2001年4月24日号(No.356)
目次
*『ニューヨークの噂』
*『心を開くための浣腸9』
*『グリーンカードへの道GOGO・その13』
*『たわごとコラム』
*『今週の歌』
■■■■■■ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ■■■■■■
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『ニューヨークの噂』
先月号の「ぶりてんNuts」、といっても今週出るのだが、その表紙で「来
月からスタートします」と宣言した「ニューヨークの噂」ページ話である。
5月号から「ぶりてんNuts」紙上に「ニューヨークの噂」ページを設ける
ことにした。
「ニューヨークの噂」ページ。その名の通り、ニューヨークの噂を集めた
ページである。いろんな噂を集めるつもりだが、特にここの日本人コミュニ
ティ内の噂には力を入れたいと考えている。
私が一番狙いたいのは、やはりヤバイ噂よね。「某日系企業は社員をビザ
奴隷状態」とか「某日系企業はプラクティカル・トレーニング・ビザ持ちた
ちをだまして使い捨て」など。これにセクハラ等の噂が入ったら、まず無敵
だろう。
最近はあまり聞かなくなったが、ちょっと前までは「ビザサポートすると
言って、結局約束を破られた」や「派遣会社を信用してテンプの仕事をして
たが、使い捨てにされた」とかいう話をよく耳にした。そのような場合、被
害者はニューヨークを離れるケースが多く、要するに「死人に口なし」状態
で泣き寝入りするしかなかった。
また、日系企業におけるセクハラ話も結構よく聞くのだが、その場合もビ
ザを人質にされていることが多く、結局何もできない、というのが実情のよ
うだ。
いま、ここニューヨークの日本人コミュニティ内には、そういう苦情を受
け付ける機能がない。上記のようなことがあなたの身に起きたとき、一体ど
こに相談しますか。
いきなり弁護士オフィスに突撃できるのであれば、それに越したことはな
いが、普通はなかなかむずかしいはずだ。金もかかるしね。
また、訴訟となると、それが「前科」となって、今後の自分の人生に重く
のしかかってくる可能性もある。ニューヨークの日本人コミュニティ内で生
きて行こうと思えば、やはり「前科」はつらい。もう誰も雇ってくれないか
らね。
というわけで、ニューヨークの日本人コミュニティには、弱者救済機能と
いうのが備わってないのである。だからそこら中、泣き寝入りの嵐。これで
はいかんよね。
そこでNutsでは、「噂」というカタチで反撃することにした。正面から
ジャーナリスティックに攻め込む体力はないから、ヨコ、ウシロ、ナナメか
らゲリラ的に攻めるのである。
実名は挙げない。だって訴えられちゃうじゃない。でも、当事者が読んだ
らドキリとするようには書きたい。「オレ、知ってるよ。見てるよ」という
メッセージを送り、次の被害者が出ないようにする。
とりあえず、いま私にできるのはそんなことぐらいしかないからね。あと
は弁護士にでもなって、バンバン訴えるか。でも、なによりもまず「弁護士
になる」というところに無理があるからなあ〜。
話を戻す。
今回の「噂」を使ったゲリラ戦は、雑誌「噂の真相」からのパクリであ
る。同誌の手法をいただきました。
同誌には「一行情報」というものがあり、「ニューヨークの噂」ページで
もそのスタイルを採用するつもりだ。
ここまではちょっとハードな話だったが、「ニューヨークの噂」ページで
は、ハードネタと同時にソフトネタも掲載する予定である。
たとえば芸能人ネタ。オザケンなんかいかがでしょう。なんかチャイナタ
ウンのほうに住んでてラップやってるという噂がありますが。
兵藤ユキはクイーンズに住んでる。これは間違いない。私は見た。ついで
に51丁目とサードの辺りをときどき子供連れでウロウロしている。
野沢直子はまだアルファベット・シティか。もういないかな。
シブイところでは、ドリアン助川は44丁目とフィフスの辺りをよく歩い
ている。あの辺の英語学校に通っていると見たが、どうだろうか。
というような芸能ネタも積極的に掲載したいと思う。
他には、「あのレストランのウエイトレスは愛想がいい」とか「どこどこ
にシメサバがうまいレストランがある」などの「いい噂」も載せたい。「某
日系企業は職場環境抜群で辞める人ナシ」などのポジティブ情報もあったら
いいわね。
で、それらの「噂」の情報元だが、それは当然、ちまたで暮らす皆さんに
なる。「ニューヨークの噂」ページは、皆さんからのチクリ&レポートで作
るつもりである。
「噂」レベルで構わないのでドシドシ送ってほしい。確認・編集はこっち
でやります。情報源もバラしません。
宛先は、nynuts@rcn.com、あるいは P.O.BOX 3824 NYC 10185。
最近、ここの日本人コミュニティってつまんないから、みんなで盛り上げ
ましょうか。
オイシイ「噂」、お待ちしてます。
ひろ
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『心を開くための浣腸9』
「心を開くための浣腸」シリーズの第9騨である。
さあ、おじさんたちに浣腸しましょう。
しかし、無理矢理やってはいけない。おじさんたちが望んでパンツを下ろ
す環境を作るのがポイントである。
では、おじさんたちは、何に対してなら積極的にパンツを下ろすのだろう
か。
エッチ。温泉。サウナ。蒸し蒸しパンツからの解放。ヘルシー。前記以外
でのフルチン状態お楽しみ術。
これらの中で浣腸をインボルブできそうなものは、「エッチ」と「ヘル
シー」「前記以外でのフルチン状態お楽しみ術」の3つである。
エッチと浣腸。なんか危険な香りがするな。ウンコまみれって感じ。
エッチと浣腸のパッケージを流行らせるという手もある。でも誰がどう
やって流行らせるかが問題だ。
おじさんが「今日はこんなの用意したんだ」とか言って、カバンの中から
ちょっとはずかしそうに浣腸を取り出す、というケースも考えられる。実際
そういう人もいるだろう。
ただ、ここで私がやろうとしているのは「浣腸を流行らせる」ことであ
る。「なんか最近、浣腸流行ってるな」と一般に認識させるほどのレベルに
まで持っていくことがゴールだ。であれば、「今日はこんなの用意したん
だ」的なおじさんがいることに満足していてはいけないだろう。彼らの存在
は、流行の起爆剤にはなり得ないからだ。
「この前さあ、アレやってるときにさあ、浣腸使ったんだけど、これがス
ゴイんだ」なんてセンテンスをおじさんたちが堂々と他のおじさんたちに言っ
てるとは私には思えない。でも、意外と言ってたりして。
明らかなのは、前記のセンテンスはおおっぴらには言えないということ
だ。会社の会議の休憩時間におじさん同士が「いや〜、エッチと浣腸って結
構相性がよくてさあ」なんて話をするだろうか。普通しないよね。物事という
のは、口から口に伝わって流行るものだからして、「エッチと浣腸」話
は、そのタブー度から言って、伝染に適しているとは思えない。
だから、エッチと浣腸のセット売りはダメ・・・となるところだが、実を
言うと、方法はないことはないのである。女性側がひそかに連帯し、男性側
への浣腸を全体で働きかけるという手もあるのだ。
「今日はちょっと試してみたいことがあるの・・・」とか言って枕の下か
ら取り出す浣腸。おじさん驚く。でもその顔がニヤつき始めるのにそんなに
時間はかからなかった。そしておじさんはこうつぶやいた。「チャレンジャー」。
だんだん何の話をしているのかわからんようになってきたな。今週はこの
くらいにしておくことにしよう。
ひろ
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『グリーンカードへの道GOGO・その13』
「グリーンカードへの道GOGO」話の第13騨である。
これまでの話でおわかりいただけたと思うが、「やりたいことでメシが食
えるニューヨーク」を実現するために、私たちニューヨークに住む日本人が
やらねばならないのは、「グリーンカードを持つ日本人の数をガンガン増や
す」ことである。その「グリーンカードを持つ日本人の数をガンガン増や
す」を導き出すための方程式はここでは説明しない。
その目的=「グリーンカードを持つ日本人の数をガンガン増やす」ことを
達成するために、私がまず取り組みたいのは、「グリーンカードバンバンサ
ポート運動」である。
で、結論から先に言っておくと、同運動を成功させるためには、ニュー
ヨーク採用の日本人たちが各企業内でエラくならねばならないのである。
すんげえ短いけど、続きは次回に。
ひろ
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『たわごとコラム』
私はレジ運の悪い人間である。そのことに最近気がついた。
レジ運。それは進みの早いレジに並ぶ、あるいは、進みの遅いレジに並ぶ
運のことである。
「レジ運がいい」という場合は、順調なレジの列にいつも並べることを差
す。
反対に「レジ運が悪い」、つまり私のような人間であるが、それは、なん
でか知らないけどイマイマしいぐらいに遅いレジに並んでしまうことを言
う。
たとえば、マクドナルド。
レジ運の悪い私は、歩いてでもドライブスルーで購入したところなのだ
が、前と後ろ、車に挟まれて徒歩で前進するのもなんだから、とりあえず店
内ということにしよう。
いくつかのレジがオープンしており、それぞれに列ができている。それを
見て、私はいつも「どの列に並ぼうかな〜」と考えるのである。
勘違いのないように言っておくが、「レジ運が悪い」=「レジを選ばずに
並ぶ」ではないのである。
考えるのだ。結構、一生懸命。考えて考えて、それで「この列になーら
ぼぉ」と選んだ列がいつも最悪。それが「レジ運が悪い」なのである。
レジに並ぶ前に、一応レジ係りのおにいさん・おねえさんの働きぶりを
チェックする。
動きがトロくないか。
要領が悪くないか。
目がうつろではないか。
遠い目をしてないか。
隣のレジ係りとペチャクチャしゃべってないか。
以上のようなことを確認する。
それらと同時に、それぞれの例に並んでいる人たちにも目を配る。
デブはいないか(いっぱいオーダーしやがるから)。
家族連れはいないか(これもいっぱいオーダーしやがるから)。
いつまでも「なんにしようかな〜」と選んでるヤツはいないか(オーダー
すんのに時間がかかるから)。
向こうのテーブルに座った家族に向かって、「なんにすんの? え?
ビックマック?」と叫んでるおばさんはいないか(”おばさん”というのが
ポイント)。
まわりの見も知らぬ他人たちに向かって、「やっぱりビーフよりチキンよ
ね」などと無差別に話し掛けてるデンジャラス・パースンはいないか(単純
に危険)。
これだけのことを考えてからレジに並ぶのである。スゴクないか。「考え
てる間に並べよ」という話もあるが、それは基本的に「運」とは関係ないの
で横に置いておく。
前記のような下準備をするにもかかわらず、ほとんど毎回失敗し、遅いレ
ジにスタックしながらコブシをかたくするのである。
なぜだろう。人を見る目がないのだろうか。
ひとつ考えられるのは、途中で心変わりすることが多いことだ。
ある列に並んでるときに、横の列のほうが進みが早く感じてしまい、スッ
と移ったけど、そこは蟻地獄。そういうパターンが多いような気がする。
せっかくリサーチして選んだ列なのに、その努力を投げ出して隣の列に移
る尻軽さ。おそらくそこに問題があるのだろう。
これからは最初のチョイスにステックするようにしたい。
ただ、私の場合は、ナチュラル・ボーンのレジ運なしではないかという不
安もある。
レジではないが、たとえば成田空港。
ニューヨークから成田に着いた際の入関(パスポートにスタンプ押すとこ
ろ)にしても、こっちに帰ってくるときのチェックイン・カウンターにして
も、私はことごとくハズしてしまうのである。
私が並ぶ列には、人知れず問題を抱えてるヤツが、必ずひとりかふたり、
ひそんでいるのだ。まるで私がそういう人間たちを吸い寄せているかのよう
に。
入関では:
「日本人帰国記録」の紙をなくしてるヤツ。
外人なのに日本人の列に並んでるヤツ(中国人と韓国人の場合、見た目も
日本人だからまわりも気づかない)。ついでに係員がいくら説明しても理解
できずに列をぶっ止めてしまうヤツ。
「研修中」と書かれたバッチをひそかに胸に付けてる係員(仕事が遅いん
だこれが)。
チェックイン・カウンターでは:
英語が話せそうでまったく話せない外人。
「隣同士の席がいい」とか言って係りのおねえさんを困らせるヤツら。
持ってるグリーンカードが切れてて、再申請中であることを証明するイミ
グレからの手紙を係りのおねえさんに見せても日本の人にはまったくチンプ
ンカンプン、な状況を作り出すヤツ(私だ)。
まるで霊感の強い人が霊を呼ぶように、私にもそれらのイマイマしい人々
を吸い寄せてしまう能力があるのかもしれない。ぜんぜん嬉しくないぞ。ど
うする。
しかし、これも運命だ。噛みしめねばなるまい。
今度からマクドナルドは、徒歩でドライブスルーだな。
ひろ
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『今週の歌』
「クソ暑い 日にいきなり かみさんが
ハワイに移住 したいとほざく ひろ」
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