2002年9月2日号(No.429)
目次
*『今週の問題』
*『VOICE』
@投稿『2003年8月15日の靖国神社・その2』
@投稿『「エロおやじ対策」 について』
*『編集後記』
*『今週の歌』
■■■■■■ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ■■■■■■
************************************************
『今週の問題』
8月29日号の『NYジャピオン』に「就職大作戦」という特集が掲載され
た。
多くの日本人が仕事を探しているこの時期に、なんとタイムリーな特集だこ
と。拍手よね。パチパチパチ。
さて、本題に入ろか。
同特集では「求人募集が戻り始めた」などの人材派遣会社のコメントが紹介
されていたのだが、わたくしですね、それを読んで思ったんですよ。
ほれ、日本の新聞とかで、専門家がこれからの景気の先行きなんかを予測す
るでしょ。あれと似たようなことを、ここニューヨークの日本人コミュニティ
でもやってみてはどうだろうか。
「求人が戻る・戻らない」「仕事の数が増える・増えない」をいろんな人が
予想し合うのである。当然、それぞれの名前を出して、である。発言に責任を
持つわけですね。
そして数カ月後、その結果を検証するのだ。どうでしょ。
いま現在、私たちニューヨークに住む日本人の目の前に広がるのは、少なく
ともこの10年では最悪の「仕事ないない」状況である。
私が知ってる限り、この状況の到来を予測した人はいなかった。つまり、
ニューヨークの日本語コミュニティ誌とかの取材を受けて、「これから大変な
時期が来るから覚悟するように」などのコメントを残した人は、ほぼ皆無だっ
たのである(もしだれかいたら教えてほしいわ)。
私が目にしたのは、悠長なコメントばかりだった。求人などに関しても、い
つもちょっとだけポジティブ。まあ、あんまりネガティブなのも困るけどね。
それらのコメントは、単にタレ流されただけだった。だれも検証してない
し、だれも「私が言ってたこと、あまかったです。すいません」とは発言して
いない。
そしてニューヨークの日本人コミュニティは、いま現在「仕事ないない」状
況の真っ只中にある。タレ流された「ちょっとだけポジティブ」コメントと
は、まったく違った展開となっている。
いやね、コミュニティ誌などに掲載される「ちょっとだけポジティブ」コメ
ントというのは一種の伝統で、昔からずーっとそんな感じでやってきてるのよ
ね。
ほら、「ちょっとだけポジティブ」だから当たり障りがないわけじゃん。お
茶を濁すにはナイスなコンテンツなのである。
ただ私は、そういうのはもうそろそろやめたほうがいいんでないの、と考え
ている。
言うべきときには、はっきり言う。「これから仕事がもっと減るよ。覚悟し
な」。縁起でもないセリフだが、それが本当であるなら、きちんとそのように
コメントしなければならない。なぜなら、いつまでもごまかしてたら、危機感
を共有できないのよ。
たとえば、ニューヨークの日本人コミュニティについて、「求人はこれから
少しずつ戻ってきて、来年ぐらいにはかなり復調するでしょう」なんてことを
言う人がいるとしよう。
私の意見では、その人は過去の枠組みの中でしか物事を考えていない。現在
の日本人コミュニティは、昔とは違うのである。
日本人の仕事が減ったのは、不景気だけが原因ではない。コミュニティ自体
の構造が崩壊し始めたから、こんな状態になってしまったのだ。で、その崩壊
は、一時的なものではなく、結構パーマネントなのよね、と私は考えている。
仕事、そんな簡単に増えないよ。だって構造が壊れてるんだから。
「へえ〜、だんだんよくなるんだ。じゃあ、もうしばらく待ってましょ」
私たちは、その「じゃあ、もうしばらく待ってましょ」を繰り返して、ここ
まで来てしまった。要するに「待ち」の姿勢なのである。
求人状況などに関する「ちょっとだけポジティブ」コメントは、そういう
「待ち」の姿勢を助長する。待ってても何も変わらんのに、とりあえず待って
しまうのである。
危険よね。
ニューヨークに住む日本人は、一日も早く現実を直視すべきである。
待っててもダメよ。構造自体を自分たちで創り変えるよう努力しないと、い
つまでたっても仕事増えないんだから。
ここで話を最初に戻す。
これからの求人状況を占う件、いかがでしょうか。みんなでやりませんか。
私もやるから。
で、いろんな人が実名で意見を出し合って、数ヵ月後に検証するわけよ。緊
張感があっていいんじゃないかしら。
とりあえず私は、今回の『NYジャピオン』の特集を手始めに、求人状況に関
するコメントを集め始めようと思う。
だれがどんなことを言ってるのか。そしてそれは、あとで振り返ったとき、
どうなのか。
ここの日本語メディアを読む楽しみがひとつ増えましたな。
ひろ
***************************************************
『VOICE』
@投稿『2003年8月15日の靖国神社・その2』
3、街宣車の規制。
今年の警備の特色として、街宣車の神社内外への乗り込みを大きく規制して
いたことである。神社の駐車場は街宣車の乗り込みを禁止する掲示が掲げら
れ、街宣車の駐車を規制していた。靖国通りの左右は、九段下の交差点から神
社裏までの範囲が駐車禁止となっていた。例年ならば靖国通りに全国から参上
した街宣車が駐車するはずであるが、この日は機動隊の警備車両が駐車して
あった。白に青のラインの特徴のある警備車両が目につき、例年ならば黒色の
街宣車が無断駐車する位置に駐車してあった。何のことはない、今まで右翼の
街宣車が我が物顔で占拠していた靖国通りを、国家権力の機動隊が占拠したこ
とになった。
では、全国から参上した街宣車はどうなったか。一部は内堀通りに駐車して
いたが、大部分の車両は駐車できず、神社の回りをあてどもなくうろうろと移
動することになった。例年は百台以上の街宣車で道路は埋まり、右翼っぽい制
服の人種で賑やかになるはずの靖国通りは大音量の軍歌なども流れず静かに
なった。この日のために、関西、東北などの各地から街宣車を仕立てて馳せ参
じた右翼関係者は肩透かしをうけたのではなかろうか。数台の街宣車を連ね、
所属する派閥を誇示するため上京したのであるが、街宣車を並べる場所が無く
なってしまったからである。
このような街宣車の規制は一般参拝者にとっては歓迎できることではなかろ
うか。今年は神社側は、街宣車を境内の駐車場へ乗り入れることを禁止してい
た。例年であれば、多くの街宣車が駐車場に並び、靖国通りにも各種団体の特
殊な車両が駐車されていて、異様な雰囲気である。『靖國神社→街宣車→異常
な場所→マスコミによる批判』となり、靖國批判の対象となりやすかった。神
道では八百万の神を祀り、何でも受け入れる鷹揚さがあるのだが、今まではそ
れが災いしていたのではなかろうか。これからの靖國神社は、『戦没者を祀る
場所であり、怖い人が集まる場所ではない』と路線を明確に宣言すべきであろ
う。
日比恆明
@投稿『「エロおやじ対策」 について』
何週間か前に日本のエロおやじの話がでてましたよね。男性が自分から日本
のエロおやじの存在を認めるのを初めて聞きました。よくぞ言ってくれました
!って思ってます。それで、それ以来「エロおやじ対策」を考えてました。
で、対策は考え付きませんでした。
エロおやじに耐える対策、避ける対策より、なぜエロおやじがここまで繁栄
してしまったのかを考えてみました。そしてこのメッセージを伝えて行けばゆ
くゆくは根本的な「エロおやじ対策」に繋がることと思います。
まず最初に「エロ」に国境はないと思ってます。人種繁栄の為の本能でしょ
う。肌の色、国籍を問わず、男性には必ず「エロ」が備わってます。私の職場
は日本人がいませんが、男性の皆様はよく集まってエロ話をしています。私が
机の影に隠れてこっそり仕事をしていると、油断してどんどんきわどくなって
いきます。
ただ一つ日本人男性と大きく違う点はどんなに話が盛り上がっていても、女
性が現れたらすぐにエロ話をやめることです。たまに女性の存在に気づかず、
そのままエロ話を続けている人がいても、誰かが「女性の前でそんな話をする
ものじゃない」とたしなめてくれます。
日本人男性の大半、特にオヤジと呼ばれる年代の皆様は果たして「女性の前
で」を意識した事があるでしょうか? 驚く女性の反応を面白がって更にエス
カレートするオヤジ。女性に問いかけ、エロ話に加えようとすオヤジ。女性が
聞いていようとお構いなく話し続けるオヤジ。日本にはそんなオヤジ様方で溢
れているように感じます。
なぜ、こうも違うのでしょう? それは「ジェントルメン魂」があるか無い
かの違いではないかと考えます。「ジェントルメン魂」とは、私がたった今命
名したレディーファーストのたしなみのことです。
アメリカやヨーロッパでは子供のころから女性を敬い、丁重に扱うように叩
き込まれます。ドアを開けてあげる、荷物を持ってあげるなど、些細な事です
が、相手が知人であれ、他人であれ、おばあさんから子供まで、さらには自分
より大柄でなんでも出来そうなお姉さんであろうと、女性に対しては無意識に
体が動くまでに訓練されています。そしてそうゆう行動を誇りに思っているの
です。
この「ジェントルメン魂」のおかげで欧米の男性のほとんどが自分のエロス
イッチを自主的につけたり消したり、自由自在に出来るのです。
日本にもかつてはこのジェントルメン魂に似た思想があったと思います。少
し形が違いますが、女性の前では硬派で男らしくという「硬派サムライ魂」で
す。
いつからこのような男性がいなくなってしまったのでしょう? お笑い芸人
が社会的地位を持つようになったのが原因でしょうか? 街中でナンパするの
が日常になってしまったからでしょうか? もしかすると、最初からそんなに
いなかったのかもしれません。武士は日本人の10%にすぎなかったと言う事な
ので、もともと少数派だったのかもしれません。今となっては調べるのが難し
い事です。
女性の心境をここで一つ。
女性だって多少のエロなら全然平気です。しかし、女性一人一人で多少違う
でしょうがこれ以上は聞きたくないって境界線があります。日本人女性は慣れ
ているせいか、比較的下ネタに強いですが、非日本人、特にクリスチャン系の
女性はエロは全く受け付けれないと言う人も大勢います。出会う女性がどのタ
イプか、なんて瞬時に見極めるのは到底無理です。一口にここが境界線だ!っ
ていえないからです。だったら最初からエロ話をやめればいいのです。
ここで「エロおやじ対策」 に戻りますが、これは同時に朝日新聞のサイト
にもあった「日本人男性改革計画」にもかかわってきます。そして「なぜ、日
本人男性がもてないか」問題の解決への道しるべにもなるのです。
男性諸君、もてたかったら自分のエロスイッチをコントロールしましょう。
白馬の王子様になれとは言いません。エロスイッチを消すすべを身につけま
しょう。男性同士で好きなだけ、気が済むまでとことんエロ話すればいいので
す。時と場合によって、自分のエロスイッチを消す。これを実行できればあな
たに対する女性の視線もガラっと変わるでしょう。
もてる男とは、自分の性欲をコントロールできる男であると私は確信してい
ます。
わさびちゃずけ
*************************************************
『編集後記』
今週発表するはずだったNuts井戸端会議の予定ですが、まだはっきり決まっ
てません。今月15日の週にやろうと思っているのですが。
あと、場所も探してます。ミッドタウンのパブリックスペースなんかいいん
じゃないかしら。どうでしょう。
なんで、詳しくは来週ですね。今度こそ。
では、また来週。
ひろ
************************************************
『今週の歌』
「この夏の 余韻を楽しむ ヒマもなく
いきなり秋かよ 長袖ねえよ ひろ」
下のアドレスを押すとメイルが送れまっせ
投書、意見、感想もどうぞ
Return to Home Page