2003年3月11日号(No.415)
目次
*『今週の問題』
*『日本救出2兆円作戦39』
*『やりたいことの見つけ方11』
*『サバニ帆走レース報告14』
*『編集後記』
*『今週の歌』
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『今週の問題』
『Villege Voice』を読んでしみじみ思うことがある。
「アジア系女性に対するニーズ増」。そのことだ。
皆さんご存知のように、同誌にはエッチ広告がかなり掲載されている。エス
コートサービスってやつですか。要するにお金を払えばエッチさせてくれるビ
ジネスだ。
私はこの欄を10年以上見つめ続けてきた。言っておくが、見つめてただけ
だからね。お世話になったことはない。言い訳することもないのだが。
自分が必要としてないにもかかわらず、その欄に興味を持ったのは、やはり
私もオスだということだ。
「一体どんな女性が市場に出ているのか」
女性をモノのように扱うことは明らかに間違っているが、オスとしてはどう
してもそういう見方をしてしまう。
そんなことはどうでもいいとして、ここ数年、正確には7、8年だろうか、
同誌上でのアジア系女性専門エスコートサービスの広告増加が著しいのであ
る。
現在、同誌にはエスコートサービスの広告が山のように掲載されているが、
一番目立つのは、アジア系女性の広告である。
「目立つ」というのは、数ではない。広告の大きさとカラーってことね。
まずアジア系の広告は他の人種に比べるとデカい。ちなみに7、8年前まで
はこんなにデカくはなかった。
それとカラー。つまり4色ということである。フツーに考えればわかるよう
に、カラー広告はモノクロ広告に比べると目立つ。カラーのアジア系広告なん
て、7、8年前まではあんましなかったんだけどね。
デカくてカラー。当然、掲載料金は高くなる。それでも載せ続けるのは、明
らかにニーズがあるからだ。だから強気な商売(デカくてカラーな広告)がで
きるのね。
確かに数では他人種の広告より少ないかもしれないが、それでも昔に比べる
とかなり増えた。
以上のように、ニューヨークのエスコートサービス業界は、アジア系が押し
まくっている状態がここ数年続いてる。少なくとも、『Villege Voice』誌上
の広告で判断すると、そういうことになる。
問題は「Why」だ。なぜアジア系女性が同業界でそれほど人気なのか。その
人気が急上昇した理由はなんなのか。
しょーもないネタだが、深く調べたらかなりおもしろいと思う。
だれかやらんかね。同ネタで本とか書いたりして。
意外と女性が書いたほうがおもしろいかもしれない。
ぜひご検討ください。
ひろ
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『日本救出2兆円作戦39』
訪日観光に関する具体的なアイデアがいろんなところで噴き出し始めてい
る。「日本で開催される国際会議を増やしたらどうか」とか「観光通訳の育成
が必要」などの案だ。
他にも産業観光やアニメなどを使った観光振興などが、日本の新聞紙上で紹
介されている。
アイデアとしては、なかなかいいのではないかと私も思う。
ただ、議論の進行がちょっと早いのよね。「その前に話し合うことがあるだ
ろ」というのが私の意見だ。
前回お話ししたように、今年に入ってやっと訪日観光産業が注目されるよう
になった。要するに「立ち上がった」わけである。
で、これから本格的に動き出すわけだが、具体案に入る前に、全体の「方
針」というか、「心得」を決めたほうがいいんでないの、というのが、私が
「その前に話し合うことがあるだろ」と思う理由だ。
「具体案なんかいらないわ」という意味ではない。具体案はベリーインポー
タントである。
しかし、その具体案を実際の行動案に移していく際の決定基準というか、
ルールブックというか、そういう「軸」の部分も同時にベリーインポータント
なのである。
物事の順番でいうと、当然「軸」のほうが具体案より先に存在しなくてはな
らない。なぜなら、具体案を選択する脳ミソの役目を負うのが、その「軸」だ
からだ。
でも世の中というか、マスコミは、「具体案」への道を一気に突っ走り始め
たのである。
走りながら考える、という方法もある。私もその手法を愛している。
ただ今回は、日本国民の血税を数十億円使うわけだからね。事前に方針やア
イデアを徹底的に練まくっておく必要がある。だって失敗したら、お金がもっ
たいないじゃん。
現在のマスコミの訪日観光に関する報道姿勢(具体案をただタレ流し)は、
はっきり言って間違ってると私は思う。さすが、これまで大して取り上げてこ
なかっただけあって、本質的なことをちっともわかってない。
取り上げてくれることはありがたいのよ。でもねえ。
文句はこのくらいにして、そろそろ問題の訪日観光の「方針」について語る
ことにしよう。
以下に紹介するのは、私が「こういうことを自分たちに言い聞かせながら、
訪日観光を推進したらどうでしょう」と考える、一種のルールみたいなもので
ある。具体案を検討する際のベースというか、母体の部分ですな。
1)基本的に私たちは知らんのよ
2)なによりも金儲けを優先
3)結果が出んとどうにもらなん
4)答えは現場にある
5)とりあえず連れてこよか
これだけではなんの話かさっぱりわからないと思うが、詳細については次回
からじわじわお話しするつもりだ。
その間にマスコミの皆さんが具体案だけで走っちゃったら困るんだけどね。
また投書でもして、時間稼ぎしようかなあ。
ひろ
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『やりたいことの見つけ方11』
さて、このシリーズもそろそろ終わろか。
「やりたいことの見つけ方」。ディープなテーマだった。
始めたのはいいが、答えはイマイチNot Sureだ。なによりもまず、「やりた
いことを見つけんといかんのかい」という疑問点もある。それを言ったらオシ
マイなんだけどさ。
ま、ひとつ言えるのは、「やりたいことを探してる人は、やりたいことを探
そうとする自分をうまく維持するんですよ」という点だ。前回も書いたけど
ね。
あとは、「まわりに振り回されないように」かな。
自分のやりたいことは自分で決める。まわりや社会の好みは基本的には関係
ない。
だから、「やりたいことの見つけ方」というには、「自分自身の見つけ方」
につながる部分がある。なんか人生訓タレてますが。
まずココロを解放するのである。「昔からなんとなく気づいてたんですけ
ど、あたし、ゆで卵をムギュって握りつぶすのが大好きなんです」。そういう
人ならそういう仕事に就けばいいではないか。どういう仕事だ。
日本では、いまだに毎年「就職したい企業ランキング」が大きく取り上げら
れるが、あれって皆さんどう思います?
「就職したい企業ランキング」というのは、自分の「やりたいこと」で選ん
だ結果の「就職したい企業ランキング」なのだろうか。なんかどう考えても違
うような気がするのだが。「やりたいこと」というよりは、「所属先」という
意味での人気ランキングだろう。それには当然、「世の中の評価」というのが
大きく影響している。
いま日本には、やりたいことが見つからない人が山ほどいるという噂を聞
く。アエラが好きそうな話題である。
私が思うに、そういう人たちの「やりたいこと探しの旅」を邪魔してるの
は、先の「世の中の評価」だ。それがココロの解放を妨害しているのである。
自分がやりたいことと世の中が評価することが交錯して、どっちがどっちかわ
からんようになるわけね。
確かに両者を完全に切り離すのは不可能かもしれない。でも、日本人の場合
は「世の中の評価」に影響されすぎだと私は思う。
自分が本当に気持ちいいと感じることをやればいいのだ。主役は自分なんだ
から。「世の中の評価」というのは、普通それを邪魔するからね。だから無視
よ。世の中なんて。
そのくらいの強い気持ちで行かんと、どうしても自分のココロの中に世の中
が忍び込んでしまうのである。ほれ、長い間、日本で刷り込まれてるわけじゃ
ん。「世の中に従いなさい」ってさ。
以上を「やりたいことを探してる人は、やりたいことを探そうとする自分を
うまく維持するんですよ」的にまとめると、「やりたいことを探す際は、世の
中のことを徹底的に無視するんですよ」になる。
要するにですね、この『やりたいことの見つけ方』シリーズは、結果的にそ
の2つの心得に着地するのである。
11回も連載したわりには、かなり普通なまとまり方をしてしまった。「最
初からそう書けよ」という話もあるが、ま、春も近いということで。
『やりたいことの見つけ方』シリーズ、おわり。
ひろ
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『サバニ帆走レース報告14』
今回のサバニレースに参加するにあたって、私には「優勝したい」とか「で
きれば10位内に」などという気持ちは一切なかった。
私が希望したのはただひとつ、「昔のサバニ航法にできるだけ近いカタチで
海を渡る」ということだった。
サバニも古いほうがベター。また、速く走るために変な細工がしてあるよう
な舟はイヤだった。
私にとって「勝負」はまったく関係なかったのである。
そして、初めて対面したハーインドー号。それは、私の望み通りのサバニ
だった。
とにかく古い。見ただけでそれがわかる。
さらに、スピードに対する執着がまったく感じられないその船体。まさに漁
師のための舟である。
まわりサバニを見回しても、ハーインドー号ほどオーソドックスな型の舟は
ない。
話によると、ハーインドー号の年齢は50歳を越えてるらしい。年季が入り
まくってるわけである。
このサバニで海を渡るのである。大変そうだが、ラブリーだ。
私たちは、帆や他の船具をハーインドー号に積み込み、民宿へと向かった。
着替えてから早速、試走する予定だった。
民宿に向かう途中、私は、自分が座間味島を好きになれなかった理由を思い
出していた。
なんてことはない、ネコが異常に多いのである。
ネコ嫌いな私とすれば、こんなアンカンファタブルな島はなかった。
霊感を持つ人がいるように、私にはネコ感が備わっており、近くにネコがい
るとすぐわかるのである。
そのネコ感の反応のすごいこと。そこら中にネコが潜んでいるのがわかる。
潜んでるだけでなく、ネコ3匹が堂々と私の前を横切って行く。
こんなネコ島には長くはいれない。今回は1泊だけだが、実際一晩が限界
だ。
私たちが泊まる民宿の前にもネコがたむろしていた。
イヌはおらんのか、イヌは。
居心地の悪い1泊になりそうだった。
ひろ
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『編集後記』
『週刊Nuts』がイーストビレッジに戻ってきました。JASマートに置いてあ
ります。サンライズでの復活も狙っているのですが、さて、どうなりますや
ら。
部数も150部から200部に増やしました。増えたのって、ホント久しぶ
りよね。しみじみ。
ひろ
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『今週の歌』
「ここ閉まり あそこも閉まり そこもまた
閉店話が 花盛りの春 ひろ」
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