2002年8月20日号(No.400)
目次
*『とりあえず400号』
*『ドラゴンボートの威力』
*『コリアン、嫌い?』
*『VOICE』
@投書『15日の靖国神社』
*『今週の歌』
◆◆◆◆◆◆ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ◆◆◆◆◆◆
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『とりあえず400号』
これで400号である。
以上。
と終わらせるのは申し訳ないから、感想をちょっとだけ語ってみたい。
正直言って、なんてことはない。感動もない。感慨もない。
もともと、発行物を出すことには、そんなに思い入れはない。私のことを「この
人は、ホントは自分の雑誌を出したいんだろうなあ」とか思っている人がいたら、
それは間違いだ。
また、書くことに関しても大したこだわりはなく、「400回も書いてきました
」的しみじみ感もなにもない。
「週刊Nuts」の現在の発行理由は、その紙面上で言ったことを実現すること、
それのみである。とりあえず、一番近いとこにあるのは「日本救出2兆円作戦」か
。それらの作戦がひとつずつ片付いていかないことには、出してる意味がないので
ある。
それにしても「ない」が多い文だなあ。
最近、発行ペースが一気に落ちているが、これからもボチボチやっていくつもり
だ。
「週刊Nuts」はまあいいとして、昨年からお休みしている紙版「ぶりてんNuts」
をできるだけ早く復活させたい。予定では9月から再スタートするつもりだ。
400号発行に関するコメントは以上である。
今後もよろしく。
ひろ
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『ドラゴンボートの威力』
8月10、11日の2日間、ニューヨークのフラッシングで香港系のドラゴンボ
ート大会が開催された。
出たよ、私も。
ドラゴンボートとは、船の頭の部分にドラゴンがくっついてる細長いボートで、
それに20人近くが乗り込んでエッサホイサ漕ぎ競争するのである。
仕掛け人は、当然のようにチャイニーズ軍団。ドラゴンボートは元々、香港あた
りから来たもんだと私はニラんでいる。沖縄で毎年やってるハーリーにかなり近い
ね。出所を知ってる人がいたら、ぜひ教えてほしい。
そのドラゴンボート大会に初めて出場した。
今年は船系のイベントにはできるだけ出場することにしていたため、地元クイー
ンズでの開催ということもあり、知人のチームに無理やり入れてもらったのである
。
で、すんげえおもしろいんだ、ドラゴンボート。一家に一隻ほしいぐらいだ。
今年で12回目を迎える同大会に出場したチーム数は80。ちなみに第1回目の
出場は10チームだったとのこと。年々増えとるわけだね。
大会は、フラッシングにある人口湖で行われたのだが、その湖岸に集うチャイニ
ーズ&非チャイニーズ軍団を見て、私はある事実を発見した。
「最近の中国系アメリカ人の女の子たちは、かなりかわいい」
中国系の女の子たちを今回ほど一網打尽に見たことがなかった私は、その事実に
軽いめまいを覚えた。
誇張しているわけではない。ホントにそうなのである。
「こんなことになっていたとは・・・。油断したぜ」
36歳の既婚者が油断もクソもないのだが、一応ご報告しておきたい。
もうひとつ驚いたのが、同イベントが完全に「アメリカ」のイベントになってい
ることだった。
「出場者はチャイニーズ軍団ばかりだろう」と想像しがちだが、非チャイニーズ
系もかなりの数、出ていた。ほぼ全員が非チャイニーズというチームもあった。
さて、レースだが、250メートル、500メートル、1000メートルの3つ
の距離があり、それにまたアドバンスやオープンなどのレベル分けがある。
また、1チームに女性が必ず6名以上必要で、反対に男性は10名以下でなくて
はならない。要するに、屈強な男どもだけを集めて最強チーム結成、というのは不
可能なのである。なかなかいいルールだ。
中には女性だけのチームもあり、皆さんバリバリに鍛えてて感動した。腹筋の線
とか出てたからなあ。
反対に「おまえらシロウトだろ」という人たちもたくさんいた(私も含む)。逆
に言うと、シロウトでもやれるのがドラゴンボートなのである。ただ、実力の差は
ハッキリ出ますがね
。
1日にだいたい2、3回レースやって、他の時間は湖岸でのんびりバーベキュー
。非常にのどかなイベントだった。
続きは次回に。
ひろ
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『コリアン、嫌い?』
いきなりで申し訳ないが、日本の皆さん、「コリアン、嫌い?」。
いやね、私はてっきり世の中は「コリアン、好き」のほうに動いてると思ってい
たのである。W杯後の日本の話よ。
ところがどっこい、ちまたで聞くのは「コリアン、嫌い」発言ばかり。
一体、どうしたんだ? 日本の新聞に書いてあったこととじぇんじぇん違うじゃ
ないか。
W杯開催中から閉幕直後にかけて、日本のメディアは「日本人と韓国人、仲良く
なってよかったね」というトーンだったと私は記憶している。
私もそうなってるもんとばかり思っていた。
日韓のW杯共催。日本と韓国が手を取り合って、世界最大級のイベントを共に協
力して行ったのである。そりゃ普通は、以前に比べて仲良くなったと思うだろ。
しかし、W杯直後に日本に帰った際のまわりのコメントと、こちらに帰ってきた
あとで日本人の友人たちから話を聞いた結果、私はその思いを捨てざるを得なかった。
だって、みーんな韓国の悪口言ってんだもん。
全部で10数人に話を聞いたが、「韓国が好きになった」と言った人はひとりも
いなかったのである。
これは私の知人たちに問題があるのだろうか。それとも、表には出てこないが、
水面下でマグマのように燃える、コリアンに対する怒りのようなものが存在する
のだろうか。
日本の皆さん、何がそんなに気に入らないの? コリアン軍団が、なんか悪いこ
とでもしたのかしら。よかったら教えてほしい。
投書はこちらまで:nynuts@rcn.com。
ではでは。
ひろ
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『VOICE』
@投書『15日の靖国神社』
日本の夏は甲子園と終戦記念日である。終戦記念日と言えば靖國神社である。8
月15日の新聞紙面には必ず靖國神社が掲載される。昭和21年の夏から延々と続
いく日本のマスコミの習慣といえるのではなかろうか。終戦の日に川崎大師や成田
山の境内を報道してもミスマッチなのである。うだるような夏の暑さの下で、太平
洋戦争や敗戦を語るのは全国で唯一の靖國神社しかあり得ないのである。今年も、
終戦の日の靖國神社を、朝9時から午後3時までの間に見たままを報告します。
1、小泉首相
昨年は8月13日に小泉首相が参拝したが、今年は春の例大祭に参拝してしまっ
た。『夏には参拝しない』と言明していたが、ひょっとして参拝することもあるの
ではないかと期待していた。13日、14日は朝からラジオを鳴らし続け、首相参
拝のニュースを聴取できるようにしていたが無駄だった。こうなると、昨年の裏を
かいて、小泉首相は8月末にでも参拝するのではないかと予想される。
2、参拝者の数
昨年と比べ今年の参拝者は減少しているように感じられる。しかし、2年前の参
拝者数よりは多いのではなかろうか。昨年が例外的に爆発的に多かったのではなか
ろうか。参拝者の種類を区別すると次のようになる。
@戦没者の遺族や戦友などの老人
戦後57年目なので、軍隊経験者であっても若くて77歳である。また、全国の
各県からは遺族会がバスを仕立てて参拝する。遺族も高齢化しており、子息であっ
ても60歳を越えることになる。老人の参拝が全体の90%を占めるのではなかろ
うか。なお、厚生労働省では各県の遺族会が参拝するための費用を毎年予算化して
おり、各県の遺族代表を招待している。その数は各県にそれぞれ数百人程度の枠で
はなかろうか。
A何らかのグループ
遺族でもなく、戦争を知らない人種であっても、加盟している団体によって参拝
している。宗教団体では成長の家、安国寺、猿田彦神社など、政治団体では西村塾
(衆議院議員西村眞悟の私塾)などが集合して参拝している。終戦の日には靖國神
社に出掛けなければならない、と義務感を持ってみえる方ばかりである。なお、神
道は八百万の神を祭るものであり、他の宗教を信じる人の参拝も受け付けている。
この点で、一神教であるキリスト教やイスラム教とは全く性質が異なっており、そ
のために誤解も多いのであろう。
B右翼、民族派
遠くから見ていても怖そうな方ばかりである。背広を着用していれば右翼、戦闘
服であれば民族派というべきであろうか。境内のあちこちに各団体ごとに固まって
いるので直ぐに区別できる。背広組も、黒服で黒ネクタイのグループとダブルのイ
タリアンのグループに2分される。所属している代紋の方針によって、服装も統一
しているのであろう。
Cその他の野次馬的な人達
観察していると、家族連れ、アベックなどの参拝も多く見かけられる。夏の風物
詩として靖國神社をとらえているのではなかろうか。真夏の暑い日に、都内で人だ
かりがするのは九段しかない。散歩の道筋として考えたのではなかろうか。遺族の
高齢化により、このような参拝者(参拝といえるかどうかは別であるが)が増えて
いくような気がする。
3、『2ちゃんねる』による参拝の呼びかけ
境内の木陰の下では、『青楓会』という看板を出して集会しているグループがあ
った。私も当日まで知らなかったのだが、インターネットのホームページ『2ちゃ
んねる』で靖國参拝を呼びかけていたのだった(2ちゃんねるを知らない人は別途
研究すること)。ネットで参拝を募集するのは始めてのことであろう。主催者は確
認できなかったが、『今まで靖國神社に参拝した体験の無い人に一緒に参拝しよう
』と呼びかける会らしい。参加者はネットで知り合った20代の若者が殆どで、多
少はオタクっぽいところも見かけられた。数十名が集まったようで、会費を集めて
昇殿参拝していた。その後はオフ会にでもなったのだろう。一度も会ったことの無
い若者がネットの呼びかけで集合するのであり、宗教も電脳の時代になったようで
ある。
4、出店
出店とは、境内に机を出して署名を集めたり、販売をすることである。社務所に
許可を得ているのかどうか不明だが、昨年に比べその種類が増加している。英霊に
こたえる会では『国立戦没者墓地の設置に反対』の署名運動をしていた。戦史に関
する書籍やビデオなども専門店が販売していた。珍しいのは産経新聞社が特集記事
を掲載した新聞を無料配付していた。終戦の日は全国から関係者が参拝する日であ
る。愛国者や民族派(自称も含むが)にとっては、自己主張するには絶好のチャン
スである。これからも出店は増加するのではなかろうか。なお、机を出さずに、ビ
ラや小冊子を配付しているグループも多く見かけられた。一昔前の大学構内で、全
共闘の各セクトがアジビラを配付しているのを思い出した。
5、デモ隊との衝突回避
昨年、韓國人、キリスト教関係者などにより首相参拝反対を叫ぶデモ隊が靖國神
社にやってきた。昨年は境内の大鳥居の直前まで行進し、右翼関係者と殴り合い寸
前までいって大騒ぎとなった。今年も午前10時半頃に、千鳥が渕から百名位のデ
モ隊が『閣僚の参拝反対』のプラカードを持ってやって来た(どうも、無届けのデ
モらしい)。右翼、総会屋、民族派が集合している総本山にデモするのであるから
結果は判っているようなものである。坊主頭の戦闘服を着た元気な人達が怒鳴り込
みに出掛けた(背広組は参加しなかったようだ)。しかし、昨年と違って警備陣で
はデモを想定してか、巧妙な阻止方法を取っていた。千鳥が渕の戦没者墓苑からの
道が靖国通りと交わるT字路では、機動隊がデモ隊を止め、靖国通りに出られない
ように阻止した。他の機動隊が靖国通りの歩道に立ちはだかり、民族派が千鳥が渕
に行けないように阻止したのであった。デモ隊と民族派を数十m離して接触させず
、乱闘の防止をしたのであった。民族派は機動隊と小競り合いになったが、昨年の
ように大きな混乱もなく30分もすると騒ぎは納まった。この件については、マス
コミ各社が取材していたが、紙面に載ったのは毎日新聞だけであった。
この様子を観察していて、このデモには何か巧妙に隠された大きな意図があるの
ではないかと私は考えた。デモ隊の多くは老人や老婦人であり、宗教的な問題で反
対しているのである。そして、靖國神社にいる団体は、坊主頭で血気のある若者で
ある。両者が乱闘したらどうなるであろうか、結果は判っているも同然である。日
の丸を染めた戦闘服を着た者がプラカードを持った老婦人と対決した場合、口喧嘩
で終わらない。何らかの実力行使となれば、デモ隊に怪我人や負傷者がでるはずで
ある。万一、死亡者が出たならどうなるであろうか。全マスコミはこの事件を大き
く取り上げ、民族派の方を非難するであろう。民族派の非難=靖國神社への批判、
となり、反靖國のキャンペーンになることは必須であろう。このデモ隊の行動には
、その陰で誰かが操作しているとしか思われない。
6、閣僚の参拝
今年は5名の閣僚が参拝し、石原都知事も参拝したらしい。靖國神社の裏側(飯
田橋側)から入ったため、気がついた人は少なかったようだ。その時、私は乱闘騒
ぎを見物していたので、閣僚の参拝を見ることができなかった。
7、コスプレ
靖國神社といえば、旧陸海軍である。このため、軍装会という同好会があり、陸
軍、海軍の制服を着て参拝するグループがある。大将を先頭にして、三八歩兵銃を
担った歩兵が参道を行進するのである。昔を懐かしむ趣味といえないでもない。こ
のようなグループは珍しいものではなく、大阪では護国神社、奈良では橿原神宮に
も集会があるらしい。例年、軍服を来てくる人達は同じような顔ぶれであり、だい
たい把握できていた。だが、今年からは今まで見かけたことのない人達も軍服で参
拝するようになった。どうも、昨年に小泉首相が参拝したことから、靖國神社への
認識が違ってきたようである。今までは軍服を着用するのがはばかれたが、そんな
行動を正当化されたのではないか、と判断したのではなかろうか。
また、変わった格好で参拝する人も増えてきた。絣の着物に袴をはいた男性、モ
ンペをはいた女学生などである。戦時中の服装で自己表現しようとしているらしい
。なんだか、靖國神社がコスプレの会場になっていくようだ。昨年は、『愛国婦人
会』のたすきを掛けた和服の女性を見かけたが、来年はもっと変わった服装でやっ
てくる人達が増えるのではないかと思われる。
日比 恆明
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『今週の歌』
「100号 200 300と
やればやるだけ 薄れる感動 ひろ」
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