2001年3月20日号(No.352)




目次

*『心を開くための浣腸5』
*『グリーンカードへの道GOGO・その10』
*『Jポップスターの悲劇7』
*『”帰れ”シリーズ23』
*『VOICE』 @投書『こんなときどうしますか?』 @投書『The Golden Rules of Men and Women』
*『編集後記』
*『今週の歌』
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『心を開くための浣腸5』

 「心を開くための浣腸」シリーズの第5騨である。
 前回ご説明したように、身体の中に「異物を入れられる人たち」、たとえ ば女性とかゲイの皆さんとか、彼らは通常、身体だけでなく、その精神部分 においても異物受け入れ許容度が高い、と私は考えている。
 まず身体でわからせて、それに精神がついて行く、というパターンだ。
 日本によくある考え方だが、精神を鍛えるのに一番いい方法というのは、 身体を鍛えることである。身体を極限状態まで痛めつけることによって、そ れに耐えうる精神を養うわけだ。体育会系にありがちな思考である。
 でも、その考え方には一理ある。実際、身体を鍛えたり、いじめたりする ことによって、精神に新たな可能性を与えようとするのは、スポーツだけで はなく、禅だってそうなわけだ。
 肉体鍛え型の精神修養というのは、すんげえ昔から続いているんだから、 そこにはそれなりの根拠というものが存在するはずである。身体で覚えさせ たことが、精神に影響するのはある意味、明らかなわけですね。
 ここで「異物を入れる」の話に戻すのだが、前記の論理で行くと、身体で 異物を受け入れられる人間は、当然それが精神でも可能になるはずである。 その例として私があげたのが、女性とゲイの皆さんである。彼らがその辺の ストレート軍団より精神的な異物に対する許容度が高いのは、そりゃ間違い なく事実でしょう。
 だからどうするかというと、異物を受け入れることができる女性やゲイの 皆さんはとりあえず横に置いといて、それができない連中を今回の仮説= 「肉体的に異物を受け入れられる人間が、精神的にも異物を許容することが できる」をうまく使って、やわらかい精神の持ち主に変身させてしまおうで はないか、というのがこのシリーズのココロなのである。
 続きは来週。
                      ひろ
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『グリーンカードへの道GOGO・その10』

 今回から「ゴール3:好きなことでメシを食うにはやっぱグリーンカード だが、それをGetするのがすんげえ簡単なんだなこれが(な環境)」作り話に 突入したいと思う。
 ここでのポイントは、「ニューヨークに住む日本人にとってグリーンカー ドが取りやすい環境をいかにしてクリエイトするか」である。
 まずは、「ニューヨークに住む日本人にとってグリーンカードが取りやす い環境」というものがどういう状況のことを言うのか、について考えてみた い。
 グリーンカードを取る方法として、「アメリカ人との結婚」と「グリーン カード宝くじ」はここでは取り上げない。それは一種の不可抗力ですから ね。計算してやるものではありませんし。
 私がフォーカスするのは、会社を通したグリーンカードGetである。要する に会社のサポートを受けての「グリーンカードへの道」だ。これが増えなけ れば、在ニューヨーク日本人グリーンカード保持者の量産は不可能である。
 そんなわけで、早速考えてみたいのだが、「ニューヨークに住む日本人に とってグリーンカードが取りやすい環境」というのは、つまり企業側が日本 人のためにグリーンカードのサポートをガンガンやってくれる状況のことで ある。
 多くの企業がグリーンカードのサポートを喜んでやってくれるようになれ ば、こんなにオイシイことはない。そうなってくれれば、日本人グリーン カード保持者もかなりの勢いで増えることになる。
 ここで次の話に入りたいのだが、「ニューヨークに住む日本人にとってグ リーンカードが取りやすい環境をいかにしてクリエイトするか」、要するに グリーンカードのサポートをやってくれる企業がたくさんあるという状況を いかにして作り出すか、であるが、これがなかなかむずかしいのである。
 現在の傾向で言うと、日本人のグリーンカードの申請を積極的にバック アップしてくれる企業というのは少ない。サポートしてくれる会社は確かに 存在するのだが、明らかに「ガンガンやってくれる状況」ではないわけだ。
 それをどうやって打開するかが、「ニューヨークに住む日本人にとってグ リーンカードが取りやすい環境をいかにしてクリエイトするか」のカギとな るのである。
 続きは次回に。
                         ひろ
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『Jポップスターの悲劇7』

 「Jポップスターの悲劇」シリーズの第7騨である。今回は、Modjoが歌う 「Lady Hear Me Tonight」のメロディについてお話ししたい。
 私が考える同曲が優れている点というのは:
 1)下手な英語でも歌える歌詞
 2)クラブ・ミュージックいう位置
 3)覚えやすい単純なメロディ
 の3つである。
 今週お話しするのは、その3番目、「覚えやすい単純なメロディ」につい てだ。
 「Lady Hear Me Tonight」は、非常に簡単なパターンで構成されている。 ここで歌ってあげたいぐらいなのだが、かみさんが隣の部屋で寝ている(現 在午前4時半)のでやめておく。
 これは海外から入ってきた曲だけでなく、国内産の歌にも言えることだ が、「覚えやすい単純なメロディ」というのはその歌をヒットさせる場合の ベリーインポータントファクターとなる。
 特に輸入曲は、ヒットさせようとする場合、歌詞に頼ることがなかなかむ ずかしいため、リズムにディペンズしがちである。で、そのリズムはできる だけアメリカ人の好きそうなものでなくてはならない。
 アメリカ人というのは、基本的に単純な人種だからして、メロディもでき るだけ単純なものがいい。単純なものであれば、覚えやすいからね。
 ところで、私が「覚えやすい単純なメロディ」と言って思い出すのは、コ ムロテツヤ氏である。彼が作る曲は、どれもこれも「覚えやすい単純なメロ ディ」で構成されている。ついでにダンスミュージックが多いというのも特 徴のひとつだ。
 「彼の曲はどれも同じジャン」と言う人もいるが、私も同感だ。どれも同 じに聞こえてしまう。でも、売れるのよね。マーケティングとかがうまいと いう話もあるが、ニューヨークの日本人若い衆がカラオケ屋さんでコムロ氏 の曲を熱唱しているところなどを見ると、単にマーケティングの問題ではな く、人々に支持される何かが彼の曲にはきっと含まれているに違いない、と いう思いを強くしてしまうのである。
 その「含まれてる」ものというのが、「覚えやすい単純なメロディ」であ り、「ダンスミュージックっぽい」という要素なのだと私は読んでいる。
 話がズレてしまったが、コムロ氏の音楽というのは、Jポップスターたちが アメリカ進出を目指す際に結構いいヒントになるはずである。その辺のこと は、また次回にでもお話しすることにしよう。
                       ひろ
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『”帰れ”シリーズ23』

 ここ数回に渡ってニューヨークの日本人コミュニティについて語ってきた が、そろそろ飽きてきたので、このネタについて話すのはやめることにす る。
   やめるまえに結論だけ言っておくと、ここの日本人コミュニティは、いま だに「日本人が好きなことでメシを食って行く」ことをサポートする態勢に はなっていない。サポートするどころか、足を引っ張ったりするから厄介な のである。
 そういうことではいけないわけで、Nuts とすればそれを1日でも早く変え たいわけだが、ただしばらく時間がかかるのは間違いない。
 私は、現在の時点では「ここのコミュニティっていいよ」とは死んでも言 えない。自信を持ってお客さまにお届けできないのである。
 だからして、他の日本人に対して「こっちに残ったらいいじゃない」など と気軽には言えません。
 ところで最近、またやたらと日本人が日本に帰ってるみたいである。「も うすぐ4月」ということで区切りがいいからかもしれないが、いっぱい帰っ てるみたいだ。
 私は基本的にはいいことだと思う。こっちにダラダラいてもしょーがない しね。どっかで踏ん切りをつけて帰るほうが、まだ未来があるはずだ。
 そんなわけで、このシリーズもそろそろ終盤戦なのである。次回からまと めに入ることにしよう。
                        ひろ
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『VOICE』

@投書『こんなときどうしますか?』
 ひろさん、こんにちわ。先日はお会いできて嬉しかったです。井戸端会議 in Japanも盛況でよかったですね。
 ところで本日はちょっと聞いていただきたいことがありメールしました。
 実は昨日の夜11時過ぎ頃ですか、京浜東北線の社内で、私の隣に立ってい た20代後半〜30代のアメリカ人男性(推定)二人組が、かなりデカイ声で 延々と日本の悪口を言っている場面に遭遇したのです(多少酒が入っていた のかもしれません)。品川から蒲田まで一緒に乗っていたのですが(ヤツら は蒲田で降りていった)、途中から私がムカついていることに気が付いたら しく、こっちをチラチラ見ながらも(「彼女わかってるみたいだぜ」とか言 いながら)、更に挑発するかのごとくにバカにした口調で調子に乗ってしゃ べりちらしてました。
 ひろさんならこーゆー場合どうしますか?
 私としては、
 1.英語で「テメーら、そんなに日本がイヤなら、とっとと国に帰りやが れ!」といってやる
 2.日本語で「なめんじゃねーぞ」と喧嘩を売る
 3.何もいわずに上段回し蹴りをキメてやる
 のどれかを実行したかったのですが、後先のことをいろいろ考えているう ちに電車を降りられてしまいました。
 その場でストレスを発散できなかったため、なんかすごくモヤモヤしたも のが残ってしまって、今朝もかなり気分が悪い状態なのですが、基本的にこ のような場合、日本人としてどういう態度を取るのが最善なのかを今考えて います。
 この場合やはり場所が日本だというのが重要かと思うのですが(多分アメ リカで同じことをされても、私に対してあてこすりを言ってるなとは思って も、今回ほどムカツクとは思いません)、ホントにどうするのが一番良かっ たのでしょーか。
 というわけで、ひろさんならどうするかな、と思ってお便りしてます。
                       M.M.
@投書『The Golden Rules of Men and Women』
 最近、人から「遠慮のないヤツ」と言われる。「なんでそこまで自信満々 なの?」とも。けっこう年だし、決して日本で言うところの「カワイイ女」 ではないのだが、それでもこのごろ何だかミョーにモテるので勝手に舞い上 がっているのである。「でも、女ってのは、誰でも表向きは遠慮して自分を 卑下しているように見えても心ン中じゃあ、『アタシってカワイイんだもん ねー』って思っているのよ」といっても信用されなかった。だからバカな男 はこういう落とし穴にハマる。
 男と女には破ってはならぬ「禁」がある。小話として、あるエピソードを 紹介しておく。
 とある男の子が女の子を好きになって、コクったそうな。思いっきり正直 に「キミが好きだ。つきあってくれ」と。
 そしたら、女の子はモジモジしながらこう言った。「でもー、アタシなん てー、なんの取り柄もないしー、ブスだしー」男はすかさずこう答えた。 「構わないよ」と。(注:このセリフにできれば点々をつけて強調したい)
 この先を読まなくても、「あーあ、コイツばか。思いっきり墓穴掘ってや んの」とわかればよろし。わからないのが、ニブイ男。
 この告白の後、女の子は逆上し、男の子はあっさり振られたそうだ。当た り前だ。
 そう、正しい答えは「そんなこと(全然)ないよ」。男にすれば、たとえ 多少ブサイクだろうが、全能の大和撫子にはほど遠かろうが、この子が好き なんだ、という純粋な気持ちが正直に出たんだろうけれど、それを言っち まってはオシメーよ。
 ま、いろいろあるわな。
              歩く二カ国語放送局リンガル
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『編集後記』

 先週いきなりお休みしました。
 理由は「忙しかったんです」。先週、先々週はホント死ぬかと思いまし た。
 いやね、あるホームページ作りに参加してたんです。Nuts読者の皆さんに も喜んでいただけるサイトだと自負しております。
 ちなみにそのサイトのアドレスは、http://mytown.asahi.com/usa/にな ります。ちょっとのぞいてみてください。
 その他にも同サイトに関連するページをふたつ立ち上げました。ひとつは アメリカのローカルサイト、もうひとつは日本行きの航空券が当たる懸賞サ イトです。上記のサイトからリンクして行けます。
 そんなこんなで大変な数週間でした。はあ〜、疲れた。
 ところで、そろそろ井戸端会議をまたやらんといかんですね。今月は ちょっと無理ですが、来月にでもやりますか。詳しいことは、また近くなっ てからお知らせします。
 そうそう、今週末にミツワ(旧ヤオハン)で在外投票の登録受付があるん です。午後1時から5時まで。7月に選挙がありますからね。できるだけ早 く登録だけは済ませておきましょう。
 いま、金曜日(23日)の午前5時46分です。外が明かるくなり始めま した。
 では、また来週。
                     ひろ
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『今週の歌』

「夜明け前 突然起きた かみさんが
        あたまボリボリ 私をにらむ  ひろ」
    

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