2003年12月29日号(No.437)



目次

*『今年の反省』
*『今週の問題』
*『たわごとコラム』
*『編集後記』
*『今週の歌』
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『今年の反省』

 2003年も終わりますな。
 『週刊Nuts』恒例の「今年の反省」である。今年も反省すること盛りだくさ んだ。成長しませんなあ。
 まずは「今年の作戦」をご紹介したい。「2003年はこんなことやりま す」という計画案である。『週刊Nuts』1月14日号に掲載したリストだ。
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 1)NYJJ基礎体力作り
 2)NYJJ雇用倍増作戦
 3)日本救出2兆円作戦
 4)L.I.C. ジャパンタウン化作戦
 5)在外投票作戦
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 今年はかなり控え目でしたね。作戦の数が5つだからなあ。以前は、20コ ぐらいあったりした。
 おのれの限界が見え始めた証拠だろう。そういう意味では成長したと言える し、老いたとも言える。ふむ。
 さて、同号で私はこんなふうに吠えている。
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 <上記の作戦の中で、今年急激に動く可能性があるのは、『日本救出2兆円 作戦』と『在外投票作戦』である。前者の『日本救出2兆円作戦』は、今年4 月から本格的に動き出す。よお〜く見ててほしい。ひとつの新しい産業がどの ように誕生するかがわかるはずだ。後者の『在外投票作戦』は簡単である。お そらく今年、総選挙があるからね。実際あたしたち海外に住む日本人も選挙で きるのよ。みんな、在外選挙登録は済んだかな? はよせんと間に合わんから ね。>
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 在外投票に関しては読みが当たり、選挙もあったわけだが、盛り上がりはイ マイチというか、イマサンぐらいでしたね。
 『日本救出2兆円作戦』のココロである訪日観光推進は、完全に読みがハズ れた。日本政府的は結構がんばったのだろうが、やってることがトンチンカン のため見事にコケたのである。同作戦が盛り上がるのは、おそらく来年4月以 降になるはずだ。もしかしたら、もう少しあとになるかもしれない。ま、わた し的にはがんばりますが。
 他の『NYJJ基礎体力作り』『NYJJ雇用倍増作戦』『L.I.C. ジャパンタウン 化作戦』だが、結果は無残。何もしとらんし。「どうにかせんといかんなあ」 と思いながら、1年が経ってしまった。光陰弾丸の如し、だ。ははははは。ぜ んぜん反省の色なし。
 以上が「今年の作戦」の結果報告である。
 1月14日号には、これらの作戦の他にも、ちょろちょろっと今年の展望み たいなことも書いている。
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 <今年3月で、この『週刊Nuts』も10年目に突入する。
 (中略)「時代を動かすには10年かかる」というのが持論のわたくしとし ましては、『週刊Nuts』に関して、そろそろ明確な結果を出さんといかんわけ なのである。>
 <自分の中に「そろそろいいかな」という思いが生まれ始めている。昔のよ うにちょっとワイルドで行きたい。ときどき変な騒ぎを起こしたりとか。
 「そろそろいいかな」。これが今年のNutsのテーマである。発行10年。そ して最近大人しくしてたしね。
 今年Nutsは、できるだけ多くのモメ事を起こしたいと思う。「議論するテー マ」と言ったほうがいいかしら。
 「こうこうこう思うんだけど、みんなはどうよ?」。『週刊Nuts』やその他 のメディアを使って、世の中にそう問うのである。
 Nutsの意見、つまり私の意見にキレる人もいるだろう。同感してくれる人も いるかもしれない。それらの人々を巻き込んで、さらに騒ぎを大きくする。そ うすることによって、同テーマの存在を世の中に強くアピールするのである。
 そんなわけで、今年は「そろそろいいかな」のノリで突き進みたい。>
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 要するにここで言いたかったのは、「今年は初めてのNuts本出して騒ぐから よろしく」ということだったのである。この時点ではまだ内緒だったので書け なかった。
 ま、10年の締めとして本を出せたのはラブリーだったと思う。それなりに 派手にやったし、ニューヨークでは本もかなり売れた。買っていただいた皆さ ん、ありがとうございました。買ってない皆さん、早く買ってください。
 ただ、本を出してハッピーハッピーかと言えばそうでもない。いやね、プ レッシャーが結構すごいのよ。「本の中で書いたことを実現せねばならんの よ」というプレッシャーだ。
 書いちゃったんだから当たり前の話だが、いや〜、いろんな人に期待されて 大変である。ボチボチやっていこうと思ってたのに、ケツを叩かれてる感じ だ。ま、ありがたい話だけどね。
 そういう意味では、本を出したことは当たりだった。すっかり調子こいて、 また出したいと考えている。まずは、今回の本を死ぬほど売らんといかんのだ が。
 本の話はこのくらいにして、その他の反省点について考えてみたい。
 まず、『週刊Nuts』発行のいい加減さ。
 今年は、週刊とは名ばかりの『隔週Nuts』状態だった。たまに『月刊Nuts』 になったりもした。いけませんなあ。激しく反省したい。
 『月刊ぶりてんNuts』も夏に出して以来、休刊のまま。すっかりナマケ癖が ついて困っている。
 インターネット上でも、かなり手を抜いた。
 メルマガやiモード用サイトなどの更新も滞ったままである。メーリングリ ストもほとんど休眠状態。申し訳ない話だ。
 結局、今年やったのは本だけだったというわけだ。さびしいよねえ。来年は その辺を全面的に改善したい。
 ちなみに今年最初の『今週の歌』は、「なんとなく 座りの悪い 2003  こういう年は 早く済まそう」だった。
 個人的には、あまりいい年ではなかった。アンハッピーなことも結構あった し。やっぱり、2001とか2003とかはイヤよね。偶数のほうが好きだ わ。
 そんなわけで、Nutsにとっての2003年は、本以外は無残な年でした。
 まいったね。
                  ひろ
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『今週の問題』

 前々から思ってたのだが、日本人が作る英語の雑誌や広告はダサいものが多 い。
 ダサいをもっとくだいて言うと、「なんかしっくりこない」という感じだろ うか。何かが間違いなく変なのである。
 皆さん、『家庭画報国際版』という雑誌をご存知だろうか。
 日本に『家庭画報』という雑誌がありますよね。あれの国際版ってことです な。要するにテキストが英語なわけよ。
 先日、こちらの紀伊國屋書店で同誌を見かけたのだが、そのときに長年の 「なんかしっくりこない」のナゾが解けたのである。
 原因は、フォントだった。
 フォント、つまり字体である。日本人が作る雑誌や広告は、英語フォントの 使い方が決定的に下手なのだ。
 以前、米系の広告代理店が作った日本語の広告を見たことがあるのだが、い やまあ、その広告のダサかったこと。日本語フォントの使い方がとてつもなく 下手だったのだ。  日本人が作る英語の雑誌や広告は、その逆パターンである。英語のフォント の使い方を知らない人たちが作ったため、なんとなくアグリーなのである。
 先の『家庭画報国際版』の表紙を見ていただければわかるのだが、フォント の使い方がなんとなく陳腐である。
 「シンプル」という言い方もあるかもしれない。でも、私は「陳腐」と呼び たい。ついでに「こんなフォントの使い方があるかい」と付け加えていいです か。だれに聞いてるんだ。
 英語も日本語も同じだが、フォントの使い方には一種の法則があると思う。 「こういう場合はこのフォント」というやつだ。
 ま、そういう法則にとらわれ過ぎるのも問題だが、でも見慣れたパターンっ ていうのもあるわけじゃない。
 日本人の英語フォントの使い方は、普通のアメリカ人が見ても「それはねえ だろ」というものが多い。おそらく日本人が根本的にその「見慣れたパター ン」自体を知らないからだろう。
 そして英語の雑誌や広告を作る日本人の大部分は、おのれがフォントの使い 方を知らないということを知らないのである。その結果の代表格が『家庭画報 国際版』の表紙なのだ。コワいですね。
 断言しよう。日本人は、英語フォントの使い方を知らない。なぜなら、本場 の英語フォントに触れながら育ってないからだ。アメリカ人に比べたら、人生 で目にした英語フォントの数が違うわけでしょ。
 私は別に「だから英語フォントなんて一生使うんじゃない」と言っているの ではない。英語フォントの基礎パターンを知らないのであれば、それを短期間 で学ぶよう努力しなければならない。
 でも、まず大切なのは「私は知りません」という認識よね。それがないんだ な。これが。
 アメリカの雑誌などの英語フォントの使い方を研究して、本にしたらおもし ろいと思う。本のタイトルはズバリ『英語フォントの使い方』。どうでしょう か。
 結構売れると読んでるんですが。
                    ひろ
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『たわごとコラム』

 メイクオーバーのナゾというのがある。
 メイクオーバーというのは、ほれ、ある人をヘアカットしたり化粧したりし て、「こんな感じに変身しました」とやるあれのことだ。
 通常は、やる前よりやった後のほうがよいとされている。アメリカのテレビ や雑誌でやってるメイクオーバーは確かにその通りだ。見事に変身してしまう ケースが多い。
 私がナゾだと思っているのは、アメリカで発行されている日本語フリーペー パーなどで展開されるメイクオーバーだ。
 やる前とやった後を見比べて、「はて?」と考えることが多々ある。じぇん じぇん変わってなかったり、やった後のほうが無残だったりするのだ。
 他には、単に写真の撮り方が違う場合もある。やる前の写真がやたらと暗い ため、やった後のほうがよく見えるのだが、実際はほとんど変わらなかったり するのよね。
 日本語フリーペーパーの作り手たちは、やる前とやった後に大した違いがな いことを知っててメイクオーバーのコーナーをやっているのだろうか。
 要するに確信犯なのか、ということね。
 それとも、一応よくなるようにトライしてるんだけど、いつもコケてると か。
 メイクオーバーなんだけど、メイクオーバーになってないというケースがあ まりにも多いのである。そこで今回はその疑問をぶつけてみたわけだ。だれに ぶつけてるのかはよくわからんが。
 皆さんもナゾだと思わんかね。メイクオーバーの記事とか見ながら、「ぜん ぜん変わってないじゃん」とか言ってないか。言ってるだろ。はけ。
 メイクオーバーのナゾ。大晦日の前日に書く話とは思えませんな。
                       ひろ
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『編集後記』

 皆さん、今年もお疲れさまでした。私は疲れました。ホントに。ドッカーン とバケーション取りたいなあ。
 来年はあんまり疲れないようにしようと思ってます。
 それでは皆さん、良い年をお迎えください。
                   ひろ
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『今週の歌』

「快便の 朝にトイレで 考える
        今年何回 ウンコしたかと ひろ」



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「週刊Nuts」編集部


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