2002年7月30日号(No.398)
目次
*『やりたいことの見つけ方5』
*『日本救出2兆円作戦24』
*『サバニ帆走レース報告2』
*『たわごとコラム』
*『今週の歌』
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『やりたいことの見つけ方5』
前回は、好きな「行為」に注目してみた。そこから自分がやりたいこと(仕
事など)を見つけるので ある。
たとえば、ここに「人の話を聞くことが好き」という人がいるとする。
新聞記者という手もある。カウンセラーはどうかしら。カスタマーサービス
担当でもいい。
このようにして、「好きな行為」から想像できるすべての選択肢を挙げてみ
るのである。
その際、アタマはできるだけ柔らかくしなければならない。そして、それら
の選択肢を実現できるか どうかは完全に無視し、心にプレッシャーを与え
ず、できるだけ軽やかに考えるのである。
出るだけ出しなさい。タダなんだから。
ひとりでなかなかできないときは、他の人に聞いてもらうという方法もあ
る。質問するのがうまい人 の場合、心の中にかなりディープに潜ることがで
きる。子供の頃の記憶などが蘇ったりすることもある からスゴイ。
「数字を計算するのも好きなんだけど」
「ふ〜ん」
「それと・・・」
「人の面倒見るのも結構好きじゃない?」
「そうね。意外と好きかもね」
「まわりからはそんなふうに見えるよ」
「そうなんだ・・・」
と意外な発見があったりもする。
「昔、結構好きだったけど、知らない間に忘れちゃった」てなことは、だれ
にでもあるのではないだ ろうか。
日々の生活に飲み込まれて、月日が経つと共に自分から遠くなってしまった
「好きなこと」たち。そ いつらを叩き起こすのである。
本気でやりたいなら、やっぱ他の人に手伝ってもらったほうがいいね。その
方が効率的だし、楽よ。
さて、あなたの「好きな行為」が一応出切ったとする。
ここで登場するのが「好きなもの」や「好きな場所」である。
前述の「人の話を聞くことが好き」な人に再び登場してもらおう。
この人物、「人の話を聞くことが好き」ということで、カウンセラーに興味
があるらしい。
で、「好きなもの」は子供、「好きな場所」はニューヨークとのこと。
それらの要素で、あるシチュエーションを作る。
「ニューヨークで暮らしながら、子供のためのカウンセラーになる」
ちょっと簡単過ぎたが、このようにして、「好きな行為」「好きなもの」
「好きな場所」をくっつけ て、仮想人生を作ってみるのである。
ここでも手加減する必要はない。夢のようなシチュエーションをがんがん
作ってみよう。想像力を全 開にして、いろんなパターンを考えてくれたま
え。
続きは次回に。
ひろ
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『日本救出2兆円作戦24』
前回、私は「W杯のために訪日した外国人が落とした金って、200億円ぐ
らいになるわよ」という 話をした。
計算式はこうだった。
20万人×10万円=200億円。
200億円は行くと思ったのである。
ところが、7月12日付の日経新聞に以下の見出しの記事が掲載された。
「外国人の支出がW杯で39億円増」
さ、さ、39億? たったの39億円か。
数字の出所は内閣府。記事の一部をご紹介しよう。
<試算によれば、W杯開催中は外国人の入国者数が前年の同じ時期よりも約
3万人増加。外国人の日 本での平均支出額は約13万円であり、経済効果は
約39億円にのぼるとみている>
3万人だと。たったの3万人だとよ。
平均支出額が約13万円だから、私の読みの10万円はほぼ正しかったこと
になる。
でも、3万人。20万人と読んでいたのが3万人なのである。
ホントか内閣府。
テレビ中継とかでは、外国人がいっぱい映ってたんだけどなあ。
W杯前に、職場の近くの日系テイクアウト屋にランチを買いに行ったとき、
レジで私の後ろに並んだ 白人のおやじが「来週から、日本にワールドカップ
見に行くんだ」とか言ってたが、彼はその3万人の うちのひとりだったわけ
か。
ふむ。
フランスW杯のとき、日本人だけで3万人ぐらい行ったんじゃない? そん
なには行かないか。でも 、数千人は行っただろ。
そして今回、日本を訪れた外国人は3万人。これってやっぱ問題よね。その
数字が正しい場合、政府 やマスコミは「なぜ3万人しか訪れなかったのか」
という点を分析すべきだろう。すべきというか、絶 対やらねばならないと思
う。
同記事には、W杯前(5月)のテレビ販売の数字も紹介してある。前年に比
べると、43億円増えた とのこと。
訪日外国人、テレビに負けてんじゃねえか。しょーがねえなあ。
私はこっちにいたからイマイチわからないのだが、日本の皆さん、ホントに
3万人ぽっちだったので しょうか。もっといませんでしたか。
W杯は、訪日観光を推進する絶好のチャンスだと思ったのだが、こんなに問
題(=日本人気ナシ)が 浮き彫りになるとは・・・
こうなったら開き直って、「なんで3万人しか来ねえんだよ」を真剣に考え
るしかないだろう。
私もチト考えてみるから、政府とマスコミの皆さんもよろしくね。
ひろ
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『サバニ帆走レース報告2』
6月27日(木)の午前9時、かみさんとふたりで自宅を出た。空港までの
足は車。かみさんが運転 し、私は助手席でくつろぎ態勢。
車の中でかみさんからの注意事項。「あれやるな」「これやるな」と細かい
ところまでおさえる。
沖縄行きが決まったあと、うちのかみさんは何かに憑かれたように、私を無
理やり旅行保険に入れよ うとした。その情熱に私は殺意を感じた。
「そんなにオレに死んでもらいたいのかよ」とかみさんを責めると、「てめ
えが死んだって何も残ん ねえじゃねえか。金ぐらい残して死ね」と言われ
た。返す言葉がなかった。
空港に着くと、かみさんは私を落としてトットと買い物に。ターゲットに行
くとか言ってたな。
ひとりで荷物をチェックイン。他の客は家族連れが多かった。カフェテリア
に行ってひと休み。会社 に電話して、残っていた仕事を済ます。
搭乗口で知り合いのウチナンチュ(沖縄県人)の女性に会う。空港で働いて
るらしい。
サバニのレースに出るために、これから沖縄に帰るというと驚いていた。ウ
チナンチュには、「サバ ニ」をいちいち説明する必要がないから楽だ。
「そうね、ケラマね。海、きれいさあ〜ねえ〜。でも八重山(諸島)もきれ
いよお〜」
以前、沖縄に数年住んでいたが、石垣や西表などの八重山諸島にはまだ行っ
たことがなかった。機会 があったら、ぜひ行ってみたい。
彼女に「そんじゃ、行ってくるさあねえ」と挨拶して機内へ。ほぼ満席。私
の席はCで、となりは暗 い目をしたおっさんだった。
機内では、映画三昧。大して寝なかった。興奮していたのだろうか。
トイレに5回行く。私は機内トイレ好きなのである。あのコンパクト感がた
まらない。カプセルホテ ルと同じ匂いがする。
また、水洗時のズゴ〜という吸引感もかなり惹かれるものがある。ウンコや
り中に水を流したりする と、ちょっとドキドキしてしまう。いや、腸まで吸
い込まれそうな気がして。
ぼんやり映画を観ながら、成田に着いてからの作戦を練る。
まず成田エキスプレスで東京駅へ。そして駅前の八重州ブックセンターで本
の買い物。そこで友達と 落ち合う。軽くお茶して、いざ羽田。夜8時の便で
沖縄へ。
日本の空域に入った頃、やっと「沖縄に帰るんだ」という実感が湧いてく
る。ワクワク。こんなにワ クワクするのは久々だ。ここのところ、忘れてい
た感触だった。
1年半ぶりの日本、2年ぶりの沖縄・・・
飛行機が降下し始めた。
となりを見ると、おっさんは相変わらず無愛想だった。
ひろ
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『たわごとコラム』
私のマックが死んだ。
この「週刊Nuts」はいつも、私が10年間愛用してきた「Color Classic」
で作ってきた。ホームペ ージも同様だ。
「Color Classic」。若い連中は知らんだろ。そういうマックのコンピュー
ターが存在したことを。
ハードとモニターの一体型。モニターのサイズは、縦が15センチ、横が1
8センチぐらいか。とに かく小さいモニターなのである。
スピードもチョー遅い。タイプしても、コンピューターがついて来ないので
ある。また、「週刊Nuts 」を印刷するのに毎回30分もかかっていた。
その彼が死んだ。
先週の木曜、80%ぐらいできていた7月23日号を済まそうと、コン
ピューターを立ち上げようと したが、彼は起きようとはしなかった。
そんなわけで、今週号から新しいコンピューターでの制作を始めた。ちょっ
と字を大きくした。書く 量を減らすためである。だんだんネタがなくなって
きたからね。
えにうえい、私の「Color Classic」は、その役目を終えた。今はただ、安
らかに眠ってほしい。
ひろ
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『今週の歌』
「400号 目の前にして 力尽き
命を終えた 私のマック ひろ」
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