2001年7月31日号(No.365)




目次

*『今後の展開について』
*『今週の問題』
*『ざいとーNuts』
*『この夏の心構え5』
*『編集後記』
*『たわごとコラム』
*『今週の歌』
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『今後の展開について』

 たまにはNutsのことについても話さんといかんでしょう。この辺で今後の ネタや紙面展開に関する作戦を一度ご説明しておくことにしよう。
 最近、「週刊」という基本事項が守られてないが、これは単に私がだらけ ているからである。だから原因はシンプル。だったら早く週刊に戻せよ、と いう話になるのだが、いやね、一度「週刊」の道を踏み外して、それに慣れ てしまうと、戻すのがむずかしくてね。習慣ってコワイ。
 ・・・などとシャレてる場合か、という声が私のところまで届いてきそう だ。そういう声を噛みしめながら、この夏を乗り越えようと思う。じぇん じぇん解決策になってないのだが。
 さて、ネタである。
 ネタに関して反省すべきなのは、中途半端なカタチで終わってる連載が山 のようにあることだ。ここでは書かないが、全部で10コぐらいはある。
 これまでいろんなことをやってきたが、その途中で落としたものもたくさ んある。宙ぶらりんの連載たちもそのひとつだ。
 私も35になって、なんというか人生の「タメ」みたいなものがわかり始 めましたね。昔はインスタントラーメンを作るときも、待ちきれずに麺がカ タいまま食ったりしてた。それが最近はしっかり待てるようになったのであ る。
 例にちょっと問題があるかもしれないが、まあそういうことだ。
 昔やってた連載が8月から続々と復活する。ほとんど伝説状態の『グリー ンカードへの道』も再スタート。『今週の問題』は気張って今週から復活さ せた。
 2001年の後半戦は「落とし物拾い」のNutsになるぞ。新しい企画も始 めるつもりだが、とりあえず中途半端なものをどうにかしたいと考えてい る。
 あとは在外投票。「カタいネタはもう勘弁」なのだが、同時に現在の無残 な状況を見ているとむなしい気持ちにもなるのである。なんとかせんとね。 今後はざいとーネタも積極的に取り上げていく予定である。
 最後に現在のNutsのメニューをご紹介しておこう。
1)週刊Nuts(紙&ウェブ&メルマガ)
2)ぶりてんNuts(掲示板ウェブ)
3)月刊ぶりてんNuts(紙)
4)Nutsジャーナル(ニュース系メルマガ)
5)NY Nutsの『i Love NY』(iモード用ウェブ&メルマガ)
 詳細については、http://www.nynuts.comをご覧ください。
 そんな感じかな。
 では、今後ともよろしくお願いします。
                      ひろ
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『今週の問題』

 久々の「今週の問題」である。
 しばらくお休みにしていたが、今週から復活させることにした。いやね、 このコラム、便利なんです。特にくだらないこと書くのに最適。これから思 う存分、ウンコの話とかもできるわけだ。
 そんなわけで本題である。
 最近、私は白人男性の半ケツ見せ問題で悩んでいる。白人男性、特に太っ た連中の半ケツである。
 なぜ彼らは道端でしゃがんで作業しているときに、パブリックに対して半 ケツを見せるのか。
 ジーンズの端からのぞく半ケツ。そういう風景に遭遇すると、すがすがし い午後のひとときが台無しになったりする。言うなれば社会悪ですな。
 女性の半ケツならまだ社会も寛容かもしれない。「それは差別だ」という 意見もあるかもしれないが、心の中の自分にもう一度聞いてほしい。「男の 半ケツと女の半ケツのどちらを取りますか?」と。おそらく社会は躊躇なく 後者を取るだろう。
 それなのに、ちまたにあふれる男の半ケツ。なぜ? 嫌がらせ? それと も何かの暗号?
 この半ケツ現象が白人男性を中心に発生しているという事実は、文化人類 学的に考えて非常に興味深い。ちなみに私は、アジア系の半ケツ野郎にお目 にかかったことがない。その辺にもナゾが隠されているような気がする。
 そんなわけで、ここから少し「半ケツ見せ」について詳しく分析してみる ことにしよう。
 半ケツを見せる男どもは、通常ベルトをしてないことが多い。だからジー ンズなりズボンなりがルースなのである。その状態でウンコ座りなんかした 日には、ケツの割れ目が見える見える。見たかないけど。
 では、なぜ彼らはベルトをしないのだろうか。
 答えは簡単である。彼らのケツが尖(とが)っているからだ。その尖った ケツにジーンズやズボンが引っかかってくれることによって、グッバイ・ ベルト状況が生まれているのである。
 たとえば日本人の場合、ケツが薄いというか、尖ってないためにそういう 技を繰り出すことができない。ベルトをしなければ、まるで氷壁にしがみつ くペンギンのように、ジーンズあるいはズボンがズリ落ちてしまうのであ る。それは他のアジア人にも言える。よってアジア人にはベルトがネセサ リーなのである。
 というわけで、白人男性の半ケツ見せ問題は、「ベルトをしない」という 習慣が生み出したひとつの悲劇と見ることもできる。
 私が考えたもうひとつの説は「白人はケツの割れ目の位置が高い」だ。白 人だけでなく、黒人やヒスパニックもそうである。
 割れ目の位置が高いということは、つまり、割れ目自身が外界に「こんに ちは」しやすいということだ。ちょっとジーンズがズリ落ちただけで割れ目 が一般公開されてしまうのである。
 「パンツ履いてねえのかお前らは」という意見もあるが、この場合パンツ には罪はないだろう。彼らは彼らなりにがんばってると思う。でも普通は、 ジーンズやズボンに道連れにされて、半ケツ見せに貢献してしまうのであ る。
 続きは次回に。
                         ひろ
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『ざいとーNuts』

 参議院選挙、意外と盛り上がんなかったね。つまんねえなあ。
 予想通り小泉自民党のひとり勝ちとなったわけだが、今回はまあしゃーな いだろう。あの支持率じゃね。
 Nutsが支持した「新党・自由と希望」からは、当選者はひとりも出なかっ た。ちくしょー。衆議院選ではがんばってほしい。
 投票にはいろんなタイプがあって、単純に好きな政治家や政党に投票する 人もいれば、現在の内閣への期待や信任・不信任で投票する人もいる。今回 の参議院選では「好きな政治家」パターンと「現在の内閣への期待」パター ンが多かったと私は見ている。
 ちなみに、選挙時におけるNutsの支持・不支持は「できるだけ多くの異人 種を国会に送る」をベースに決めることにしている。国会にあまりいないよ うなタイプの人間を永田町に送る。それがNutsの「投票のココロ」である。
 日本の国会議員はどう見ても同質化しすぎている。みんな似てるのよ。価 値観も感覚も、ついでに外見も。
 そういう集団からは普通、新しいアイデアは生まれてこない。
 新しいアイデアっていうのは、いままでのものとは違うから「新しいアイ デア」と言うのである。過去へのこだわりを絶ち、まったく違うものをクリ エイトしようとしない限り、「新しいアイデア」は出てこない。
 過去へのこだわりを絶ち、まったく違うものをクリエイトしようとする人 間。同質化した集団でそういう人間が出てきますか。出てこないでしょ。ど う考えても。
 そういう意味でも、いまの日本に必要なのは、これまでとは違うタイプの 国会議員である。異人種国会議員が増えないと日本は変わらないよ。
 だからNutsは「できるだけ多くの異人種を国会に送る」をゴールに支持・ 不支持を決める。今後もそのポリシーで行くつもりである。
 今週はつまんない話でキメてみました。
                       ひろ
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『この夏の心構え5』

 日本人男性およびアジア系男性の道端におけるアティテュード。私はそれ に大きな不満を持っている。
 私たちは、道端ですれ違う女性たちに対して、男性としてイナフなメッ セージを発していないのである。「ボクたち、女の子、好きです。やる気十 分です。いつでもどうぞ」。そういう意志を社会的にアピールしていないの だ。
 結果として、私たち日本人男性およびアジア系男性は、男性としての選手 登録を抹消されているのである。アメリカ人女性にとってのアベイラブル男 性リストに載ってないって感じ。
 だから一日も早く私たちはパブリックに対して「やる気あります」宣言を する必要がある。個々が好きな女性たちに果敢にチャレンジするという地道 な作戦も大切だが、それと同時にグループ(日本人男性およびアジア系男 性)としての社会的ムーブメントも起こさねばならない。なぜなら、いま私 たちが直面しているのは「個人」の問題ではなく、あくまでも「日本人男 性」や「アジア系男性」などの「グループ」としての問題だからだ。
 とりあえずゴールは「アジア人の男性はかなりエッチ」。この辺に設定し よう。そうなったら、道端の女性たちも私たちを男性としていい意味でも悪 い意味でも無視できなくなる。
 で、そのイメージをいかにしてパブリックに刷り込ませるかだが、それは もう道端における「視線追い作戦」や「すれ違い時のひとこと攻撃」しかな いだろう。それらの方法が最も有効でインパクトを持つと私は信じている。
 その風景はこんな感じになる。
     *     *     *     *
 日本人ビジネスマンが2、3人でミッドタウンを歩いている。前からホッ トなアメリカ人女性が彼らに向かって歩いてくる。突然彼らはカンバセー ションをストップし、その女性に熱い視線を送る。彼らの視線は、彼女とす れ違った後もその後ろ姿を追い続ける。そして彼らは声を揃えて言うのであ る。「Have a nice day!!」と。
     *     *     *     *
 最後のひとことを「You are HOT!!」に替えてもかまわない。その辺は個々 のチョイスに任せることにしよう。
 前記のような姿勢をニューヨークの道端で展開するのである。ひとりのと きもグループのときも、そのアティテュードを貫(つらぬ)くのである。晴 れの日も雨の日も風の日も雪の日も、ホットな女性に遭遇したらキチッと態 度で示す。それが大切。
 続きは次回に。
                       ひろ
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『編集後記』

 今週は、なんかひとりで書き尽くしたという感じです。いつもそうだけ ど。
 ネタにはほとんど困らないのですが、書く時間が大変なんです。調子のい い時は3、4時間で終わるのですが、筆が進まない時は10時間以上かかる のよね。
 ついでに夫婦生活において、自宅で自分の時間を10時間確保するっちゅ うのも、これまた至難の技なのよ。書いてる最中に話しかけられても困る し、でも返事しないと殺されるし、とスーパー板挟み状態。ツライところで す。
 てなわけで、かみさんが寝てから書き始めることが多いのですが、それは それで寝不足になって大変だったりします。
 ま、何事も修行ですな。
 ではまた来週。
                       ひろ
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『たわごとコラム』

 ニューヨークでサービスのいい店やエクセレント・セールスパーソンを見 つけるのはむずかしい。少なくとも私はそう感じている。
 「ここは信用できるな」「この人は友達に紹介してもいいわ」。そう感じ させてくれる物件の少なさよ。そう思いませんか。皆さん。
 私だってレコメンドできるもんならしたいわよ。でもそういう店や人物が 見当たらないのである。あえて言うなら、49丁目のLexとサードの間にある 「伊勢レストラン」のランチ時のウエイトレス軍団はおすすめだ。私は彼女 たちの明かるさが好きね。まったくもってラブリー・ガールズなのよ。これ が。
 ただ、他には思い浮かばないのが現実だ。殺伐としたニューヨーク生活、 皆さんどのようにお過ごしでしょうか。
 ところが、である。いい店やエクセレント・セールスパーソンとの出会い をあきらめかけていた私の前に、突然エクセレントな「家具屋のセールスマ ン」が現われたのである。
 彼の名前はMr. Reid。クイーンズのSteinway Streetにある家具屋 「Seaman's」のセールスマンだ。
 彼はナイスよ。ベリーナイス。ニューヨークではすでになくなった「お客 さまにつくす」の「つくす」という言葉が、彼の辞書にはまだ存在してい る。それは彼がジャマイカ出身ということにも関係しているのかもしれない (移民ってことね)。
 話がズレるが、先日うちに冷蔵庫とソファーセットが同じ日に届けられた のである。冷蔵庫を運んできたのは東ヨーロッパ系の移民と思われるニイ ちゃんふたり。そしてソファーセットは、バリバリのホワイト・アメリカン のニイちゃんふたり。
 その2組を比べての私の感想は、「アメリカ生まれのアメリカ人は、ホン トどうしようもねえな」だった。
 前者にあって後者にないのは、「誠実さ」である。冷蔵庫のニイちゃんふ たりは、仕事は早いし、マジメだった。反対にソファーのニイちゃんたち は、単なるアホだった。
 今回のケースを持って、「アメリカ生まれのアメリカ人は、ホントどうし ようもねえな」と決めつけてしまうのはあまりにも乱暴である。でも、決め つけたい衝動に駆られるのも事実だ。少なくとも「誠実さ」という面では、 明らかに移民たちのほうが勝っている。
 話を戻す。
 そんなわけで、クイーンズにお住まいで近々家具を買う予定のある方は、 ぜひSteinway Streetの「Seaman's」でMr. Reidをご指名ください。 ニューヨークではなかなかお目にかかれないナイス・セールスパーソンで す。
                     ひろ
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『今週の歌』

「夏用に シェイプアップするはずが
          静かにつかむ わき腹の肉 ひろ」

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「週刊Nuts」編集部


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