2003年7月8日号(No.423)
目次
*『今週の問題』
*『マネジの問題7』
*『日本救出2兆円作戦47』
*『NYJJ構造改革10』
*『編集後記』
*『今週の歌』
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『今週の問題』
またたっぷりと休んでしまった。この『週刊Nuts』の話ね。
沖縄に行っていたのである。サバニではない。そう言えば、サバニの連載、
どうしたんだろう。自分で言うか。
いやね、今後の身の振り方を考えに行ったのである。昔住んでいた島に行っ
て、ダイビングしたり、いまにも降ってきそうな星空をながめたりしながら、
「これからの人生、なにしよかなあ」とか考えてたわけですな。
答えはまだ出ていない。案はいろいろあるけど。
島では、知り合いの民宿に泊まった。私の他にも内地(本土)からのダイビ
ング客が数名宿泊していた。
夜、民宿の庭で夕飯食ったあと、みんなで飲み会に突入するわけである。
「どっから来たんですか」から始まり、その後さまざまなカンバセ−ション
が展開された。
その日の宿泊客は私も含めておっさんばかりで、なにやら男臭かったが、日
本人のおっさんたちと夜風に吹かれながらオリオンビールを飲むチャンスなん
て、そんなにないのである。我慢して会話することにした。
おっさんたち、すごかった。エロ話しかしないのである。
こっちも知的な会話なんてしようとは思っていない。でもねえ。きれいな星
空の下でエロ話。これほどのエロ話を聞いたのは、約15年ぶりだった。
エロ話の中にも「すがすがしいエロ話」や「笑えるエロ話」などがある。例
は思いつかんが。しかし、おっさんたちの話は、オチもヒネリもない、中年男
の体臭のようなゲロゲロつまんねえエロ話だった。
「このおっさんたち、考えたことをみんな口に出してやがんな」
私は、彼らを見つめながらそう思った。
みんないい年だから、部下とか、使ってる従業員とかがいるのだろう。この
おっさんたちの会話に付き合わされる彼らが不憫になった。
先日、日本の国会議員が、レイプ事件を起こした男子大学生について「レイ
プするのは元気な証拠」みたいな発言をした。
沖縄の離島で会ったエロおやじたちと、その国会議員の脳ミソは、おそらく
地続きである。エロおやじたちにレイプ事件の話をしたら、きっと国会議員と
同じコメントが聞けたと思う。
日本にそういうおっさんがどのくらい生息しているか、私にはわからない。
もしかしたら数匹かもしれない。そのうちの4匹が私と同じ民宿に泊まってい
た可能性もある。ねえよ。
いやね、そのタイプのおっさんって、日本に山ほどいるような気がするので
ある。
根拠はない。でもなんとなく。
今回のようなエロおやじどもを、日本の女性たちはどのように扱っているの
だろう。
なんか「うせろ」って感じじゃない? そういうのが上司だったら、こりゃ
また大変じゃない?
日本を脱出してニューヨークに来る女性が多いのも、今回なんとなく納得で
きた。もう手に負えんからね。
日本に「エロおやじ」フリーの場所というのは存在しないのだろうか。で
も、沖縄の離島に行ってもいるわけだから。4匹も。
なんとかしなくてはならない。
「エロおやじ対策」。青い海に囲まれた小さな島で、そんなことを考えた。
今後の身の振り方を考えるはずだったんですけど・・・
ひろ
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『マネジの問題7』
前回は、アホがマネジになれる組織体について考えてみた。
結果を重視する会社や団体であれば、仕事のできない人間がマネジになれる
チャンスは少ない。
逆に言うと、仕事ができなくてもマネジになれるのは、「結果なんてどうで
もいい会社や団体」「結果がクリアーに出ない会社や団体」などになる。
最近はちょっと違うが、以前ニューヨークには「結果なんてどうでもいい会
社や団体」タイプの日系企業が結構あった。日本の親会社にオンブにダッコ、
利益なんて知りましぇ〜ん、という企業群である。
そういう会社の場合、アホでもマネジになれる。だって、売上とか利益なん
かどうでもいいんだから。
ただ近頃は、そんなことも言ってられなくなり、利益が出なければ撤退、み
たいなことになっている。
アホなマネジを退治するためには、いい傾向である。
でも、「利益が出なければ会社倒産」というのは、ま、ビジネスの常識だけ
どね。要するに、フツーに戻りつつあるわけですな。
とはいいながらも、いまだにロクでもないマネジが生息している可能性もあ
る。
ここに至っても、である。
それはなぜなのか。そして、「アホなマネジ」とは一体だれなのか。
次回はその辺のことについて考えてみたい。
ひろ
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『日本救出2兆円作戦47』
私が訪日観光推進の基本方針として挙げたのは、以下の5つである。
1)基本的に私たちは知らんのよ
2)なによりも金儲けを優先
3)結果が出んとどうにもらなん
4)答えは現場にある
5)とりあえず連れてこよか
4番目の「答えは現場にある」までの説明は完了している。
今週は、とうとう最後の「とりあえず連れてこよか」に突入する。用意はい
いかしら。
これまでの話、つまり(1)から(4)までのネタは、どちらかというと抽
象的なものだった。一種の「心得」だったのよね。
でも、最後の「とりあえず連れてこよか」は違う。バリバリの具体案なので
ある。
(1)から(4)までの心得を忠実に守りながら、グニュっとひねり出した
のがここで紹介する案になる。
私が訪日観光のことをグダグダ書き始めたのは、2000年8月である。
それから約3年。来る日も来る日も訪日観光のことを考えてきた。
ウソだけど。
いやね、真剣に考えてたのはホントよ。
この3年間、訪日観光をうまく軌道に乗せるための方法を探し続けてきた。
「あーでもない、こーでもない」と模索しまくったのである。
その結果、ひとつの案に到達した。それが(5)の「とりあえず連れてこよ
か」で紹介する訪日観光マジ推進のための必殺技なのだ。
エラそうな言い方で申し訳ないのだが、いまこの時点(2003年7月)で
私の必殺技に勝る案は、地球上には存在しないと断言してしまうのである。
日本政府が持つ訪日観光推進のための軍資金、アメリカ市場の状況、訪日観
光推進側の体力や能力などを考え合わせた場合、現在考えられるベストの方
法、つまり最も多くの外国人観光客を実際にアメリカから運んでくる方法とい
うのが、私の案なのだ。ははははは。そこまで言うか。
私の案を実施すれば、アメリカからの訪日来客数は確実に増える。費用対効
果もきちんと計れるし、そんなにお金もかかんないし、結果も明確に出る。完
ペキだろ。早く言ってほしい?
というわけで、説明は次回に。
じらすね、アンタ。
ひろ
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『NYJJ構造改革10』
「ニューヨークで成功するかもしれないビジネス」をまだ探し中である。
先月初めに帰国した際に見つけたのは:
・まぐろ丼屋
・靴下屋
・カレー屋
・喫茶店
・ファーストフード風定食屋
・クレープ屋
・文房具屋
の7つだった。それに投書でいただいた「床屋」を入れて、全部で8つであ
る。
では、それぞれについて少しお話ししたい。
まぐろ丼屋。
そういう店が東京に存在するんですな。おそらくチェーン店だと思うのだ
が、私が東京で泊まったホテルの近くにあったのだ。見た瞬間にポケットから
ノートを取り出し、メモりました。
アメリカ人はまぐろ好きである。サバとかヒラメには、まだ心を許してない
が、まぐろはセーフ。でもトロは別の話。なんと言っても「Fatty Tuna」やか
らね。
「牛丼の次は、まぐろ丼だろ」。私はそう読んだわけだ。ヘルシーだし、そ
んなに高くないし、色もきれいだしね。
次は靴下屋。
日本の靴下はやはり見事である。フィット感が違う。それにおしゃれ。やは
り靴を脱ぐ文化だからだろうか。人に見られる可能性のあるものですからね。
アメリカ人の靴下状況は、結構無残だ。そこには油断がある。穴が空いてる
可能性大。おそらく靴を脱がないから、気にしないのである。
よって、アメリカの靴下は、日本のものほどおしゃれではない。フィット感
もイマイチ。この国に、靴下に対するリスペクトはないと私は見ている。
そんな国民が日本の靴下を買うのか。
この国の真ん中辺りに住む人たちは買わんだろうが、ニューヨーカーは買う
かもね。最近、家で靴脱ぐ人も多いしさ。
そしてカレー屋。
日本のカレーライスって、結構ウケると思うのだが、いかがだろうか。安く
して、ファーストフード風にするのである。
これも田舎では無理だが、ニューヨークではいけるかも。
続きは次回に。
ひろ
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『編集後記』
なんか忙しいですね。この夏はのんびりしようと思ったんですが。
沖縄、よかったです。気持ちいいのよねえ、ホント。いますぐにでも戻りた
くなっちゃいます。
去年1年間で、2万数千人のナイチャー(内地の人=本土の人)が沖縄に移
住したとか。その気持ち、わかりますね。でも、仕事あるんでしょうか。
沖縄もいつまでも観光ばっかじゃいかんでしょう。なんか産業を創らんと
ね。ま、それはニューヨークの日本人コミュニティも同じですが。
今月中、あるいは来月のアタマに、Nutsの今後10年の作戦たちを発表した
いと思ってます。
数はあんまりないんです。でも、規模がちょっとデカいんですけどね。
一応、Nutsは10年単位で動いてまして、その1タームの間になにかやると
いうスタイルを取ってます。
もうすぐ最初のタームが終わるのですが、この10年でやれたのは、在外投
票ぐらいでしょうか。シケてますよね。ただ、Nutsのゴールみたいなものは見
え始めました。10年もかかってしまいましたが。
そんなわけで、「そろそろ次の10年の準備を」ということで作戦たちを発
表することにしたのであります。
久々に吹きますのでお楽しみに。
ひろ
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『今週の歌』
「沖縄の 島で見上げた 夜空には
忘れてしまった “あ、天の川” ひろ」
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