2001年2月13日号(No.349)
目次
*『日本の皆さん、こんにちは』
*『心を開くための浣腸2』
*『Jポップスターの悲劇5』
*『”帰れ”シリーズ21』
*『VOICE』
@投書『NYタイムズのクロスワードにやられた!』
*『今週の歌』
◆◆◆◆◆◆ 投稿募集 → nynuts@rcn.com ◆◆◆◆◆◆
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『日本の皆さん、こんにちは』
先週「やります」と言ってたNuts井戸端会議 in Japanである。
ホントにやるよ。2月21日(水)だ。
今回、なぜ日本で井戸端会議をやるかというと、いままでこの「週刊
Nuts」上でやり始めて、カタがついてない特集というのがいくつかある。
いくつかどころじゃなくて、たくさんあるんですがね。
たとえば「ニューヨークを離れた理由」とか「出ろ出ろニッポン作戦」と
か。
そういうのを日本に帰って、直接当事者(元ニューヨーク組及び将来
ニューヨーク組になりたい人)の皆さんに聞いたり話したりしたい、という
のが今回の目的なのである。
いままではなかなか日本に帰れなかったのだが、最近はちょくちょく帰れ
るようになって、そんならばこの機会を最大限活用せんとバチが当たるわ、
ということだ。
これまでは距離があって、聞くにも聞けなかったが、こっちが日本に行っ
てしまえば、距離問題はなくなる。あと、日本の人たちがニューヨークに住
む日本人、たとえば私に対して聞きたかったことも、これまたダイレクトに
聞けるわけだ。
いまはインターネットがあって、昔よりはコミュニケーションの具合はよ
くなったのだが、それで補えない部分というのもやはりある。いつになって
もin personで会うことは大切だからね。
今回の東京での井戸端会議は、これからNutsが日本でぶりぶり活動するた
めの最初のステップである。まずは近い人たちに会って、日本に帰ってきた
感想とか、日本の住み心地とか、ニューヨークに関してどんなことを知って
てどんなことを知らないのか、てなことを聞いたり話したりしたいわね。そ
こからいろんなことを考えるつもりだ。
だから、この「Nuts井戸端会議 in Japan」は講演ではない。「みんなでウ
ダウダ」。これで行きたいと思う。
同会議の詳細は、以下の通りだ。
「Nuts井戸端会議 in Japan」
日時:2月21日(水)午後7時より(2時間ぐらいかな)
場所:東京都渋谷区代々木2ー2ー1
小田急サザンタワー17階
(新宿高島屋の紀伊国屋書店からJRの線路を挟んで向か
い側のビル)
ある会社のミーティングルームをお借りする。Mで始まる会社よ。参加ご希
望の方は、nynuts@rcn.comまでご連絡ください。入室方法などの詳細を
メールします。
ちなみに、私の日本での携帯の番号は、090-7822-1673になります。
軽い気持ちでご参加ください。
それでは、日本で。
ひろ
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『心を開くための浣腸2』
先週からスタートした「心を開くための浣腸」シリーズの第2騨である。
今週は、前回の最後にちょっとだけメンションした「女性は異物を入れ
る」論について語ってみたい。
皆さんご存知のように、女性は男性とのセックスの際、自分の身体に属さ
ない「異物」を体内に受け入れる。
これはよく考えたらスゴイことである。少なくとも私にとっては信じられ
ないことだ。
実を言うと、私は極端に「異物」に弱い。胃カメラも浣腸もコンタクトレ
ンズも苦手ときている。自分の人生に何の関係もない物を、体内に受け入れ
ることなど私にはできないのだ。
特にコンタクトレンズは許せない。
数年前に亡くなったが、以前シカゴにマイク・ロイコという名コラムニス
トがいた。私が文を書くキッカケとなった人だ。
彼が一度、コンタクトレンズに関するコラムを書いていた。
彼も私と同じようにコンタクトレンズが許せないタイプで、そのコラムの
中でも「コンタクトレンズが許せない理由」というのをいくつか書き並べて
いた。
たとえば、「コンタクトレンズを目の中で無くしてしまうことはないの
か」。知らない間に脳味噌の奥のほうに入っちゃって大変、てなことにはな
らないのか。目を回したときに裏に行っちゃうとか。そんなことを書いてい
た。
あとは、「眼球を手でじかに触ることがいかに生命体の法則に反している
か」についても、犬や猫の例を出して説明していた。
もしあなたが犬なり猫なりを飼っていて、ちょっとヒマつぶしに彼らの目
に指を突っ込んだとしたら・・・・・
当然、彼らは嫌がるよね。嫌がるどころか怒って噛みついたり引っ掻いた
りするかもしれない。
生き物の目を触るということは、それくらい非生命的な行為なのである、
とロイコ氏はそのコラムの中で書いていた。
私も彼と同じように考えている。コンタクトレンズを目の中で無くさない
か心配だし、目をじかに触るという行為にも馴染めない。私はメガネをかけ
ているが、死んでもコンテクトレンズにするつもりはない。
完全に話がズレましたね。
コンタクトレンズの件はとりあえず横に置いといて、「女性は異物を入れ
る」論に話を戻すと、私がここで言いたいのは、身体の中に異物を入れると
いう行為は、私にはとってもできないことでして、でも女性たちはセックス
という形でそれを日々実践してるんだから大したもんだよなあ、真似できね
えよなあ、ということなのである。
それはコンタクトレンズとは比べものにならないくらい大変なことなので
ある。まず大きさが違うし、完全に体内に入っちゃうわけだからね。
続きは次回に。
ひろ
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『Jポップスターの悲劇5』
例の「アメリカにおけるJポップスターの売り方」話の第5騨である。
皆さん、Modjoの「Lady Hear Me Tonight」、聴きましたか。これが売れ
たのよ。アメリカで。
先週、私は、この歌の輸入曲として優れている点を3つ挙げた。
1)下手な英語でも歌える歌詞
2)クラブ・ミュージックいう位置
3)覚えやすい単純なメロディ
ね、そうでしょ。そう思いませんか。
まず(1)についてだが、同曲の歌詞は、だれが聴いても簡単だろう。私
だって歌えるぞ。もしカラオケにこの曲があったら、ボクは歌うよ。踊りを
つけてもいい。つけなくていいですか。失礼しました。
アメリカにおいて、Jポップスターは、「歌を聴かせてやろう」とか死んで
も思うべきではない。ここで言う「歌を聴かせる」は、日本のフォークソン
グのように「歌詞をじっくり歌い込んで感動をあなたに」というヤツであ
る。
できるだけ被害を小さくするために、歌い込みだけは避けなくてはならな
い。自分の英語の弱点(Rの発音ができないとか)があらわにならないような
歌い方を心がけるべきだ。
「私もアメリカ人並の発音を」とか思うんじゃない。あきらめろ。あきら
めることからすべてが始まるのである。
「Lady Hear Me Tonight」の歌詞を書いた人間が、「この歌を英語の不自
由な人に捧げる」とか思っていたかどうかは定かではない。でも実際、この
曲は英語が不自由な人向けになっている。これならJポップスターたちでも歌
える。
イマイチよくわからんのだが、こっちに来るJポップスターたちというの
は、もしかして、日本で売れた歌を英訳してアメリカで売ろうとしてるわけ
ではあるまいな。イヤな予感がする。
「歌詞には自信があるの」とか言って、セッセと英訳してたりして。ドリ
カムあたりが一番怪しい。
それっていうのは、要するにその英訳した歌をアメリカ人に「聴かせよ
う」としているわけである。歌い込もうとしているのだ。
Jポップスターは絶対に歌い込んではいけない。聴き手のアテンションを
「歌詞」に向けさせてはいけないのである。
Jポップスターがアメリカで売り出す曲の歌詞は、限りなく軽いものでなく
てはならない。その歌詞に深みなどはいらない。歌詞など聴いてくれなくて
結構である。
そして、単純な言葉の繰り返しがベスト。それもむずかしい発音なしで
ね。
(1)については以上である。
続きは来週。
ひろ
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『”帰れ”シリーズ21』
ニューヨークの日本人社会における「若い衆潰し」をなくすためには、こ
こに住む30代の日本人をなんとかしなければならない。今週はその話をし
ようと思う。
前、お話ししたように、ここに住む日本人のコンサバ化というのは、通常
30代からスタートする。その辺は日本とほぼ同じ、あるいはニューヨーク
のほうがちょっと早いかもしれない。だってここは「村」だからね。
普通、コンサバ化するのと同時に「若い衆潰し」が始まる。人間、コンサ
バ化すると、新しいものを受け入れんからね。それが「若い衆潰し」という
カタチで表われるのである。
ということは、コンサバ化をとめれば、「若い衆潰し」はなくなるわけで
ある。簡単だ。
では、コンサバ化をとめるにはどうしたらいいのか。
・・・・・わからん。本気でわからん。この件に関してはもう少し時間を
ください。
話をごまかすために、ここでいきなり話題を変えると、先週ニューヨーク
の日本人若い衆に関する投書を掲載しましたよね。「甘い」若い衆たちの
話。
実際そういう面もあると私も思う。礼儀を知らないヤツとか、ナメてるヤ
ツとか。ホントにいるもんね。
しかしそれと同時に、そんなことをとやかく言ってる間は、ここの日本人
コミュニティは変わらんね、とも思うのである。結局そういう姿勢=「近頃
の若いやつらは・・・」的思考が、「若い衆潰し」と根続きになってるん
じゃないかしら、と私は考えるのである。
はっきり言いましょう。「近頃の若いやつらは・・・」とか考えてる間
は、「若い衆潰し」はなくならんよ。だって、その思考って、いままでと
まったく同じなわけじゃない。いまから物事変えようとしてるのに、同じこ
とやっててもしょーがないではないか。
「若い衆潰し」をなくすための一番簡単な方法は、ここの日本人若い衆に
関してウダウダ言わないことである。礼儀知らずでも、口のきき方知らなく
ても、とりあえず受け止める。怒りたかったら怒ってもいいが、無視はしな
い。あくまでも「付き合う」ことを前提に対応する。北風よりは太陽ね。
さらに、見返りを要求しない。何かしてあげたとしても、それはそれで忘
れる。つまり「あげる」だけである。
あげてあげてあげまくる。相手がゲップして、「もう勘弁してください」
と言うまであげ続ける。
そこまでやれれば、ニューヨークの日本人コミュニティの「若い衆潰し」
は、かなりなくなるはずである。で、それを最初にやり始めるべきなのが、
ここの30代日本人ってわけよ。
次回も30代の話で行く。
ひろ
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『VOICE』
@投書『NYタイムズのクロスワードにやられた!』
最近「いかん、いかん」と思いつつも、クロスワードパズルにハマってい
る。仕事の〆切が近づけば近づくほど、やりたくなってしまうのだ。タイム
ズのクロスワードパズルができるっていう英語力を誇示したいだけなのね、
イヤなやつ、なんて思わないで欲しい。実はこれ、全然カッコよくないの
だ。他にまったくなーーんにもやることのないヒマ人がやることなのだ。女
優を目指している友人に見とがめられたとき「それって、一生懸命役をもら
おうとしてオーディションに行ってる私達を後目に、エキストラの出番待ち
しているばーさん達がよくやってるのよね」と五寸釘を差されてしまった。
おまけにマスを埋められないのが悔しくて、ついネットのデータベースを検
索したり、辞書で同義語をひいたりしてハマっているのだ。ああ、情けな
い。
どうせハマるなら、最新のバーチャルゲームとか、もっとトレンディーな
ものだったら「今、アタシって○×にハマっちゃっててさー」なんて言える
けど、ゲームの化石と言われる(本当に言われているかどうかは知らない
が)クロスワードパズルじゃ他人に言えやしない。
情けない、情けない、と言いつつもまたクロスワードパズルをやって頭を
ひねっているときだった。「Modern husband and wife」は5文字で何
か、っていうのがあった。現代の夫と妻のこと? PARTNERじゃ7文字だ
し、SPOUSEも6文字だし・・・。見当もつかん。他のマスを埋めていくと、
2文字目がQになった。
ますますわからん。でも、さらにマスが埋まるにつれて答えがわかってし
まった。なんと、EQUAL。
イコール?(こっち式の発音はイーコルに近いけど)ああ、スタバに行く
と、ピンクのパッケージと対になって置いてあるあの青い人工甘味料・・・
じゃない! 現代の夫婦は「等しい」関係なんだ。ヤラレタ〜!って思った
ね。新婚夫婦のアメリカ人が、She's my equal.なんて言って伴侶を紹介して
いるのが目に浮かんでしまった。と同時に、昔から男女平等なんてエラソー
に言ってるアメリカでさえも「夫婦」が「平等」になったのは最近なの
かー・・・とも思ってしまった。
日本だと、未だに「旦那様」「ご主人」、「奥さん」「カミさん」「嫁さ
ん」「女房」ひどけりゃ「愚妻」・・・実際は尻に敷かれているマス男さん
も、今ならさだまさしだって赤面しそうな亭主関白も、呼び方がエラク不平
等な気がする。あ、でもいい言葉思い出した。「連れ合い」ってのがある
じゃない?ウチの「ツレアイ」。いいなー、これ。流行らせようよ。NY発
信で。
ツレアイ募集中のリンガル
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『今週の歌』
「電話では ”I miss you”とか 言ってても
帰ってくるなり ”I hate you”か ひろ」
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