2001年8月28日号(No.368)
目次
*『今週の問題』
*『Nuts TV作戦・最終回』
*『コミラジNuts作戦・最終回』
*『駐妻Nuts作戦・最終回』
*『Nutsテーブル作戦・最終回』
*『VOICE』
@投書『8月15日の靖国神社』
*『編集後記』
*『今週の歌』
■■■■■■ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ■■■■■■
************************************
『今週の問題』
今週、来週とネタの大掃除をすることにした。
終わらせるものは終わらせる。続けるものは続け、復活させるものは復活
させる。中途半端なものを一気にカットしてしまうのである。まさにネタの
リストラ。
中には名残惜しいものもあるが、ここは身軽になるためにゴメンチャイと
切り捨てるしかないだろう。
リストラによって出る「余裕」は、すべて残りの作戦に向けられる。
もうね、ウダウダしてるのに飽きたんです。在外投票のあとは、カタチに
残るもんはなーんもしてないからね。
あーやだやだ。
他の理由としては、「もっとくだらないことを書きたい」というのもあ
る。くだらないというか、ノンビリしてるものというか。このNutsにのほほ
〜んとした雰囲気を復活させたいのよね。
35になってから少し考え方が変わったような気がする。できることとで
きないことの見分けがつくようになった。それと1日が24時間であること
を発見した。
本気で物事をやっつけるつもりなら、時間やパワー、資源を1点に集中し
て使うべきだ。そのためにNutsもリストラする。
今回の大掃除は、「弱気の表われ」というよりは「本気の出現」というふ
うに自分の中では解釈している。ま、「トシ」というふうにも考えられます
が。
そういうわけなのでよろしく。
ひろ
***********************************
『Nuts TV作戦・最終回』
懐かしいタイトルである。
パブリック・アクセスなどについてリポートした「Nuts TV作戦」だが、
とりあえず終わらせることにした。
ホントは、ニューヨークのケーブル・チャンネルでNuts制作の番組をパブ
リック・アクセス等を使って流したかったのだが、時間対効果というか、手
間とその見返りを比べた場合、あまりにも手間のほうが勝ってしまうので、
今回切り捨てることにした。
パブリック・アクセスは、一般の視聴者が制作した番組を流せるケーブル
チャンネルだ。ケーブルを観てると、ときどき素人が撮ったような番組を
やってるでしょ。あれのこと。マンハッタンであれば、確か59丁目の11
と12の間にスタジオがある。
最初は結構気合の入ってた「Nuts TV作戦」だったのだが、同スタジオへ
のアクセスが悪いこと、マンハッタンのスタジオで作ったものはマンハッタ
ン内でしか放送されないこと、そして何よりも、だれもパブリック・アクセ
スなんか観てねえよ、などの事実を鑑みた結果、撤退することにしたのであ
る。
ただ、動画はいつかやりたいと考えている。テレビでなくてもいい。映画
でもCMでもOK。でも、やるなら最初はネットになるだろう。ウェブ上での動
画展開。その際に「Nuts TV」という名を復活させるかもしれないが、一応
ここでは終わらせておく。
というわけで、「Nuts TV 作戦」、終わり。
ひろ
****************************************
『コミラジNuts作戦・最終回』
正確には「コミュニティ・ラジオNuts」という。つまりニューヨークで日
本人のためのコミュニティ・ラジオを始めようではないの、という作戦だっ
た。
こいつもやめることにした。
まず、金がかかる。月に最低でも1000ドルは必要である(人件費含ま
ず)。
次に時間がないこと。コンテンツを作ったり、準備したりする時間がな
い。
最後に、Nuts TVと同じようにラジオに関しても、インターネットを使う
ほうが楽に安く制作できるということ。
だから「コミラジNuts作戦」もネットのほうで復活する可能性大である。
すでにインターネット・ラジオの本も買ってある。
でも、とりあえず終わらせておく。今度ラジオの話をするときは、実際に
始めるときだ。
そんなわけで、「コミラジNuts作戦」、終わり。
ひろ
*************************************
『駐妻Nuts作戦・最終回』
結局、これもできなかった。「駐妻Nuts作戦」である。
時間とパワーと才能を持て余している駐妻軍団にミニコミを作ってもらお
うという作戦だった。
ただ、最初から間違いがあった。
ミニコミというのは、作ってもらおうと思ってできるモノではない。ミニ
コミは物好きにしかできないのである。つまり、ホントにやりたい人間しか
ミニコミを出し続けることはできないのだ。
「駐妻軍団にミニコミを作ってもらおう」。要するに最初から考えが甘
かったわけだ。
はっはっは。笑ってる場合ではありませんね。
ただ、駐妻の皆さんが作る読み物はあったほうがいいと思う。私もNutsと
は別のところで、駐妻による駐妻のための駐妻ミニコミ作りのお手伝いをす
るつもりだ。
この場合もやはりネットが活躍するだろう。
既存のサイトに駐妻コーナーを作る、あるいは駐妻の皆さんが、ウェブサ
イトやメールマガジンを使って情報発信できるようにする。いまの駐妻世代
なら、ネットに対するアレルギーもないはずだ。ちょっと背中を押してあげ
れば、ひとりで歩けるに違いない。
駐妻の皆さんに関しては、今後は側面から応援するつもりだ。
「駐妻Nuts作戦」、終わり。
ひろ
*************************************
『Nutsテーブル作戦・最終回』
これは結構新しいネタだ。でも終わることにした。
道端にテーブルを置いて、そこで日本人アーティストたちの作品を売ると
いう作戦だったが、時間もパワーもないことに気がついた。だからやめる。
日本人アーティストをニューヨークで売ることにはまだ興味がある。で
も、わからないことが多すぎる。まずは自分がアーティストとしてその中に
飛び込んでみたい。
何をどうするかは未定だが、「がんばれ日本人アーティスト」の気持ちだ
けは今後も捨てないつもりだ。
これで日本人アーティスト・サポート作戦は振り出しに戻った。今後はい
ろいろ考える前に自分で何かをやってみようと思う。
お騒がせいたしました。
ひろ
**********************************
『VOICE』
@投書『8月15日の靖国神社』
今年の靖国神社は小泉首相の参拝問題で以前から話題になっていた。15
日に参拝するかと思ったら、裏をかいて13日に参拝してしまった。このこ
とはニュースで取り上げられたが、さて、その15日の靖国神社については
あまり知られていないようだ。
昨年に比べるとテレビ、雑誌などで露出する回数は恐ろしく増加している
が、その現場での実感とはだいぶ相違している。そこで、15日当日の靖国
神社で、朝9時から午後4時まで滞在していたときの状況を感じたまま報告
します。
1)参拝者の数
今年の参拝者は、公式には17万人とされている。しかし、実感としては
例年の3倍以上ではないかと感じた。朝からぞろぞろと人波が続き、午後ま
で絶えることが無かった。毎年参拝する遺族の他に、マスコミで騒がれた靖
国神社を見ておこうという便乗参拝者がふえたのではなかろうか。参拝者の
年齢は、当然のように高齢者が多いが、例年に比べて学生や若いアベックの
姿が多くなった。マスコミで大きく取り上げられたので、若い人にも関心が
出てきたのではなかろうか。これで、小泉首相が15日に参拝したとすれ
ば、こんな数ではなく30万人か40万人になったのではなかろうか。13
日に小泉首相が参拝したのは混乱を避ける意味でも正解でなかっただろう
か。
2)警備のものものしさ
警察関係の警備の人数はとてつもなく多いものであった。制服警官、機動
隊、公安関係者が境内をうろうろしていて、参拝者より目立っていた。公安
関係は背広姿であったが、これは黄色のバッジを着けているのですぐ区別で
きた。スポーツシャツを着ていたラフな姿の二人組に声をかけたら、これが
私服だった。こうなると、境内の隅々まで警備が配置されていて、どれが参
拝者か警備か区別できなくなっていた。通常は麹町警察署の私服だけのはず
であるが、この日だけは都内の私服の大部分を集合させたのではないかと思
われた。なによりも、機動隊が投入されたのは靖国神社では前代未聞ではな
かっただろうか。首相参拝があれば、爆弾投入も予告されていたので、爆発
物処理班も配置されていたのではないかと推測された。
3)右翼の参拝
例年と違って、首相参拝が考えられたので、今年の15日は右翼も特別な
日だと考えたのであろう。15日に靖国神社に参加しない右翼は本物では無
い、と判断したのであろうか、全国から右翼が参加した。靖国通りには全国
から集結した街宣車が違法駐車し、さながら右翼の義理駆け、といった風景
となった。境内には黒服、黒ネクタイのそれらし集団が集結し、異様な雰囲
気となっていた。しかし、戦闘服の集団は見かけられず、参加することのマ
ナーを保っていたようだ。制服警官と右翼が混在するなんて滅多に見られる
ものではありません。
4)報道関係者
例年のテレビクルーは申し訳程度にカメラクルーが境内の撮影をする程度
なのですが、今年は各局も本腰を入れたようで、中継車が来た。主要テレビ
局の中継車がパラポラアンテナを揃えて並んでいるのは、境内で突発的に事
件でも発生するのかと期待してたんだろうか。国内の報道の他に、新華社、
韓国テレビ局、ロイターなどの報道陣も来場していた。今年の靖国神社は異
常であることを報道したかったのだろうか。中国、韓国ではどのように報道
されたか、各国のニュースを見てみたいものだ。
5)デモ隊との乱闘騒ぎ
昼前に、首相参拝反対を叫ぶデモ隊がやってきた。教科書問題とからん
で、韓国人、キリスト教関係者の100名くらいのデモ隊だった。境内の入
り口付近で、右翼と衝突して大乱闘となった。乱闘は靖国通りに飛び出し、
大通りの真ん中で小競り合いとなった。靖国通りでは交通が遮断され、右
翼、デモ隊、野次馬、制服警官、機動隊でごったがえしていた。30分ほど
交通がマヒしたが、こんな光景は滅多にみられるものではない。しかし、右
翼集結の場所にデモを仕掛けるとは、なんだか結果が判っているような気が
するのだが。
6)閣僚の参拝
今年は6名の閣僚が参拝し、石原都知事も参拝していた。閣僚の参拝は社
殿の横の専用の入り口から入るのだが、閣僚、都知事を見ようとして入り口
には人だかりがしていた。日の丸の旗を振っているのだから反対派ではなさ
そうだ。都知事が出てきたら、集団の中からは『万歳』の声が出ていた。昨
年、この専用の入り口では、参拝者とテレビ朝日のクルーとの間で小競り合
いがあり、乱闘になる寸前だった。日頃のテレビ朝日の偏向した報道に、参
拝者の一部が激怒したことが原因だったようだ。それで、今年は報道陣の入
る場所と一般参拝者の入る場所をロープで仕切り、乱闘になるのを防止して
いた。今年は小競り合いにはならなかったが、参拝者の元気のいいのが『朝
日、帰れ』のシュプレヒコールを繰り返していた。なんだか昔の学生運動を
再現させるようであった。
7)空中戦
この日、靖国神社の上空にはヘリコプターが飛び回っていた。警視庁の警
護のものと、テレビ局のもので、その数を数えたら9機となった。神社の上
空をグルグルと飛び回っていて、うるさいこと甚だしい。地上には機動隊、
空中にはヘリコプターが飛び、さながら空中戦の雰囲気となった。
8)首相が15日に参拝したならば・・・
こんな状況であったが、これでも首相が参拝しない状態である。もし、小泉
首相が参拝したとすればどのようになるであろうか。多分、一般参拝者は靖
国神社の境内には入れず、境内全体を機動隊で隙間無く警護しなければなら
なかったであろう。周りの主要道路は全て交通止めし、靖国神社を中心とし
て半径500mには人を近づけなくしたであろう。さもなければ、大混乱に
なると予想されたのではなかろうか。首相の15日参拝を中止したのは、近
隣国の配慮したと言うが、この警備の問題も大きな要因ではなかっただろう
か。さらに、一般参拝者はどの程度か予想もつかず、多分、市ヶ谷駅、飯田
橋駅から靖国神社までの道路という道路には人が溢れたのではなかろうか。
日比 恆明
*******************************************
『編集後記』
今週から来週にかけて最終回コラムと復活コラムの嵐となります。よろし
くお願いいたします。
本当は今週号に復活編を2本入れるつもりだったのですが、いやスペース
がなくてね、結局来週号に回すことにしました。
こういう大掃除をするのは、Nuts史上初めてなのであります。7年半、
ためるだけためたからね。この辺で掃除しとかんとあとが恐いのよ。
それにしても、いろんなアイデア出してたのね。あたしって。で、とうと
うアイデアだけ出してることに飽きたってわけよ。やっぱ人間、身体を動か
してなんぼですからね。
でもまあ、今回レイオフする作戦たちの魂は、今後も生き続けるわけです
から、挫折感とか後悔とかはあんましないですね。
では、また来週。
ひろ
**************************************
『今週の歌』
「失業率 5パーを越えて 大騒ぎ
そうなることは わかってたのに ひろ」
下のアドレスを押すとメイルが送れまっせ
投書、意見、感想もどうぞ
Return to Home Page