2001年4月17日号(No.355)
目次
*『日本救出2兆円作戦14』
*『”帰れ”シリーズ26』
*『心を開くための浣腸8』
*『移民の扱い方 in Japan3』
*『VOICE』
@投書『引越しの季節なのか?』
*『編集後記』
*『今週の歌』
●●●●●● 投稿募集→ nynuts@rcn.comまで ●●●●●●
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『日本救出2兆円作戦14』
久々の「日本救出2兆円作戦」である。
この作戦、まだ終わってないよ。すべてはこれからだ。
同作戦の内容を知らない人のために少し説明すると、「日本救出2兆円作
戦」はその名の通り、「不景気の日本を救出するために2兆円稼ぎましょ
か」というのが目的で、外国人観光客を日本にたくさん送るという方法を
使って、その2兆円を捻出しようとしているのである。
であるからして、ポイントは「いかにして外国人観光客を日本に送るか」
になる。
以前にもお話ししたが、ここニューヨークで「いかにして外国人観光客を
日本に送るか」案を実行に移す際に、キーとなる団体が2つある。「Japan
Society」と「JNTO(国際観光振興会)」である。
で、今月から、それら2つの団体の主催・協賛による映画祭がスタートし
た。その名も「”食”映画祭」。同イベントは、日本食をテーマにした映画
3本と豆腐に関するレクチャーで構成されている。
実をいうと、このイベントには私も絡んでいる。ということは、同映画祭
の裏には、「いかにして外国人観光客を日本に送るか」的要素がひそんでい
るわけだ。つまり、「アメリカ人観光客を日本に送るための手段としての映
画祭」という側面も存在するのである。
”日本食”というエサを使って、アメリカ人観光客を日本に送る。そのた
めの映画である。
映画というのは、ビジュアルで来るからインパクトが違うじゃない。その
長所をアメリカ人観光客日本送りに活用するのである。
同映画祭自体はすでにスタートしている。4月20日(金)の『お茶漬け
の味』(小津安二郎監督)が1本目だった。そのあと:
4月27日(金)午後6時半『タンポポ』(伊丹十三監督)
5月 4日(金)午後6時半『Mr. P のダンシング・スシバー』
(田代廣孝監督)
と続く予定である。
5月4日の『Mr. P のダンシング・スシバー』はドキュメンタリー映画だ。
主人公はロサンゼルスのスシバーで働く黒人男性。寿司職人になりたい彼に
対する店側の差別など、日本人にとっては耳の痛い話も出てくるが、これま
での日本人によるJapan紹介イベントでは、そういう日本のダークサイドを見
せようとはしなかった。でも今回は、そんな側面も大胆に見せることとなっ
た。どういう評価を受けるか楽しみだわ。
先に書いた豆腐のレクチャー&試食会は、4月24日(火)の午後6時半
から。日本から招いた講師によるレクチャーと、豆腐を使った料理の試食会
が開かれる。
今回の映画祭は、『Time Out』などの地元メディアでも取り上げられた。
私が見るところによると、アメリカのメディアって、こういうわかりやすい
イベントって好きよね。特に日本食に関しては結構敏感。日本関連のイベン
トを開く場合は、その部分をうまく使うべきだろう。
それと、もうひとつ思ったのだが、訪日観光促進のイベントを行なう際
は、あんましそのことを全面に出さないほうがいいね。今回のように、
ちょっとひねったほうがベター。興味を持ってくれる人の数は、「日本旅行
説明会」より「映画祭」のほうが明らかに多いわけだし、できるだけたくさ
んの人にアプローチしようと思えば、イベント自体が楽しくなければどうに
もならない。そういう意味で映画はエンターテイメントだからバッチリよ
ね。
というわけで皆さん、ぜひJapan Society(333 East 47th St. )に足を
運んでみてください。アメリカ人の友達をひとりふたり連れてきてくれたり
なんかしたら超ラッキー。ついでに日本行きもすすめてみてね。
映画祭の結果は、また後日ご報告します。
ひろ
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『”帰れ”シリーズ26』
さて、前回お話しした日本でのイベント話の続きである。
私は、日本に帰った元ニューヨーカーたちのために何かイベントをやりた
いと考えている。場所は東京。頻度は年に1、2回の予定だ。
イベントの内容だが、とりあえずは「ニューヨーク報告会」という形式で
スタートする。最近までニューヨークに住んでいた人に話してもらったり、
日本に一時帰国してる人にニューヨークの近況を報告してもらうのである。
で、そのあとに懇親会を開く。ホントはこの「懇親会」をやりたいがため
の「ニューヨーク報告会」なんですがね。
つまり、昔ニューヨークに住んでた人間が集まってコミュニケイトする場
がほしいのである。グループ等を作る気はまったくない。「場」を作りたい
だけなのだ。
ニューヨーク同窓会みたいなカタチで「会」にしてしまう方法もあるが、
私はやらない。やりたい人がいたら喜んでお手伝いするが、私はその仲間に
は入りません。邪魔クサイからね。そういうの。
元ニューヨーカーたちが同じ部屋の中でうろうろしてる機会を年に1、2
回持つ。日本に住む元ニューヨーカーの皆さん、とりあえずはこれで勘弁し
てください。そこに行けば、あなたと同じように昔ニューヨークに住んでた
人たちに会える。そんな場を作りたいと考えています。
ニューヨークにいたことを日本で活用するためには、この街とのコネク
ションを帰国してもなんらかのカタチで維持しなければならない。前記の
「場」をクリエイトすることによってそのお手伝いができれば幸いだ。
でも、会うだけだと単なる同窓会になってしまうので、やはり「ニュー
ヨーク報告会」みたいな現在進行形のものが必要となる。フレッシュな情報
を入れてあげないと、ただの昔話会になるからね。
その「ニューヨーク報告会」とは別に、「Nuts井戸端会議」も毎年東京で
開く予定だ。同会議は、基本的にNuts読者を対象とする。ま、単にみんなで
くっちゃべるだけなんですがね。
というわけで、「日本に帰ったほうがいいわよ」などと言い出した責任
は、以上のようなカタチで取りたいと思う。要するにニューヨークとのコネ
クション維持の場を提供するのである。
続きは次回に。
ひろ
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『心を開くための浣腸8』
さて、どうやって日本のおじさんたちに浣腸するのか。今回からそのこと
について詳しく考えてみたい。
なぜおじさんたちに浣腸しなければならないかについては、もう説明しな
い。「日本を変えるため」とだけ言っておこう。詳細を知りたい人は、バッ
クナンバーを読んでちょうだい。
ここでのゴールは、日本のおじさんたちに浣腸することである。両手を合
わせて人差し指だけ立てて、友達のお尻に「カンチョー!」とやるアレでは
ない。ところで、最近のガキどもは、ちゃんと「カンチョー!」しているの
だろうか。「ちゃんと」と言うほどのことでもないのだがね。
おじさんたちに浣腸すると言っても、1、2回ではダメだ。習慣化させな
いと意味がない。少なくとも月に1回、できれば週1が理想だ。
だから、日本の「オヤジ狩り」のような一時的な「オヤジ浣腸狩り」では
意味がないのである。強制してはいけない。彼らが喜んでパンツを下ろすよ
うな状況を作り出さねばならないのである。
「北風」ではなく「太陽」。「苦痛」ではなく「快感」。
先に「どうやって日本のおじさんたちに浣腸するのか」と書いたが、正確
には「どうやったら日本のおじさんたちが積極的に浣腸するようになるか」
になる。
短いけど、今週はここまで。
ひろ
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『移民の扱い方 in Japan3』
「移民の扱い方 in Japan」の第3騨である。
日本での非日本人関連ニュースで私が一番驚いたのは、窃盗団の存在であ
る。私が東京にいた際もテレビのニュースでやっていた。
そのときは中国人窃盗団がどうのこうの言っていたが、いや〜そういう移
民系窃盗団の話って、ニューヨークではあんまし聞かないよね。
こんだけ犯罪の多い街だから、移民による犯罪もきっとあるとは思うが、
ジャパニーズ窃盗団とかチャイニーズ窃盗団とか聞いたことないもんなあ。
移民が出しゃばる前に地元の皆さんががんばってるという実情はあるかも
しれないが、移民の数にしたら東京よりニューヨークのほうがずーーーっと
多いわけだし、そういうジャパニーズ窃盗団とかチャイニーズ窃盗団的な現
象がここで起こってもおかしくないのである。でも、実際はそんなに聞かな
い。
ニューヨークだと窃盗が多すぎてニュースにならない、という話もある。
ただここの地元メディア(特に『NYポスト』とか)は、「ジャパニーズ窃
盗団」みたいな話は大好きなはずだから、そういう事件が起きたら必ず派手
に報道するはずである。
というわけで、私は「ニューヨークより東京のほうが移民系窃盗団が多
い」と見ている。
「なぜニューヨークより東京のほうが移民系窃盗団が多いのか」だが、
理由はいろいろ考えられる。アトランダムに挙げてみよう。
1)日本には移民たちがきちんと働けるシステムがない(だから犯罪に走
る)
2)やばい移民が多い
3)日本の警察をナメている
4)実際、日本の警察のレベルが低い
5)日本人全体が移民の扱い方をまだ知らない
6)時代に合った移民法がまだ確立されていない
7)移民コミュニティ内に自浄機能がない
8)NYPD(NY市警)は鉄砲持っててすぐ撃つからコワイ
などなど。
来週からこれらを順番に考えてみたい。
ひろ
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『VOICE』
@投書『引越しの季節なのか?』
ハゲ。
今のところその悩みのない私でも、心をえぐる一言だ。
ダウンタウンの浜ちゃんの口からこの言葉が出ると、立ち直れなくなるの
では?という程の破壊力を持つ。
「アタシ、男で”チビ、デブ、ハゲ”は絶対付き合わない!」と、断言す
る女の子も多い。、、、ここまで来て、私をシメ殺したい衝動にかられてい
る男性も多いと思うが、私個人は、性格がオトコマエな方なら、ハゲてよう
がデブだろうがあまり気にしない。ただ、身ぎれいにしていて欲しいというのが条件だ。
しかし、そういう人たちって最初からあきらめているのか、身なりをまっ
たくかまわない。時には人生捨ててますモードの男性もいて、引いてしまう
こともある。見ていて惜しい人もいるのだけれど。
それにしても、頭の毛が抜けたという自然現象だけで、何故に皆から軽ん
じられるか?それは”隠そうとするが隠れていない”所が原因なのでは、、、と思うがどうだろうか?
仕事場は、よく人が出入りするのでかっこうの観察場所になるのだが、そ
こには”イケてるハゲ”と”イケてないハゲ”の2種類が存在する。
ハゲていても、思いきってボウズにしている人は、その、いさぎよさから
来るさわやかさの為か、仕事仲間の女の子たちの好感度も高い。反対に、
1:9分け、あるいは前髪を立てて一見あるように見せているが、うしろに
まわるとあら、、、というフェイントハゲの人に対する彼女らの反応は、大
変冷たい。
きっと私の目も鋭くなっているに違いない。”隠すな。バレバレや。認め
るんだ。そこから君の人生が始まるんじゃないか”と説教のひとつでもタレ
たくなる。
とはいえ、後ろ髪をのばしてロン毛にしてくくっている”ハゲロンゲ”の
方には、複雑な気持ちを抱いてしまう。どっちや、どっちやねん、と。
、、、長くなりました。どうして、こうもハゲについて書いているかとい
うと、通勤途中で見かける理容室のせいなのだ。イスの数が5つしかない小
さな店に来ている客達の、必ず一人がハゲなのだ。見る度見る度誰かがハゲ
(ちなみに、ようやく私も、ハゲの人も後ろの髪の毛は散髪するという事に
気が付いた。そうだよな。ほっとけば落ち武者みたいになるもんな。、、こ
こで、NUTSを破り捨てた人、結構居そう)。
そして、店主のおじさんもハゲなのだ。なかなかハンサムな人である。理
容師でハゲるというのは、さぞ抜け始めはつらかっただろうなとその心中を
察してしまう。しかし、今の彼はそんなしめっぽさは全く無く、いつも客と
談笑しあっているのだ。
彼らのしあわせそうな様子を横目で伺いつつ、仕事場へ向かうのが私の日
課だったのだが、このハゲパラダイス、4月半ばに他の所へ移転してしまう。
残念である。しかし、他へ移っても、きっと店主はハゲの心をつかんでいく
に違いない。
追記:関係ないが、私の友人内でのハゲランキングのトップはレッツゴー
じゅんである。フィルコリンズも高得点。今時の美ハゲは知らないなあ。
ブルースウィルスはちょっと違うんだよなあ。(何が?)
修
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『編集後記』
先週号はお休みしました。もう休み癖がついてどうにもならんですね。
今月の初めに「週刊NYジャピオン」という無料紙が創刊されましたが、
彼らはNutsの親戚です。かわいがってあげてください。
では、また来週。
ひろ
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『今週の歌』
「家探し 始めて気づく 金のなさ
どうにかしろよと 吠えるかみさん ひろ」