2000年7月25日号(No.325)
目次
*『今週の問題』
*『異性泊めの問題』
*『なんとかザイトー作戦』
*『VOICE』
・投稿『何で(どこで)日本を感じるか?』
*『編集後記』
*『今週の歌』
◆◆◆◆◆◆ 『投稿募集』 → nynuts@rcn.comまで ◆◆◆◆◆◆
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『今週の問題』
日本に帰ったときに「ボク、ニューヨークに住んでんだよね」と言えるか
どうかの問題の続きである。
先週、先々週とお話しした新宿・紀伊國屋書店での出来事を考えるとき、
私はこんなふうにも思うのである。
「ニューヨークって言わなきゃいいのかな」。
つまり、自分が海外に住んでると白状するにしても、ニューヨークと言わ
なければ多少は罪が軽くなるのではないか、という考え方である。
たとえば・・・
「いかがですか。一度、(コンピューター)学校のほうにいらっしゃいま
せんか」
「いや、ごめんなさい。今、海外に住んでるんです」
「あ、そうなんですか。どちらのほうに?」
「ウガンダなんです」
「はぁー、ウガンダ」
この逃げ方なら「海外に住んでるってカッコつけてんじゃねえよ」と嫌わ
れることもないだろう。
でも心配な点もある。以下のようなことも起こるかもしれないからだ。
「今、海外に住んでるんです」
「あ、そうなんですか。どちらのほうに?」
「ウガンダなんです」
「あ、ウガンダなんですか。まあ奇遇! うちの母もウガンダなんです」
「お、お、おかあさんがウガンダ・・・」
「ウガンダのどちらなんですか」
「いや、どちらと言われても・・・」
「私も年に2回はウガンダに行くんです。ウガンダ語、話せます? ポコ
マテンコ?」
「・・・・・・・・・」
世の中、何が起こるかわからんからな。起こんねえよ。
ここで皆さんに基本的な質問をしたい。ニューヨークに住んでることをエ
サに東京で女の子をナンパできると思いますか。
私の見解は「できる」である。いくらニューヨークに行ったこととか住ん
だことのある日本人が増えたといっても、まだまだニューヨークの神通力は
通じると私は見ている。
そりゃ電車でとなりに座った女の子にいきなり「ボク、ニューヨークに住
んでんだよね」とか言っても変人扱いされるに決まっている。そうではなく
て、ある程度のシチュエーション(パーティ等での根拠のある出会い)であ
れば、リビング・イン・ニューヨークはワークするはずだ。違うか。
ちょっと状況は違うが、以前ニューヨークの有名日本食レストランSで働
いていた友人は、しょっちゅう日本から観光に来てる女の子を引っかけて食
べていた。
そのときのエサもやはり「ニューヨークに住んでんだもんね」だったと私
は推測する。私はその場(エッチの場じゃなくてナンパの場ね)にいなかっ
たから詳しいことはわからんがね。
もしここでも「ニューヨーク在住のボク」がワークするのなら、当然日本
でもワークすると思わんかねみんな。日本のほうがもっとインパクト強いだ
ろ。ニューヨークでの確率が20人中ひとりなら、日本なら10人中2、3
人は行くんじゃないか。
しかしこれは単純にニューヨークに住むおやじ=私の希望的観測かもしれ
ない。「ニューヨークなんて別にクールじゃないよ」とかガングロ娘たちに
言われたりして。困った問題だ。
ところで日本の女性軍にお聞きしたいのだが、実際のところ、「ニュー
ヨーク在住のボク」をエサにナンパするような日本人の男はホントに存在す
るのだろうか。
人が聞いてもいないのに「ボク、ニューヨークに住んでんだよね」を連発
するようなバカ。そんなバカにナンパされそうになったことはありません
か。
その現場に私は居合わせたい。本気でそう思う。
前記のようなニューヨーク・バカが頻繁に徘徊する地域というのはないの
だろうか。たとえば渋谷のスターバックスとか。「やっぱニューヨークのス
ターバックスとは違うよね」ととなりでひとりごと言いながら、獲物の様子
をうかがってるウンコ野郎なんかがいたらもうサイコー。後ろから蹴るね。
ボクは。
東京の女性軍の皆さん、そういう場所を知ってたら教えてください。9月
にまた日本に帰るから、そのときに視察に行くつもりだ。
さて来週は、逆のパターン、要するにニューヨークに住む日本人女性が日
本に帰って男性に「あたし、ニューヨークに住んでるんです」と白状する場
合について考えてみたい。
ひろ
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『異性泊めの問題』
正確には「彼が”今度うちに女の友達泊めるからさあー”と言ったときの
問題」である。
この問題については、紙版「ぶりてんNuts」7月号のほうですでに取り上
げているが、「週刊Nuts」紙上でもじわじわ考えて行きたいと思う。
ニューヨークに住んでいると、次から次へと日本から友達が訪ねてくる。
その友達が同性の場合、自分ちに泊めることになっても別に問題ないのだ
が、これが異性の場合はちょっとヤバくなる。だれに対してヤバくなるかと
いうと、当然それは自分の彼氏あるいは彼女に対してである。その事件のせ
いでリレーションシップが崩壊したという話も聞くし、ご心配通り一夜の過
ちを犯してしまいましたさあ大変、というケースもあるようだ。
友達が頼みもしないのにやってくる、ニューヨークに住む人間にとって
は、切実な問題なのである。
というわけで、早速ケース・スタディに入ることにしよう。
あなたの彼氏(彼女でもいいけど)が電話してくる。
「今度さあ、うちに友達泊めるからさあ」
「だれ?」
「大学のときの友達」
「へ〜、どのくらいいるの?」
「1週間ぐらいかな」
「どこに寝せんのよ。そんな狭い部屋」
「一応お客さんだからベットに寝せないとなあ」
「いいじゃない。床に寝せれば。男の子でしょ」
「・・・・・・・」
「男の子でしょ? 男じゃないの? もしかして女の子なの?」
「う、うん」
となったとき、あなたならどう反応するだろうか。
[ケース1]:「ナニ言ってんのよ! そんなのいいわけないじゃない!」
この件についていろんな人に「あんたならどうする?」と聞いた中で一番
多かった答え。アタマごなしに否定する方法だ。気持ちはわかる。いくら友
達だと言っても、あくまでも男と女だからね。何が起こるかわからんのであ
る。それを予防するためのひとこと。
[ケース2]:「そんなのホテルに泊まってもらいなさいよ」
いきなり否定せずに代案提示型。他のセリフとすれば、「その子をそこに
泊めるかわりに、あんたがウチに来ればいいじゃない」というナイス・アイ
デアなものもある。ケース1よりちょっと冷静な判断といったところだろう
か。
[ケース3]:「え〜!?(とモジモジ)」
否定もせず、代案を提示するわけでもなく、かといって許してるわけでも
ない。否定したい気持ちは確実にある。でもはっきり否定したら、なんだか
ヤキモチ焼いてるみたいでカッコ悪いし、どうしよかなーって感じ。精神が
不完全燃焼なケース。
[ケース4]:「(すんなり)あっそう」
ぜんぜん気にしてないケース。こういう人は少ない。ナチュラルにそうい
う異性泊めを許してしまえる人もいるが、中には「これで既成事実を作って
おけば、自分のときも相手は文句は言えまい」という前例主義者もいるよう
だし、すでにリレーションシップのラスト・ステージに立っていて「もうど
うでもいいや」型もいるらしい。すんなりした答えの裏には、重層の思惑が
存在してる場合もあるのである。
以上、ここでは4つのケースを取り上げた。
男女によって多少は違いがあるようだが、基本的には前記の4つのパター
ンに当てはまるはずである。
というわけで、Nuts読者の皆さんなら、このようなオケージョンの場合、
どのようにリスポンスするだろうか。おそらく皆さんの中にはすでにそうい
う修羅場を経験した方もいると思う。
どうでしたか。良かったですか。ナニがいいんじゃ。
いや、そういう修羅場を通して、相手のどういうところがわかるんです
か。もしその事件がきっかけで別れたのであれば、何がどうなって別れたの
ですか。
ちなみにこれらの4つのケースの他にも「相棒に言わずに勝手に泊めてし
まう」という方法もある。この手を使った場合は、バレたとき、かなりこじ
れる。たとえやましい気持ちがなくても、その行為は「浮気」とカウントさ
れる可能性が高い。カウントされたことのある人、いませんか。
皆さんからの投書、お待ちしております(E-mail: nynuts@rcn.com)。
ひろ
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『なんとかザイトー作戦』
正しいタイトルは「なんとかしてよ在外投票」作戦。要するに今の在外投
票制度どうにかしてよ、という作戦である。すでに紙版「ぶりてんNuts」に
は掲載したけどね。
現在の在外投票制度は結構Fっている(FっているというのはあのF
ね)。登録しづらい投票しづらいわかりづらいの三重苦だ。「それは違う
わ。サイコーの制度よ」とかヌカすやつは地球上にひとりも存在しないと私
は強く言い切ってしまう。
そんなわけで、早いとこどうにかせねばならんのだが、とりあえずは私た
ち海外に住む有権者が「なんとかしてよ在外投票」と思ってることを日本に
伝えることが最初である。でないと何も動き出さんからね。
そこで、そのまんまの「なんとかしてよ在外投票」作戦である。以下のア
ドレスは日本の各政党および自治省・外務省の連絡先である。これらのアド
レスに「なんとかしてよ在外投票」と書いたメールを送ることから始めよう
ではないか。
内容はそれぞれの自由だ。書きたいことがあれば書けばいいし、書くのが
面倒なら「なんとかしてよ在外投票」とだけ明記しておけばいい。
自民党:http://www.jimin.or.jp/jimin/title.html
民主党:info@dpj.or.jp
公明党:voice@komei.or.jp
社民党:mail@sdp.or.jp
共産党:info@jcp.or.jp
自由党:kh1@jiyuto.or.jp
外務省:kokunaikoho@mofa.go.jp
自治省:kouhou@mha.go.jp
私たち海外の有権者は、今の在外投票制度を愛してない。まずはそのこと
を日本の皆さんにわかっていただくことにしましょう。よろしくね。
ひろ
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『VOICE』
@投稿『何で(どこで)日本を感じるか?』
その1:「便器」(ちなみに女性の視点から見てます)
日本に行くと必ず和風・洋風トイレ、と分かれる。私はもちろん洋風トイ
レ派。10年もアメリカに住んでれば自然にそっちに慣れてしまう。だから両
タイプおいてあるともちろん洋風トイレを選ぶ。問題は和風しかないとき。
選択肢がないとものすごく困る。私は特に太っているというわけではない
が、あれをまたいでするとき、とてつもない重量感に襲われる(私ってこん
なに重かったっけ・・・・???)。スカートは上げて、ズボンのときは下げ
て、裾が床につかないように、そしてかからないように気をつけて・・・和
風のときって気をつかう。女性っていろいろ小物持ってたりするけど、皆あ
の中に落っことすっていうアクシデントは起きないのかしら?って真面目に
考えてしまう。和風ってほんとやりにくい。でもとりあえず日本って感じが
します。
その2:「トイレ」
レストランやデパートのトイレに入るときれいに整備されてます。中でも
「音姫」とかいうのは日本特有だと思う。ちょろちょろ水の音が流れてて、
たまに音響効果も入ってたりして。凝ってるというか、気が利くという
か・・・お金がなかったらここまでトイレにこだわれない。文房具や小物を
見ても思うけど、こういう細かいデザインはとても日本的だと思う。
その3:「ティッシュペーパー」
この頃は少なくなったんでしょうか。それでもやっぱりあるんでしょう
ね。路上でティッシュペーパー(あのハンディーなやつ)のお配り。あれを
見るとああ日本・・・!と思います。なかにはやっぱり持っていて恥ずかしい
広告が裏にあったりするわけで。たまたま日本に行ったアメリカ人の友達が
見せてくれたそのティッシュペーパーはテレクラの広告。内容を教えてあげ
たら笑ってました。ニューヨークでやったらうけるんじゃない?って言って
たけど。でもこっちの人って日本ほどティッシュを持ち歩かないよね。
その4:「デパートの地下」
日本って感じるのはやっぱりあそこ。デパートの地下一階、地下二階。お
中元お歳暮の文化があるからなんでしょう、いくら不景気がどうと言われて
いても、賑やかな華やかな食品売り場。お菓子ありお漬物あり。私もよくあ
そこでお土産買います。知り合いのアメリカ人はあそこに行って「試食品」
をつまみ食いして食べ歩いてその日はお腹一杯にしたとか。でもお腹一杯に
するぐらい試食品食べるって・・・いくら言葉がわからないからってかなり
勇気のいることやりますね。
まだまだ続く。THIS IS JAPAN...
みーこ
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『編集後記』
久々の「Nuts井戸端会議」なのであります。詳細は以下の通りです。
日時:8月7日(月)午後6時半ー8時
場所:おいかわレストラン
805 Third Ave. (50丁目とサード)
*メシを食いながらではありません。
参加ご希望の方は、nynuts@rcn.com あるいは718-545-4488までご連
絡ください。
では、また来週。
「週刊Nuts」編集部
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『今週の歌』
「毎月の 給料渡す そのときに
金額見ながら 舌打ちする妻 ひろ」
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