2000年11月14日号(No.338)




目次

*『”帰れ”シリーズ12』
*『グリーンカードへの道GOGO・その4』
*『日本救出2兆円作戦9』
*『VOICE』 ・投書『情けない日本』 ・投書『白人かぶれの女性』 ・投書『白人かぶれの女性』
*『今週の歌』
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『”帰れ”シリーズ12』

 数回に渡ってお話ししている「最近、日本も変わってきたから帰ったらい いのに」ネタの続編である。ただ今回は「日本も変わってきた」ではなく、 「私たちニューヨークに住む日本人を取り囲む状況が変わってきた」に フォーカスしながら「だから帰ったらいいのに」話をしてみたいと思う。
 数年前までは、日本とニューヨークの間を行ったり来たり、あるいは日本 とニューヨークの間で連絡を取り合うのも大変だった。なぜなら、航空券が いまよりもずっと高かったし、インターネットも普及してなかったからであ る。
 それが現在では、5〜600ドル、安いときには300ドルとかで日本に 帰れてしまい、日本との連絡もインターネットを使えば完全ハナクソ。大変 な時代になったものである。
 こうなってしまえば、「別に無理してニューヨークにいる必要なんかない んじゃない」とか考えるのは私だけだろうか。一度、ニューヨークに独自の ネットワーク(人間関係とか)を作ってしまえば、あとは日本にいてもなん とかなるんじゃないかしら。皆さん、そう思いませんか。
 やっぱニューヨークにいるのがベターだが、でもここにステイすることに パワー使い過ぎるのもなんだしな(たとえばビザのこととか)。
 私がこの案、つまり「別に無理してニューヨークにいなくても、日本と ニューヨークの間でいろんなことやれちゃうんじゃない」を押すもうひとつ の理由は、そのほうがニューヨークに住む日本人+住んだことのある日本人 にとっても有利なんじゃないの、と考えているからだ。
 日本とニューヨークでいろんなことをやろうとするとき、その人がニュー ヨークに住んだことのない日本人である場合の弱点は「ニューヨークのこと がイマイチわかりましぇ〜ん」になる。
 逆にその人がアメリカ人である場合は、当然弱点は「ニホンノコトワカラ ンアルヨ」になる(インディアン風にキメてみました)。
 そこでニューヨークに住む日本人+住んだことのある日本人の登場であ る。
 彼ら(私も含まれるが)は、「ニューヨークのことがイマイチわかりま しぇ〜ん」と「ニホンノコトワカランアルヨ」の2つの弱点を克服している 貴重な人材である。そこが彼らのセールスポイントだ。
 別の言い方をすると、その利点はニューヨークだけで完結してる限りは生 かされない。それは日本とニューヨークの間に立って初めて輝き出すのであ る。
 日本とニューヨークを行ったり来たりするのは大変だが、そういう仕事っ て「やりがい」はあると思う。
 そんなわけで、ニューヨークに住む日本人+住んだことのある日本人は、 自分の立つ位置を活用して、日本とニューヨークの間を跳びはねたらいいと 思うのだが、ただそのときの条件はあくまでも「ニューヨークのことを知っ ている」「ニューヨークに独自のネットワークを持っている」等になる。も しそれらを満たしてないのであれば、光も未来もない、と私は断言する。
 先にも書いたようにニューヨークに住む日本人+住んだことのある日本人 の長所は「日本人でありながらバリバリのニューヨーカー(あるいは元 ニューヨーカー」というところにある。
 ここでのポイントは「バリバリ」だ。もし「バリバリ」でないのであれ ば、その人の商品価値は日本の日本人以下である。なぜなら「日本でどのく らい動けるか」という項目では日本の日本人に負けてしまうからだ。
 また、「ニホンノコトワカランアルヨ」のアメリカ人と比較した場合も、 日本ネタでは勝つかもしれないが、ただでさえ勝てないニューヨークネタで 大きく差をつけられて負けてしまうだろう。
 したがって、日本とニューヨークの間でいろんなことをやりたいのであれ ば、まず第一に「バリバリのニューヨーカー」でなければならないのであ る。
 ただ私がここで言う「バリバリのニューヨーカー」というのは、「英語が 流暢に話せる日本人」とか「アメリカ人の友達がいっぱいいる日本人」など という意味ではないのでそこんとこよろしく。
 詳しいことはまた来週。
                       ひろ
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『グリーンカードへの道GOGO・その4』

 「グリーンカードへの道GOGO」シリーズの第4弾である。
 だんだん話が込み入ってきたので、ここでちょっと整理しておきたい。
 この「グリーンカードへの道GOGO」シリーズの目的は「ニューヨーク (およびアメリカ)に住む日本人のビザ問題を解決する」ことである。
 そのビザ問題を解決するための方法として最も効果的なのが「グリーン カードを持つ日本人をできるだけ増やすこと」だと私は考えている。いま現 在はそのココロ、つまり「なんでグリーンカードを持つ日本人を増やしたら ビザ問題が解決すんのよ」について話している途中なのである。
 これまでのプロセスを復習すると、まず私は日本人が持つビザ問題の本質 を読者の皆さんにご紹介するために、同問題を解剖してみた。その結果出て きたのが以下の3点である。
●ポイント1:「ニューヨークで生活していくためには、どうにかしてワー キングビザをGetし、お金を稼がねばならない」
●ポイント2:「ワーキングビザをGetするためにビザサポートが必要な場合 は仕事の選択肢が狭まる。ついでにその選択肢の中でおもしろい仕事を見つ けるのも、これまた一苦労」
●ポイント3:「好きなことでメシを食うにはやっぱグリーンカードだが、 それをGetするのもかなり大変なんだなこれが」
 で、上記の3点を吟味し、練り出したのが先週書いた3つのゴールであ る。
◆ゴール1:「ワーキングビザが取りやすい環境」
◆ゴール2:「ワーキングビザをGetするためにビザサポートが必要な場合で もいろんな仕事の選択肢がある。ついでにその選択肢の中でおもしろい仕事 を見つけるのも簡単」
◆ゴール3:「好きなことでメシを食うにはやっぱグリーンカードだが、 それをGetするのがすんげえ簡単なんだなこれが」
 ゴールというのは、「向かうべき場所」のことである。ビザ問題がある程 度解決した一種の理想郷を設定してみた。
 以上を簡単にまとめると:
     ビザ問題の実態の解剖。           ↓    見つけたものを3つにまとめたわ。           ↓ その3つが解決した世界を無理矢理創造してみました。           ↓   それで出てきたのが3つの理想郷なのね。
になり、上記のプロセスにこれからの話の流れを加えると:
          ↓  それで出てきたのが3つの理想郷なのね。           ↓ その3つの地点への行き方を考えましょうか。           ↓ 1コ1コについて「どうやって行くか」を検討します。           ↓ そうするとなんとなく3つがひとつにまとまっていくのよね。           ↓    結局、行き方はひとつになるの。           ↓  それが「グリーンカードを持つ日本人の増産」。           ↓  それをやれば、3つの地点に行けるのよ。           ↓ だからこれは「グリーンカードへの道GOGO」なわけ。           ↓ 読者の皆さん、おわかりになりましたでしょうか。           ↓ では早速「グリーンカード日本人の増産」やってみよか。           ↓ 話は「どうやってそれをやるか」に突入して行く・・・
となるのである。
    大変ぜいたくな紙面の使い方をしてしまった。
 今週は時間がなくて、それでスペースをごまかそうとしている・・・とい うウワサもあるのだが、それは本当だ。勘弁してくれ。
 そんなわけで続きは次回。
                      ひろ
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『日本救出2兆円作戦9』

 さて、「日本救出2兆円作戦」の第9弾である。
 今週はちょっと本題を離れて、現在の日本でのドタバタ政治劇についてコ メントしたいと思う。
 いま、日本の政治は大騒ぎである。原因は自民党の加藤紘一氏。簡単に言 うと、彼が自民党内で反乱を起こしたのである。
 最初に言っておくと、私=Nutsは、加藤氏を全面的に応援する。
 理由はいろいろあるが、そのひとつは、加藤氏が総理大臣にならない限 り、この「日本救出2兆円作戦」は成功しないからだ。詳細については以前 ご説明した通りである。
 そんなわけで加藤氏には今回の勝負に絶対に勝ってもらわねばならない (加藤氏のHP:http://www.katokoichi.org)。
 今週はこんなもんで。
                        ひろ
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『VOICE』

@投書『情けない日本』
 混沌としているアメリカ大統領選、日本も関心が強いですよね。さてアメ リカが日本政府をどのように見て居るか、わたしは聞き、そして見て感じた ことを知らせましょう。
 わたしは12月15日に今年3度目の訪米をします。多くのアメリカ人の友 達がおりますが、それなりにレベルの高い層のあるひとから、もう古い話で すが、当時橋本首相就任時、(これはだれが首相になつても同じですが)ア メリカ大統領を表敬訪問しました。「会談の時間がたつたの10分。往復 20時間を費やして・・・・・ハハハァ」と笑って話をしているのを覚えて いました。
 そして昨年小渕首相の訪米時に、私は丁度ロスにおりました。ホワイトハ ウスでの記者会見の模様がテレビで放映され愕然としました。画面いっぱい に映り、大統領が小渕首相と並んでます。大統領が、歓迎の意を表し、小渕 さんが言葉を発っしている時、コソボからの3人の帰還兵が開放されたと、 挨拶の最中にもかかわらず大統領の姿はそのまま映ってましたが、小渕さん の姿はそのまま、カットで終りました。一国の首相に対するマスコミの取り 上げ方をみて、如何に日本に対する期待感の少ないのを見せ付けられた想い でした。ちなみにこの時の会談はトータルで30分。ワシントンDCからロ スにきて、小渕さんと官房副長官の鈴木宗男氏とホテルの一室で個人的にお 会いしましたが、その時のテレビの話は出来ませんでしたね。
   今何を言いたいのか!派閥争いではないんじゃないか。と言う事です。こ の不況の時代、支持率うんぬんのマスコミにもてあそばれて、大事な予算審 議をまえにして、「一体政治家はなにをしているのか!」と叱り飛ばした い。今は誰がなっても、おなじだ。世界中日本の総理が名前も知られず、覚 えたと思つたときには、変っているのじゃ、まともに相手はしてくれないの は、そこに原因があると思うよ。
                       H
                             @投書『白人かぶれの女性』
 ううむ久々に投書欲を書き立ててくれる投稿ですね。
 これに対するわたしの反論は「日本人で馬鹿にされた男」とのペンネーム からもすべてすべて立ち上る日本人コンプレックスですね。
 つまりタカビー女さんと、「日本人で馬鹿にされた男」さん(以下日馬鹿 男)は同病者なのですよ。日本人であることがいやでいやでたまらないので すよ。
 タカビー女さんのほうが一見度合いが強いようですが、20年も前の話を いまだに根に持っている日馬鹿男さんもかなりです。そしてどうも日馬鹿男 さんはタカビー女さんのことを気になって気になって仕方ないようです。
 「いやよいやよもすきのうち」とはよく言いますが、最近本当によくそう 思います。
        日本の男嫌いといっている割には結構好きな日本人女                 (でも彼氏には外人のほうが・・)
@投書『白人かぶれの女性』
 私はカナダ在住ですけど、こういう女性ってどこにでもいます。
 このカナダ生活13年、日本女性が”イエローキャブ”と巷では呼ばれ、町 の大通りを行けば”日本ジン女性だーい好き”のへナちょこ白人男が声をか ける、そんでもって現地女性にはじぇーったい相手にされないような男にヘ ラヘラしている、という光景を何度か見聞きしていますけど、これって、同 じ日本人女性としてかなり痛い。
 でもね、何が彼女をそうさせるかっ、なんかタブロイド物の見だしみたい だけど、ほんとこれって、日本人女性の逆襲なんじゃないだろうか、と私は 見ています。日本で(今の世代は違うかも)ずーっと制服教育されて、女の子 は大人しく、出る杭は打たれる、25はクリスマスケーキ、考えてみれば出て 来る出て来る”押さえられてる女のコ”。こういう女性ってセルフ・エス ティームが低くって、どこかで”いつか日本・日本人と違うことして復讐し ちゃうもんね”ってところがあると思う。
 かくいう私も若気のいたりで、そういう青春を過ごして大失敗してしまっ た、とほほ。夫は白人だけど、たまに言われる”あんたは白人オンリーや な”はかなり悲しい。私の場合はたんなる男好きで、日本人男性もだーい好 きだ。
                       うる
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『今週の歌』

「下手したら 選挙になりそな 雰囲気で
          慌ててザイトー 準備始める ひろ」

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「週刊Nuts」編集部


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