2002年5月21日号(No.394)




目次

*『やりたいことの見つけ方2』
*『”ところで、僕の車はBMW”』
*『日本救出2兆円作戦20』
*『VOICE』 @投書『禁を破りつつあるわたくしです』
*『たわごとコラム』
*『今週の歌』
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『やりたいことの見つけ方2』

 さて、『やりたいことの見つけ方』の第2弾である。
 最初は復習を。
 前回は、やりたいこと見つけるために、まず自分が好きなことをできるだ け多く挙げてみた。繰り返しになるが、そのときのコツは「とりあえずなん でも挙げてみる」である。恥ずかしがることはない。精神を解放して、ただ れるように出せばよいのである。くだらないこと大歓迎。差別せずにダラダ ラ列記してほしい。
 ちなみに私の好きなことは以下の通りだった。
 「サバの塩焼き」「マシュマロを手でグニュっとつぶす」「サメ」 「ニューヨーク」「メディア」「インフラ作り」「マグロ」「シュークリー ム」「イルカ」「沖縄」「陶芸」「海」「コミュニケーション」「子育て」 「クジラ」「雑多な雰囲気」「法律」「ロジカルなこと」「ニューヨークの 日本人コミュニティ」
 次にこれらを似たもの同士、あるいは関係のありそうなもの同士でまとめ る。たとえば:
 1)「サメ」+「マグロ」+「イルカ」+「沖縄」+「海」+「クジラ」
 2)「サメ」+「ニューヨーク」+「マグロ」+「イルカ」+「海」+ 「クジラ」
 3)「マシュマロを手でグニュっとつぶす」+「シュークリーム」+「陶 芸」
 4)「ニューヨーク」+「メディア」+「インフラ作り」+「コミュニ ケーション」+「雑多な雰囲気」+「法律」+「ニューヨークの日本人コ ミュニティ」
 のようになる。
 さらに、上記の各セットの意味を読み取り、それらを組み合わせて、ある 理想的なシチュエーションを作り出す。
 A)「海」に囲まれた「沖縄」で、「サメ」と「マグロ」と「イルカ」と 「クジラ」とたわむれながら、「陶芸」でもやって、たまに「サバの塩焼 き」を食って、「子育て」に励む。
 それがあまりにも現実とかけ離れている場合は、組み入れるものをちょっ と変えてもう少し実現可能なパターンにする。
 B)「海」に囲まれた「ニューヨーク」のモントークで、「サメ」と「マグ ロ」と「イルカ」と「クジラ」とたわむれながら、「陶芸」やって、「子育 て」やって、たまに「サバの塩焼き」食って、Nutsもやって、「法律」を活 用しながら「ニューヨークの日本人コミュニティ」の生活「インフラ作り」 に励む。
 前回やったのはここまでだ。
 さて、問題はここからである。
 (B)の『「海」に囲まれた「ニューヨーク」のモントークで、「サメ」と 「マグロ」と「イルカ」と「クジラ」とたわむれながら、「陶芸」やって、 「子育て」やって、たまに「サバの塩焼き」食って、Nutsもやって、「法 律」を活用しながら「ニューヨークの日本人コミュニティ」の生活「インフ ラ作り」に励む』はいいとして、ポイントは「その状況で、いかにしてオマ ンマを食うか」になる。要するに「仕事」ね。
 理想的な状況を作り出すのはいいが、それを現実化しなければ意味がな い。
 その際必要なのは生活費だ。資本主義社会では、当然そうなる。
 ただそのときは、できるだけ自分の好きなことを仕事にしたい。そうで しょ。だって、1日の数時間、あるいは十数時間は、そのために使うんだか らね。やなことやっても精神衛生に悪いだけなのである。
 その点、前記の「理想的な状況」の中の要素は、基本的にみんな好きなこ とだからして、精神衛生上は非常にいいと来ている。
 では早速、仕事探しに取りかかろう。
 まず、自分の好きなことで作り出した「理想的な状況」をじっと見る。そ こから、とりあえずできるできないは横に置いといて、仕事になりそうなも のをひねり出すのである。
 たとえば、私の例から考えられる「仕事」は:
 a)漁師
 b)陶芸家
 c)主夫
 d)弁護士
 c)コンサルティング
 てな感じになる。
 ヒマな方は、とりあえずここまでやってみてください。
 続きは次回に。
                       ひろ
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『”ところで、僕の車はBMW”』

 モノによって自分の価値を高めようとする男たち。「ところで、僕の車は BMWなんだけどさ」などとほざく男がいい例だが、彼らはなぜ女性をモノで 釣ろうとするのか。他にエサはないのか。
 「自分に自信がないからモノで釣ろうとすんのよ」
 そういう分析もある。
 確かに自分に自信のある人間は、オノレを良く見せるためにいきなりモノ を持ち出したりはしないだろう。
 ただ、自分に関して自信満々の人間なんかそんなにいないわけで、大部分 の男たちは個人差はあるにしても「自分に自信がない」ということになる。
 「自分に自信がない」組の中のいい車を持ってる連中が「ところで、僕の 車は○○○なんだけどさ」などの発言をカマし、高学歴の連中が「ところ で、僕は○○卒なんだけどさ」といきなり自己紹介する、という見方もあ る。
 かわいそうなのは、何もいばるネタがない連中である(おそらく私も入 る)。
 彼らは「変なモノ自慢や学歴自慢をしない、感じのいい男たち」を演出す ることが多いが、実際は自慢するものがないのである。だから仕方なく自慢 話はせずに女性の話を聞く。
 貧乏な男に聞き上手が多いのは、そのためである。
 だんだん話が複雑になってきたな。というか、実際複雑なのだろう。
 「自分に自信がないからモノで釣ろうとする」。スジとすればきれいだ が、あまりにも短絡的すぎる気がする。
 自信のない男は世の中に山ほどいる。でも、その中でいきなり「ところ で、僕の車はBMWなんだけどさ」などとほざく男はごく一部だ。
 彼らが「自分に自信のない」男たちであることは明らかだが、それだけで 「ところで、僕の車はBMWなんだけどさ」が出てくるとは思えない。他の理 由、そういうバカなセリフを吐いてしまう何かを彼らは持っているのであ る。
 次回はその「何か」を探ってみたい。
                       ひろ
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『日本救出2兆円作戦20』

 以前にも書いたように、来月韓国と日本で開催されるワールドカップは、 今後の訪日観光推進のカギとなるイベントである。だってアナタ、推定で約 40万人の外国人がワールドカップのために日本に行くって話なのよ。
 ところが、日本ではなんか盛り上がってませんのお。訪日外国人ネタが。 みんなが騒いでるのはフーリガンばっか。そんなもん40万人全員がフーリ ガンなわけないんだから、もっと全体を見るように努力すべきなのに、政府 もマスコミも「木を見て森を見ず」状態。大丈夫かあ。
 外国人客40万人が日本でひとり10万円ずつ使うとする。それだけで 400億円の外貨が日本に落ちることになる。
 確かに今回はワールドカップ開催のために日本政府は山ほど金を使ってる わけだが、それでも400億円という数字は訪日観光の経済効果を明確に証 明していると思う。
 今後も400億円は行かないにしても、確実に訪日観光で儲けたいところ だ。そのためには、今回ワールドカップのために日本を訪れた人たちに再び 戻ってきてもらうのが一番である。あるいは彼らから「日本いいよお。1回 行ってみたらいいのに」と聞いて、やってくる人たちができるだけ多いほう がラッキー、というわけだ。
 であれば、彼らが今回どれくらい日本をエンジョイしてくれるかがそのポ イントとなる。
 しかし、これまで日本において、そういう議論を聞いたことがないのであ る。
 「未来のためのワールドカップ」。今回のワールドカップ開催を日本のた めに将来どう生かすのか。日本の税金を鬼のように使うのだからして、それ なりの見返りがないことには話にならないだろう。
 でも、そういう未来志向の「ワールドカップ開催で得るもの」議論が完全 に欠落しているのである。
 ただゲームを観たいだけなら、他の国でやってもらって観に行けばいいだ けの話だ。わざわざ自分たちの税金を使うことはない。ついでに海外旅行も できるわけだし。
 自国でワールドカップを開催するということは、「ゲーム観に行くのが簡 単」以上の意味を持たねばならない。つまり「そのことにより、日本は何を 得るのか」である。
 そういう話、どっかで読んだことあります? 政治家がそれ系の話をする の、聞いたことあります? ないでしょ。
 目的がイマイチはっきりしないのに、ものすごい額の税金をワールドカッ プ開催のためにブッ込んだ日本という国。ラブリーだ。
 でも中には、ワールドカップを開催したことによって将来見返りが期待で きるものもある。それが訪日観光なのである。
 今回訪日する外国人の皆さんが日本を堪能することにより、彼らにまた 戻ってきてもらう、あるいは日本の広告塔として家族や知人を日本に送り込 んでもらう。
 それによって日本に外貨が落ち、雇用が生まれる。
 いかがでしょう。こういうシナリオ。
 ワールドカップ開幕まであとちょっと。遅いかもしれないが、「ワールド カップ開催で得るもの」に関して、国民も政府もマスコミも、もう1回じっ くり考えたほうがいいんじゃないかしら、と私は思うのである。
                      ひろ
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『VOICE』

@投書『禁を破りつつあるわたくしです』
 日本のものは、大抵手に入ってしまうマンハッタン。ここへ来てからとい うもの、最初の3年は、”日本のものはなるたけ手を出さず、英語に専念”と 思っていたのに、在住10年も間近になるとそんな掟はどこへやら。BOOK  OFFの手伝いもあって、ちまちま文庫本を買っては、地下鉄の中で読む 日々である。
 そこまでユルくなった私でも、決して買わなかったものがある。マンガ だ。実を言うと、私はマンガ気**いで、子供の頃は、本屋に行ったら絶対 居るという程の、入り浸り様だったのだ(うちの近所の本屋さん、すいませ ん)。今でも読み始めたら、徹夜くらいは平気でするだろう。それが、わ かっているから手をつけなかったのだ。しかし・・・。
 今の仕事先にあるマンガ本棚が、私の埋もれていたマッド魂に火をつけ た。こうなるのはわかっていたのだが、吸い寄せられてしまった。そして、 とうとう読み始めてしまったのだ。
 棚には、結構色々な種類のマンガがあるのだが、ところどころ巻が抜けて いる(これはこれで、イライラする、アリ地獄のよな苦しみである)。ま あ、いつか日本へ帰った時に読んだらいいかと、どうにか諦めがつくものが 殆どだったが、その中で、唯一、途中の巻が抜けていない本があった。「月 下の棋士」だ。29巻あるので、わー、ちょっとずつ読もー!などと4巻ずつ 持ち帰っていたのが、ある日、それが何者かによって後半十数巻が、持ち去 られていたのである。
 ・・・ど、どこのどいつやねん。なんの為にわざわざここ来とる思ってる ねん!(もちろん、仕事の為なんだけど)。先、気になるやんけ! 気になる やんけー!!
 その日は、本当に眠れなかった。くやしくて。あまりに私ががっかりして いるので「たかが、マンガごときでー」と、周囲は呆れ返っていたが、これ は、マンガバカにしか分からない感情であろう。
 もうすぐ、私の32回目の誕生日がやって来るが、予定していた自らプレ ゼントを、月下の棋士後半全部に変更してしまうかもしれず、それを止める 自信が無い今日この頃である。続き、続きが読みたいー!
                       修
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『たわごとコラム』

 3週間前、沖縄の友達からいきなり電話がかかってきた。話すのは2年ぶ りだった。
 「おお、生きてるか」
 それが彼の第一声だった。
 「生きてるに決まってんじゃねえか」と私は答えた。
 挨拶もそこそこに、彼は「ところでよ・・・」となにやら話を始めた。
 彼の説明によると、6月の終わりに沖縄で帆かけサバニのレースがあるら しい。
 サバニというのは沖縄の漁師船で、大きさはいろいろあるが、私が知って る限りでは長さが3、4メートル、幅が7、80センチの小さな船である。 そのサバニのレースだという。
 コースは、ケラマ諸島から沖縄本島の那覇まで。正確にはわからないが、 フェリーで2時間ちょっと、高速船で1時間弱かかる距離である。
 そこは内海(うちうみ)ではない。湾に囲まれてるわけでもない。しっか り波の立つ外海(そとうみ)だ。荒れるときは、2、3階建ての分譲住宅み たいな波がバンバン来る。
 それを帆のついた小さなサバニを漕いで渡るのである。
 1チーム10人で、みんなで交代して漕ぐらしい。
 「それにオマエ、出ないか?」
 沖縄風に語尾を上げながら彼が私に聞いた。
 「え? ニューヨークから?」
 一応、そう答えたが、私はそのときすでに決めていた。
 出ることを。
 私は以前、ケラマ諸島の阿嘉島というところに2年ぐらい住んでいたこと がある。だから、今回サバニで渡る海もよく知っている。というか、私に とって一番近く、懐かしい海だ。
 そこを帆かけサバニを漕ぎながら渡る。
 友人はこれまで2回出て、2回とも完走できなかったという。なんか、 とてつもなく燃えてしまう。
 かみさんを説得し、飛行機も予約した。レースまであと1ヵ月ちょっと だ。
 あの海が私を呼んでいる。とりあえず身体鍛えよか。
                       ひろ
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『今週の歌』

「かみさんの パンティーたたむ ランドリー
            洗い続けて はや6年か ひろ」
 

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