいことがしたいだけなのである。それも大
規模の。
選挙というのは、基本的に楽しむものである。「日本の政治はどうしよう
もねえからオレは選挙に行かねえぜ。てやんでえ」とか言ってプンプン怒っ
てる人間をときどき見るが、こういう人はなにかを勘違いしていると私は思
う。
怒ってどうする。身体に悪いぞ。
また、完全無関心型の人もいるが、彼らは彼らでお楽しみのチャンスを逃
してるように思う。
選挙はお祭りである。したがって国政選挙である今度の衆議院選は、全国
規模のお祭りということになる。
それに参加しない手はない。
でも、問題はその「楽しみ方」だ。
来週から2ヵ月ぐらいに渡って「在外投票の楽しみ方」を連載する。それ
専用のホームページもオープンする予定だし、メールマガジンも出してみよ
うかなあーとか考えている。
カタくてつまんないネタだが、約2ヵ月間お付き合いいただきたい。読ん
でるあいだに私が言う「楽しみ方」がおわかりいただけるはずだ。わかんな
い場合は、ま、そういうこともあるってことだね。忘れてくれたまえ。
そんなわけで「在外投票の楽しみ方」、始まります。
ひろ
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『日本の問題』
今回は、私が東京で感じたアレコレをだらだら語ってみようと思う。
朝、六本木の交差点を辺りをキョロキョロしながら歩いていた私は、横断
歩道を渡ろうとしている少女を見つけた。
年の頃5、6歳。制服を着ている。かわいい。
おじちゃんね、ニューヨークから来たんだよ。ニューヨークっていうのは
ね、八丈島の向こうにある街でね、頭のヘンな人たちがたくさん住んでて、
おじさんもそのひとりなんだよ。だから誘拐させてくんない?
と話しかけてみようかと思ったが、やめた。
信号が青になって、その子が横断歩道を渡り始めた。
「逃したな」と思いながら、少女の後ろ姿を見送っていた私は、あること
に気がついた。その子は右手を上げて横断歩道を渡っていたのだ。
私は思った。「なぜあの子は右手を上げているのか」と。そして気がつい
たのである。日本は「手を上げて横断歩道を渡りましょ」の国だったこと
を。
私は心の中で愕然とした。私がショックだったのは、日本が横断歩道を手
を上げて渡る国であるということではなく、その事実をすっかり忘れていた
私自身に対してだった。たった数年しか日本を離れてないのに、横断歩道を
渡る基本を忘れてしまうなんて・・・
「こりゃすっかり忘れてましたね。ははははははは」
立ち直りの早い私だった。
場面は変わって、ある地下鉄の駅でのこと。ニューヨーク式にあまり線路
に近寄らずに電車を待っていると、他の日本人たちがジベダに線が引いてあ
るところに次々と列をなすではないか。
「あ、そうか。日本はこんなふうに並ぶんだよなあー」
私は、その列に加わりもしようとせずに、キチンと並んでいる人々をなが
めていた。
でも一番前の人なんか、ホームすれすれだったぞ。悪いけど、押すよボク
は。あれは後ろから押したら一発だね。列の一番後ろに並んでる人の背中を
強く押したら、人間ドミノ倒しができると私は見た。
ニューヨークにときどき現われる「押し魔(電車を待つ人を突然後ろから
押して線路に突き落とすクレイジーな人々)」にとって、あれは大変な誘惑
の場となるだろう。突き落としてちょうだいと言わんばかりの人々の列。私
が「押し魔」だったら、獲物だらけでオー・マイ・ガーだ。それも、もしか
したらひと押しで2、3人いけるかもしれないし。「押し魔」天国、東京。
いくら日本は安全な国とは言え、あの人間の配置はあぶないと思う。サリ
ン事件、脱線事件に続く電車大惨事第3弾は、日本人「押し魔」による人間
ドミノ倒しになるだろう。少なくとも、今回私は押したくなった。
これまでそういう事件が起きなかったのは、ある意味ミラクル。でも、
これからは起こるよ。
私は、東京にいるあいだ中、できるだけ列の後ろのほうに並ぶよう心がけ
た。
ひろ
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『VOICE』
@投書『おじさん・前編』
最近Nutsを書いているオジさんが、"いつまでも年よりにこんなもの書かせ
るなよ"とか"若いやつらは何かいいたいことはないのか" というようなこと
を言っていたと思う。若いやつらは、そんなことを言われると余計そのもが
いているおじさんをす通りしていくんじゃないかな? これはオジさんが泣
いているのは気持ちいいとか、オッさんたちの不幸は楽しいなんてことじゃ
ない。ただオッチャン連中からつつかれると身がまえる、というかバリアを
張ってオッさんとの距離を保とうとするよ。読みはするけどこっちの情報は
やらないよ、って感じだ。特にたいしたものは持ってないけど(ほとんど何
もない)。
でもInternetの方では若いやつらも何か言ってるのかな?
Chat感覚で楽かも。投書は面倒だし。じゃあお前はどうして今これを書い
ているんだ?と聞かれるでしょう。
1) 25になって、そう若くもない。20代前半のやつらなんか違う世代に
見える。
2) 最近オジさんたちと接触があった。
変な意味じゃないよ。話す機会があったということです。変な話じゃない
よ。それをどうにか処理したい。(1)はどうでもいいとして問題は
(2)。
大学を卒業して就職は気が進まないが、金の方も問題が出てきてビザとか
考えるとやっぱり就職かということであちこち行って来たけど、オジさんた
ちの反応はすごいね。
オジさんたちは偉いよ。就職の動機はもう書いたけど、そんなやつを前に
オジさんたちはよく喋ってくれる。しゃべっている途中でこいつなにか見せ
るかもしれない(変なものじゃないよ)と思っているのだろうか? でも最
後には"きみは誠実そうでまじめな青年に見えるが、もっと元気を出して自分
を表現しなさい"みたいなことでしめくくられる。
つまり、こいつみたいな若いやつらは掃いて捨てるほど見てきたが、一応
何があるかわからないし、でもやっぱりな、で終わり。"こいつみたいなやつ
ら"とはおそらく60%ほどの若いやつら。特に害はないが役に立ちそうもな
い、おとなしいやつら。ちなみに残りの40%のうち30%はEastVillege
風(風というのはそれみたいだけどやっぱり違うだろう、むちゃくちゃへん
だよ組)。3%はこの子の親たちはいい投資をしたなと思われるやつら。7
%は見たこともないやつら、ということがオジさんたちの目から見てとれ
る。そう見られても仕方ないと思う。就職の動機もあんなのだし、アメリカ
の大学を出たやつらは何かと自己主張が強いらしいが、さらに悪いことに
こっちは芸術専攻だったのだ。
Artやっているやつは1番たちが悪いのだろうな。変な形で自己主張す
る。Visual Communicationに妥協はできない。もちろんそんなこと言わな
いし、考えもしない。友達を参考にした。
でも面接中"ここでいったい何をやっているんだ?"ってよく思う。そう思う
のは最初からわかっている。Art MajorのやつらなんてWordとか使えるけど
詳しくは知らない。Excelなんてさっぱりだ。そんなやつらが見つけられると
言ったらQuarkXpressを使って地味な仕事だろう。翻訳の仕事もほとんど同
じだ。
第一、Artを専攻することは就職をほぼ拒否してるってことだし(グラ
フィックアートやコマーシャルアート系のやつらは知らない)、将来はフ
リーランサーってことを考えてることでしょう。でもフリーではビザ出ない
からね(超有名じゃない限り)。で、回りまわって面接なんか受けたりし
て、結局アホ以外の何者でもない。
でもそのアホを前にオジさんたちは"ひょっとしたら磨けば光るものがある
かも"トークをえんえんとしてくれる。ほとんどがその会社について(当然
だ)こんな会社で今までこうしてきてこれから云う云々、今何が出来るとい
うより、興味があって、これから会社とともに育ってくれるかなどなど。
そんなときこっちの興味はすでにオジサンたちに向いている(興味といっ
てもキミたちが考えているようなことじゃないよ)。オジサンたちの
BackGround。見かけ40、50代のオジサンたち。10、20、30年前は
ここで何かすることはとっても難しかっただろう(ビザは今の方が難しいと
思うけど)。つまりAsian Cultureが受け入れられだしたのは最近でしょ
う。そんな中こつこつやってきて会社を作り上げたんだ。偉いよ。
でも何か違うんだよね。くそ生意気だが、素直に尊敬できない。そのオジ
サンたちに憧れないし、一緒に働きたいとも思わないし、何かを教わりたい
とも思わない。極端な話、そんな人たちと二度と話をしたくないし、こっち
の視野の中に入ってきてほしくないね。エイリアンで使っていたレーダー探
知機がオジサンたちに反応するように改造して売ってくれ。つづく
匿名希望
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『ざいとーNuts』〜シール&ボード作戦復活〜
以前ウダウダやっていた「在外投票シール」作戦と「テレビ番組に”在外
投票”と書いたボード持って登場」作戦を復活させる。シール作戦は、
ニューヨーク以外の地域をターゲットにしたい。特にロス。ロスにお住まい
の方で、シールが欲しい方がいたら送ります。hiro@interport.netまで連絡
ください。その他の地域でもOKよ。山のように送るからね。
ひろ
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『今週の歌』
「くさいこと 知っててふたり 知らんぷり
冷蔵庫の中 20日目のライス ひろ」
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