2003年1月14日号(No.411)



目次

*『今年の作戦』
*『日本救出2兆円作戦35』
*『伊藤園のワザ5』
*『サバニ帆走レース報告11』
*『今週の歌』
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『今年の作戦』

 さて、今年の作戦である。
 前号でお話ししたように、基本的には去年の作戦の続きになる。ご紹介しよ う。
 1)NYJJ基礎体力作り
 2)NYJJ雇用倍増作戦
 3)日本救出2兆円作戦
 4)L.I.C. ジャパンタウン化作戦
 5)在外投票作戦
 今年もこれで行く。他にもいろいろあるのだが、あんまり多くしてもね。5 つぐらいがいいでしょ。
 上記の作戦の中で、今年急激に動く可能性があるのは、『日本救出2兆円作 戦』と『在外投票作戦』である。
 前者の『日本救出2兆円作戦』は、今年4月から本格的に動き出す。よお〜 く見ててほしい。ひとつの新しい産業がどのように誕生するかがわかるはず だ。
 後者の『在外投票作戦』は簡単である。おそらく今年、総選挙があるから ね。実際あたしたち海外に住む日本人も選挙できるのよ。みんな、在外選挙登 録は済んだかな? はよせんと間に合わんからね。
 今年3月で、この『週刊Nuts』も10年目に突入する。
 こんなちっぽけで金も儲からないミニコミを10年である。まさに変態。物 好きの極致である。
 私も気がつけば37歳。あと3年で40よ。どうするんだろ。
 というわけで、「時代を動かすには10年かかる」というのが持論のわたく しとしましては、『週刊Nuts』に関して、そろそろ明確な結果を出さんといか んわけなのである。
 ひとつの結果として「在外投票制度」があるが、あれはラッキーだったから ね。別に時代を動かしたわけでもないし。
 自分的には、『週刊Nuts』を含むNuts軍団はここ数年、かなり大人しかった と思う。ネット上の『ぶりてんNuts』(http://www.nyct.net/~nuts/)は活発 に動いてはいるが、あれは参加者の皆さんのおかげなわけで、Nuts側からは何 もしていない。ただサイトを維持してるだけである。
 大人しくしていた理由はそのうちお話しするが、ただ最近、そんなNutsに我 慢できなくなってきたのである。ほれ、10年というのもあるしね。
 自分の中に「そろそろいいかな」という思いが生まれ始めている。昔のよう にちょっとワイルドで行きたい。ときどき変な騒ぎを起こしたりとか。
 「そろそろいいかな」。これが今年のNutsのテーマである。発行10年。そ して最近大人しくしてたしね。
 今年Nutsは、できるだけ多くのモメ事を起こしたいと思う。「議論するテー マ」と言ったほうがいいかしら。
 「こうこうこう思うんだけど、みんなはどうよ?」。『週刊Nuts』やその他 のメディアを使って、世の中にそう問うのである。
 Nutsの意見、つまり私の意見にキレる人もいるだろう。同感してくれる人も いるかもしれない。それらの人々を巻き込んで、さらに騒ぎを大きくする。そ うすることによって、同テーマの存在を世の中に強くアピールするのである。
 そんなわけで、今年は「そろそろいいかな」のノリで突き進みたい。
 昔のNutsに戻ります。よろしくね。
                   ひろ
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『日本救出2兆円作戦35』

 訪日観光に関して、最近また新たな動きが生まれている。
 これまで『週刊Nuts』紙上で、「日本政府が動いた」だとか「日本の新聞が 報道した」などと書いてきたが、それとは別のところでの露出がすでに始まっ ているのである。
 近頃、日本の雑誌などでも「観光立国」の文字を見るようになってきた。海 外に出る日本人観光客数と、日本に来る外国人観光客数のアンバランスを指摘 するコラムや記事も多い。ラブリーだ。
 また、訪日観光に関する本も出版された。
 『メイド・イン・ジャパンからウェルカム・ツー・ジャパンへ―観光立国が 日本を救う』(プレジデント社)。著者は堀 貞一郎氏。この人、東京ディズ ニーランドの元総合プロデューサーらしいっスね。
 「観光立国が日本を救う」とは大きく出たが、ま、わしらの作戦名も『日本 救出2兆円作戦』だからして、似たようなもんである。ただ、Nuts側の作戦は 「日本を救出するために2兆円が日本に落ちるシステム(=訪日観光)を確立 しよう」であり、観光だけで日本が救えるとは考えていない。その違いはクリ アーにしておきたい。
 わたくし、まだこの本をGetしていないのである。近日中に購入する予定 だ。読んだら感想文書くからね。お楽しみに。
 それにしても、訪日観光もだんだん盛り上がってきてベリーナイス。政府も 新聞も雑誌も本も、推進の方向に動き始めている。
 私が思うに、あとはテレビよね。NHKスペシャルとかさ。
 と、Nutsの原稿書きをここでストップして、いきなりウェブを立ち上げてで すね、NHK、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日の5社に早速メールし たよ。以下がそのメール。
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 はじめまして。本日は「訪日観光」の件についてメール差し上げました。
 最近、新聞や雑誌などでも頻繁に取り上げられるようになった「訪日観 光」。外国人観光客にもっと日本に誘致し、日本を楽しむのと同時に外貨を落 としてもらう産業です。
 日本政府もかなりやる気のようで、4月からの2003年度予算では数十億 円の予算がつくと言われています。
 去年は『メイド・イン・ジャパンからウェルカム・ツー・ジャパンへ―観光 立国が日本を救う』(堀 貞一郎著、プレジデント社)という本も出版され、 話題を集めています。
 あと露出してないのは、テレビだけになります。そこで御社にぜひ「訪日観 光」を取り上げていただきたいと思い、メールいたしました。
 調べていただけばわかりますが、「訪日観光」は大きな経済効果を持つ産業 です。JNTO(国際観光振興会)の調査によると、1999年に日本を訪れ た外国人旅行者数は444万人。その総支出額は1兆3691億円で、生産誘 発効果が3兆6948億円、雇用創出効果は21万4000人となっていま す。
 ただ、その実態は日本の人たちにはあまり理解されてません。
 「訪日観光」は、現在の日本の状況を打破するひとつのヒントであり、方法 でもあります。
 ぜひ御社で取り上げていただきたいと思います。よろしくお願いいたしま す。
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 さて、どうなることやら。NHKスペシャルあたりが取り上げてくれたらラッ キーなんだけどなあ。どうでしょ。
 日本にお住まいで、テレビで訪日観光ネタを見かけた方は、ぜひご一報いた だきたい。こっちじゃわかんないのよね。よろしくお願いします。
                    ひろ
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『伊藤園のワザ5』

 アメリカ人はタダに弱い。これは疑いようのない事実である。
 日本人もタダには弱いが、アメリカ人はそれ以上だろう。
 理由はイマイチわからない。私がそう判断した根拠は、タダでものをもらう 際の、アメリカ人の目の輝きである。嬉しそうな目をするんだ、これが。
 あのキラキラした目を日本人の中に見つけるのはむずかしい。やはり私たち 日本人は、駅前で配られる無料ティッシュに慣れすぎてしまったのだろうか。
 アメリカ人の特徴に関してもうひとつ、「意外にコンサバ」というのが挙げ られる。
 「ニューヨーカー」という響きには、新しいものにすぐに飛びつきそうなイ メージがあるが、飛びつく瞬発力では日本人のほうが圧倒的に上である。
 だからして、「日本でもこんなに早くブレイクしたから、ニューヨークに 持ってってもすぐにブレイクするはずよ」というのは、とんでもない勘違いな のである。
 アメリカ人はかなりスローよ。その中でニューヨーカーはマシなほうだが、 日本人から見たら「コンサバ」の範疇に入るだろう。
 そんな「意外にコンサバ」アメリカ人だが、彼らのようなタイプの人間にア プローチする場合、タダはすんごい有効である。
 タダという魅力によって、彼らの閉じ気味のココロをこじ開けるのである。 「タダに弱い」というのも好都合だ。
 日本のお住まいの皆さんには、「日本人ってコンサバよね」というイメージ があるかもしれないが、新しいものに関しては、日本人はケダモノである。特 に「食」。食い物に対して、これほど貪欲な民族を私は知らない。
 チャイニーズ軍団の「中華料理」の中における貪欲さはすごい。でも、他の 民族料理をオノレの中に飲み込んでいくパワーは、日本人のほうが明らかに 勝っている。
 「アメリカ人は日本人より進歩的で新しいもの好き」とか考えてる人がいた ら、いい機会だから改めてほしい。そういう日本で仕入れたイメージは、1回 捨てんといかんね。
 それと、「日本人」というものをもう少し相対的に評価してみる必要があ る。他と比べるってことよ。「世界でどのくらいのところに位置するのか」と いう視点である。
 でないと、勝手に「アメリカ人は日本人より進歩的で新しいもの好き」とか 思い込んじゃうからね。
 お気をつけください。
                  ひろ
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『サバニ帆走レース報告11』

 久々である。
 この報告の中で、現在私たちが立っているのは「レース会場である座間味島 に向かうフェリーの中」の場面である。
 レースがあったのが去年の6月の終わり。半年経って、まだレースも始まっ ていない。すごいな。自分で言うのもなんだが。
 「フェリーざまみ」は、最初の寄港地である阿嘉島を出て、目的地の座間味 島に向かっている。
 懐かしの海だ。今から10数年前、私はお仕事でこの海に毎日潜っていた。
 風景は変わっていない。海は私がいた頃よりかなり濁っている。フェリーの 上から見るだけでそれがわかる。
 進行方向に向かって左が阿嘉島、右が安室島。安室の奥にあるのが座間味島 だ。
 隣りの島に数年住んでいながら、座間味にはほとんど行ったことがなかっ た。おそらく2回だけだ。1回はなんか用事があったのと、もう1回は港の近 くにある売店にブルーシールのアイスクリームを食いに行った。阿嘉島では食 えないアイスクリームだったのである。
 人口で言えば、座間味には阿嘉の倍以上の人が住んでいる。民宿の数も多 い。座間味村の役場があるのもこの島である。
 私は、個人的にはこの島があまり好きではない。だから、座間味の港に入ろ うとするフェリーの上で、私はこの島に上陸することに関しては、ハッピーで はなかった。
 そりゃ、サバニレースに参加すること自体はすんげえハッピーなのよ。で も、座間味はちょっと・・・という感じだったのである。
 理由は自分でもわからなかった。以前、この島に来たときに、何かイヤなこ とがあったのかもしれない。
 「フェリーざまみ」は減速し、着岸の準備に入ろうとしていた。
                  ひろ
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『今週の歌』

「なんとなく 座りの悪い 2003
        こういう年は 早く済まそう ひろ」



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「週刊Nuts」編集部


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