2001年8月7日号(No.366)




目次

*『今週の問題』
*『この夏の心構え6』
*『VOICE』 @投書『初めての在外投票体験』 @投書『The Victory of Japanik』 @投書『靖国問題』
*『たわごとコラム』
*『今週の歌』
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『今週の問題』

 例の半ケツ見せ問題の続きである。
 なぜ道端のおデブ系白人男性は、パブリックに対して半ケツを見せるの か。
 先週挙げた原因は以下の2つだった。
1)ベルトをしてないから
2)白人はケツの割れ目の位置が高いから
 その結果が、道端の半ケツである。
 それにしても彼らは、ケツが半分、外気に触れる際「あ、おケツ出ちゃっ た」とか感じないのだろうか。割れ目がスースーしたりしないのだろうか。
 露出面積は通常、かなりのものだ。落書きしたくなるくらいむき出しに なってることもある。それでも気づいてくれないキミの半ケツ。
 半ケツ防止のひとつの方法は「ズボンをズリ上げる」ことなのだが、その 場合ネックとなるのが「腹」である。
 アジア人の白人の腹の出方を比べればわかるのだが、白人の腹というのは 急激に出てることが多い。足は細いのに腹だけはボッコリ。高見山(古い か)の体形を思い出していただけたら幸いだ。
 それに比べてアジア人の腹の出方はゆるやかである。
 白人型ボッコリ腹の問題は、ズボンがどうしても腹の麓(ふもと)までし か行かないということだ。出っ腹に引っかかって、それより上にズリ上げる ことができないのである。
 低い位置にとどまるズボン。ちょっと下がれば割れ目がこんにちは。危険 な状態だ。
 というわけで、おデブ系白人男性の場合、以上のようなファクターが微妙 に関係し合って、道端で半ケツ出してるのである。
 それにしてもあの半ケツ、どうにかならんかね。人が吐いたあとのゲロみ たいなもんで、見たくないけどつい見ちゃうのよね。「あ、イカ食ってたん だ」とか。
 私は今度から護身用(別に襲われるわけじゃないけど)に輪ゴムを持ち歩 こうと考えている。
 道端で半ケツを見つけたら、素早くゴム鉄砲でビシッ。すんげえビックリ するだろうなあ。楽しみだなあ。
 皆さんも道端の半ケツにくれぐれもお気をつけください。
                        ひろ
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『この夏の心構え6』

 「ねえちゃん、ええケツしてるやん」
 日本人男性が、そういうことをニューヨークの道端で堂々と英語で言える 日が来ることを私は願う・・・
 先週お話ししたように、ニューヨークに住む日本人男性およびアジア系男 性に必要なのは、道端における積極的セックスアピールである。「対女性軍 ひと声運動」と呼んでいただいても構わない。
 基本は「視線」と「ひと声」。声をかける根性のない人は「視線」だけで も結構だ。
 道端で獲物を見つけたらとりあえず追う。「追う」と言っても視線でよ。 身体で追いかけたらストーカーだからね。
 追って追って追いまくる。あなたの視線に向こうが気がついたらすかさず ウインク。空中キスでもOKだ。
 社会的インパクトがあるのは、やはり集団行動だろう。特に駐在員のおじ さんたち。服装も道の歩き方もそのつるみ方も、マンハッタンにおいてもっ とも日本人っぽいと言われる彼らが行動してこそ、「アジア人の男性って最 近変わったわよね」というリザルトが得られるのである。とりあえずがんば れ。
 基本は「みんなで見れば恐くない」。5、6人のグループでひとりの女性 をじーっと凝視だ。これは目立つよ。少なくともまわりの4、5人は、日本 人男性たちのその行動に気がつくだろう。それをランチの行き帰りに数回リ ピートする。目撃者の大量生産だ。その噂が広がることによって、「日本人 男性(あるいはアジア人男性)って最近やる気じゃん」という認識が社会的 に浸透するのである。なんか完ペキだなあ。
 ただ、私のまわりの女性軍からは「それって日本人男性の評価を下げちゃ うからやめたほうがいいんじゃない」というご意見もいただいている。
 次回は、そのような意見に反論してみることにしよう。
                        ひろ
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『VOICE』

@投書『初めての在外投票体験』
 はじめまして、6年程前からナッツのファンをやっています。
 初めての在外投票をしてきました。カナダ、エドモントンでの様子をお知 らせします。
 投票最終日の一日前に在エドモントン日本国総領事館をたずねました。ビ ルの受付を素通りして(カナダらしいでしょう?)エレベーターに乗ったの ですが、土曜日のために領事館のある階のボタンが受け付けませんでした。 受付に戻るとエレベーターホールの椅子に無線機を持った係りの人がいて、 エレベーターの防犯を解除してくれました。途中で故障でもしたら困るなと 思いつつ目的の階に到着すると、係りの人が無線を持って待機していて普段 利用しているままの領事館へ入れてもらいました。
 受付にはきれいな日本人女性が美しい日本語と、素敵な笑顔で対応してく れました。何故こんなことを書くのかと言うと、ここの領事館は不思議なこ とに日本語を一言も話せない人に受付と電話の対応をさせているのです。外 務省の重要な役割である邦人保護の見地から見ると、これは極めて異常なこ とと言わざるをえません。以前電話連絡をしたときにもその受付の人は、完 全に一方的に英語だけで対応していました。昼食時で電話に出られる人がい なかったようですが、せめて片言でも「〜時に戻りますので掛けなおして下 さい」と言うくらいの日本語を覚えるのはそれほど大変なことではあります まい。それでこのようにあたり前の対応を受けると、新鮮な喜びとして感動 してしまうのであります。
 早速在外選挙人証を出して必要な書類を頂きました。書き込むところが 色々とあるんですね。確認をしてもらい受付を通過して隣にいる若い男性が 立会人として必要書類をくれました。投票用紙、それを入れる小さな封筒、 それらを同封して選挙区の管理委員に送る緑色の速達封筒に入れる為の中く らいの封筒です。投票用紙は特殊な紙でできているのか、簡単には破けない ようになっていました。
 投票するところは4つに区切られたアルミの仕切りが設えていて、とても 狭いところに候補者名簿、鉛筆数本、それに消しゴムがありました。書き込 みをするとこのアルミの仕切りがキシキシと音を立ててうるさいんですね。 カナダの選挙を見たときには、化粧ダンボールで簡単だけどゆとりのある台 を使っていました。お金の掛けどころがもっと別の方へ向くと良いのではな いでしょうか?
 今回の選挙は領事館から2度にわたり、書類による連絡がありました。最 初は在外選挙の投票日予定のお知らせと、その決定についての連絡でした。 そして特に実感したのは、候補者を事前に知ることがけっこう難儀であると いうことでした。
 こういうときに限って日系新聞もとっていなかったので、インターネット に頼る以外に方法はありませんでした。しかしインターネットで候補者の一 覧を探しても見たのですが、うまい具合に入手できませんでした。在外投票 を成功させるには、いかにして候補者の情報を事前に取り入れることでしょ うか。
 もう一つは今回の参議院選挙の投票用紙への書き方が、普段とは若干違う ことでした。ホームページなどで事前確認していないと、その仕組みが分か りづらくて投票のときの説明だけではなかなか理解しにくいのではないかと 思いました。それについての具体的な説明は事前の連絡でされていませんで した。
 投票用紙に書き込みをして封筒に封をして、先ほどの立会人に確認をして もらいました。無線機を持ってエレベーターホールまで迎えにきてくれた重 鎮の方も立会人でした。土曜の午後でしたが領事館のあるエドモントンのダ ウンタウンは、週末になるとゴーストタウン化してしまうためか、投票に来 る人は予想以上に少ないようです。現在までに投票に来ている人は残念なが ら両手で足りているようです。せっかく勝ち取った在外投票も行く人が少な くては、張り切って準備している投票所の人のやる気を削いでしまいます。 でもまあこれからでしょうか?
 カナダから応援しています。
                       S.S.
@投書『The Victory of Japanik』
 一般公募で募ったまったくの素人が、アート系ダンスチーム「a5Rkw」を 結成。その初公演として、日本のアニメやゲームを題材にした、コメディ チックなダンスパフォーマンス「Japanik」を、土曜の夜、ダンスクラブで行 います。
 舞台設定は、「日本の食卓」「大阪の繁華街」そして「地方の一戸建て住 宅」。ポップと日常が交互する日本の特殊性を、新鮮に、しかも日本人には 馴染みある文脈で表現します。12人のダンサーは、それぞれキャラが立って るニューヨーク掘り出し者たち。これを見逃す手はありません!
 友達/恋人のアメリカ人も連れて来て、日本のポップを体験してもらお う!
Saterday, September 1st
the WEB
40 E 58th ST bet Madison and Park. 212-308-1546 Subway NR456 59th & LEX
Show at 12:30 and 2:00 a.m. $10/ $8 with flyer
                      A
@投書『靖国問題』
 本日、小泉首相が靖国神社に参拝するというニュースが流れた。午後2時半 である。
 突然の発表であり、選挙の時には15日に参拝すると言っていたのだが、 近隣国への配慮か日にちをずらしたようだ。近いので行ってみることにし た。
 靖国神社に到着したのは午後4時であった。驚いたのは境内にはニュースを 聞きつけた人でいっぱいであったことだ。その数は三千人以上にもなるので はないかと思わる。更に多いのは報道陣であった。東京のテレビ局、新聞、 雑誌社のカメラマン、レポーターが集まっていた。多分、都内にあるマスコ ミの全てがあつまったのではなかろうか。過去にこのような数のマスコミが 靖国神社に集中したことは無かったはずである。正月の初詣でもこんなに参 拝者、マスコミは集まらなかったはずである。テレビニュースで『首相が参 拝』とだけ報道されただけでこんな騒ぎになるのであるから、以前から首相 による靖国参拝問題が如何に関心を持たれていたかがうかがわれる。
 境内では、既に、参拝に反対する韓国人グループ、中核派と思われる左翼 グループが気勢を上げていた。今夜のテレビ朝日では、反対するグループが 大写しになっていたが、これは編集の操作でつくられているものだった。韓 国人のグループは十人程度、左翼グループは数人程度であった。大部分の参 拝者は配られた日の丸を振っていたのだから、圧倒的に首相参拝に賛同する 人たちと考えた方が正しい。どこから現れたかは知らないが、境内では日の 丸の小旗を配る人が出てきた。さらに、首相が15日に参拝しないことを批判 する右翼グループも加わり、騒々しい雰囲気となっていた。こんな光景は滅 多に見られるものではない。
 さて、小泉首相の靖国参拝問題は、参院選の時から中国、韓国から強力な 批判を受けていた。近隣国から戦争の責任を問うための批判である。このよ うな批判は何度も強烈に行われていたが、今年は教科書問題も重なって、 さらに騒々しい位に日本政府を批判していた。
 ここで、私が不思議に感じるのは、中国、韓国が執拗に靖国問題を責める のであるが、それなら、フィリピン、インドネシアなどはなぜ靖国問題を取 り上げないのだろうか。フィリピンなども同じ被害国であるとすれば、中 国、韓国と同調して政府を批判すればいいはずなのだが。今回の靖国問題で は一度も国名が出て来ない。中国、韓国が靖国問題を取り上げるのは、それ が戦争の被害国の象徴であるため、戦争責任という取り上げ方によって国際 政治での立場を有利に導いて行こうとするのではなかろうか。戦争による被 害を受けた、という主張を永遠に続けるためにはその口実が必要なのではな かろうか。
 終戦記念日よりも二日前の首相参拝となって、公約通りには参拝できな かったが、首相は一応の面目を立てたと思われる。これから首相は中国、韓 国の内政干渉を排除して、財政改革に取り組むことになろう。これまでのよ うに、政府に主体性がなくて国際政治を行っていたのでは、日本の景気回復 は困難だからである。国民の支持率が80%を超えた、というのも、小泉首相 が考えている強い独立国にならなければ抜本的な構造不況が解消できないと 理解したからではなかろうか。
                    日比 恒明
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『たわごとコラム』

 もーれつサラリーマンになって、もう4年である。
 朝の8時から働き始めて、終わるのはだいたい夜の8時か9時。日本では これが普通かもしれないが、アメリカではやっぱり変だ。
 突然だが、そんな生活に終止符を打つことにした。別に仕事を辞めるわけ ではない。サッサと帰るのである。キッカケは、かみさんの幼馴染の死だっ た。
 彼が交通事故で亡くなったのはいまから2ヵ月前。ハイウェイの路肩に停 車して、携帯電話をかけていたところに、居眠り運転のトラックが後から 突っ込んだのである。即死だった。
 彼の彼女もうちのかみさんの幼馴染だった。3人はイーストニューヨーク で近所に住んでいた。
 彼と彼女が付き合い始めた、つまり恋人同士となったのは、いまから20 年前、13歳のときだった。まだ結婚はしてなかったが、まわりの人間たち は将来結婚すると思っていたし、本人たちもそのつもりだった。
 そして突然訪れた彼の死。
 彼もこれまでの私と同じように働きバチ人間だった。彼女と一緒に過ごす 時間も少なかったという。彼女がうちのかみさんに言ったそうだ。「できる ことなら過去に戻って彼と一緒のときを過ごしたい」と。
 その話を聞いて、私は腹をくくった。「今度からサッサと帰ろう。で、 もっとかみさんと遊びましょ」
 とりあえず月、水、金は6時に会社を出る。まずはそこから始めることに しよう。
                      ひろ
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『今週の歌』

「偶然に 夫婦揃って 下痢模様
      便器の取り合い でも力んじゃダメ ひろ」
 

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