2004年1月6日号(No.438)



目次

*『今年の作戦』
*『Nuts本の旅:営業編8』
*『日本救出2兆円作戦53』
*『編集後記』
*『今週の歌』
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『今年の作戦』

 かなり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろし くお願いします。
 というわけで、毎年恒例の『今年の作戦』である。
 でも、今年もあんまりないのよね。去年のお下がりと3コぐらいかしら。早 速ご紹介しよう。
 1)NYJJ基礎体力作り
 2)NYJJ雇用倍増作戦
 3)日本救出2兆円作戦
 4)L.I.C. ジャパンタウン化作戦
 5)在外投票作戦
 6)Nuts本地道営業作戦
 7)Nuts週末起業物語
 8)NY現実堂でおま
 最初の5つは去年と同じである。
 今年、特に力を入れたいのは「日本救出2兆円作戦」と「在外投票作戦」の 2つだ。
 訪日観光については、そろそろ本気で動きたいと考えている。いままでは本 気じゃなかったのかという話もあるが、その通り、本気じゃなかったのであ る。単なる準備運動だったのよ。本番はこれからだ。
 私が仕掛ける訪日観光推進案の中心は、例の「Stop-Over Japan(SOJ)案」 である。日本で乗り継ぎする外国人客に、とりあえず空港の外に出ていただこ うという作戦だ。
 それをやる。どうやってやるかはまだ未定だが、ま、なんとかしよか。
 「在外投票作戦」は、ほれ、今年も選挙があるでしょ。今度は参議院選挙 ね。ちまたの噂では、7月投票らしい。
 ただ、今回の選挙はこれまでとはちと違うわよ。領事館で投票できるように なるんザマス。面倒くさい郵便投票サヨウナラ、公館投票コンニチハ。
 領事館で投票できるようになるからして、今度の選挙はそれなりに盛り上が るのではないかとニラんでいる。小泉純ちゃんの賞味期限もそろそろ切れそう だし。楽しみですな。
 さて、今年加えた3つの新しい作戦についてご説明したい。
◆「Nuts本地道営業作戦」
 つまりNuts本の売り売り作戦ですな。
 嬉しいことに、ニューヨークではいまだに売れ続けております。ありがたい 話です。
 ただ問題は日本。売れ行きがイマイチなのであります。
 そこで今年は、日本で営業することにした。東京での書店回りとかやるから さ。
 予定では、2月上旬に日本に行く。書店でのレクチャーとかもやろうとたく らんでいる。正式に決まったら、またお知らせしますね。
 書店と同時にメディアも攻めたいですな。まず最初は、私の本を女性誌に送 るという作戦だ。
 私の本のターゲットは、やはり20〜30代の女性。彼女たちが読みそうな 女性誌を狙って送りつけるのである。それを1月中にやっつけたい。
 とりあえずはそんな感じでしょうか。
◆「Nuts週末起業物語」
 最近、日本で流行っている「週末起業」。Nutsでもそれをやってみることに した。
 といっても別に新しいアイデアではない。以前「Nutsテーブル作戦」という のがあったが、それの復活版である。
 ニューヨークでは春から秋にかけて、毎週末ストリートフェアがいろんなと ころで行われる。アベニューを歩行者天国状態にして店を出すアレである。
 それにNutsも参加するわけよ。つまりモノ売りですな。
 では、だれに対してモノを売るのか。
 もちろんアメリカ人である。
 何を売るのか。
 アメリカ人があまり知らない日本のものを売りたいと考えている。
 要するに、マーケティング調査みたいなものである。
 いま考えてるのは、日本の100円ショップで売ってそうな商品や日本風の Tシャツ、ポストカード、雑誌などだ。それらの商品に対するアメリカ人の反 応を知りたいのである。つまり売りながら研究するわけですな。
 いろんな商品を実験してみるつもりだ。その結果は『週刊Nuts』紙上でご報 告する。
 「Nutsテーブル作戦」では、売るものを公募することになっていたが、今回 はわたくしの独断と偏見で選ばせていただきたいと思っております。でも、選 んだ理由はちゃんと説明しますのでご心配なく。
◆「NY現実堂でおま」
 ちなみに「でおま」に深い意味はない。「NY現実堂」だけだとさびしいから 付けてみた。うっとうしいですか。ありがとうございます。
 NY現実堂は、もともと私が仲間と一緒に将来日本で古本屋を開くために用意 していた店名である。
 ニューヨーク本とノンフィクションに特化した古本屋。だから「NY現実 堂」。メイクセンスでしょ。
 ついでにNY現実堂にはカフェとか掲示板もあって、これからニューヨークに 行く人といままでニューヨークに住んでた人が出会える場所にしたいと考えて いた。
 その古本屋案はまだ生きているのだが、先に「NY現実堂」の名前だけ走り出 させることにしたのである。そのほうが実際に店をオープンするときも有利か な、と考えたわけですな。
 で、本題の「NY現実堂でおま」だが、今年はとりあえずその「NY現実堂」と いう名をいろんなところで使おうと思っている。特に日本に対して発信する場 合は、それを積極的に使用するつもりだ。たとえば私が日本の雑誌にコラムを 書くときとかね。
 もちろんNutsはNutsでやる。ただ、日本に発信する際に「Nutsでえ〜す」と か言っても、どこの何者かイマイチわからんのである。
 その点、「NY現実堂」はそれなりに理解できる。少なくとも「ニューヨーク 関係なんでしょうな」とはわかるわけだ。
 また、私の本『NYに住んでも幸せになれない』のメインテーマのひとつは 「ニューヨークの現実」だった。
 わたくし、現実が好きなんですな。そしてこれからも「ニューヨークの現 実」とお付き合いしていくつもりだ。
 だから「NY現実堂」。完ペキじゃない?
 将来の予定とすれば、古本屋と共に広告代理店も始めたいと思っている。エ スニック・マーケットを得意技とする代理店である。
 ほれ、日本の人たちって、エスニック・マーケティングをじぇんじぇん知ら ないわけでしょ。これまで日本国内では、日本人だけを相手にしとけばよかっ たから、民族別に広告を打つ必要もなかったしね。
 そこにNY現実堂が乱入するのである。ニューヨークで鍛えた民族ごちゃご ちゃサバイバル術を日本で発揮するだ。
 というわけで、これからは「NY現実堂」という名もチョロチョロ使いますの で、よろしくお願いします。
 以上が『今年の作戦』である。
 楽しくやろか。
                   ひろ
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『Nuts本の旅:営業編8』

 先の『今年の作戦』でもお話ししたように、今年は本の営業を気合い入れて やるのでよろしく。
 さて前回は、私がなぜ東京の大型書店を集中的に狙ったかについてご説明し た。大型書店を攻めることによって、メディアで働く人たちの目に触れるとニ ラんだわけだ。
 結果から言いますと、不発でしたね。
 東京在住の友人・知人に頼んで、「本屋での“ありますか?”攻撃」を展 開。私も99セントショップで買ったテレフォンカードで、ニューヨークから 日本の書店に電話したりした。他人のフリして「あの〜『NYに住んでも幸せに なれない』っていう本ありますか?」と聞くのである。結局20軒ぐらいかけ たかなあ。
 同作戦は、結構効果的で、多くの大型書店が私の本を平積みしてくれたので ある。協力してくれた皆さん、ありがとうございました。
 しかし、メディアへの影響はほとんどなかったですな。やっぱり間接的な攻 めではダメね。もっとダイレクトに行かねばならんだろう。
 というわけで、『今年の作戦』で書いたように、まずは女性誌に私の本を送 り、2月に日本に上陸したいと考えている。日本で騒げば、メディアも気づく かもしれないしね。
 日本に行く際に一番楽しみなのは、書店回りだ。
 ニューヨークでは、毎日のように書店を回り、自分の本の売れ具合を確認し ている。なぜなら、楽しいからだ。
 在庫の数を数えたり、書店の人に売れ具合を聞いたり、立ち読みしてる人に ガン飛ばしたりするのである。
 それを日本でもやってみたかったのよ。
 ホントは全国縦断とかしたいのだが、今回は5日間ぐらいしかいれないから 東京だけね。
 一応、2月10日(火)に池袋ジュンク堂でトークセッションを予定してい る。まだ確定ではないが、最終的に決まったらあらためてお知らせする。
 いろんな人とお話しできたらラブリーよね。
 続きは次回に。
                   ひろ
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『日本救出2兆円作戦53』

 今年は気合いが入ってる『日本救出2兆円作戦』である。
 すべては「Stop-Over Japan(SOJ)案」、それにかかっている。同案を実際 に稼動させることが今年のゴールだ。
 「SOJ案」に関しては、すでに小泉の純ちゃんにもメールを送ったし、新聞 にも投書した(載ってないけど)。
 あと残っているのは本を出すぐらいだが、これから書いても間に合わんから ね。まず何よりも本を出してくれるかどうかもわからんし。
 う〜ん、一体どうしたらいいんでしょ。
 ポイントは日本政府を動かすことである。どうにかして彼らの背中を押さね ばならない。
 どっかのメディアを説得し倒して、書いてもらうしかないか。でも日本には 建設的な意見を書くメディアなんかあんまりないしなあ。どこも批判ばっかだ し。
 訪日観光事業を管轄している国土交通省宛てで手紙でも出すか。何もしない よりマシだろう。観光部長とかいるはずだから、その人宛てで送ってみよか。
 気合いが入ってる「SOJ案」だが、何から始めるかが問題である。困ったね え。
                  ひろ
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『編集後記』

 いまから約10年前、ある占い師から「あなたは38歳で自分の居場所を見 つけるはずです」と言われました。今年、私は38になります。
 楽しいなような怖いような。さて、どんな年になるのでしょうか。
 では、また来週。
                  ひろ
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『今週の歌』

「新年の 最初のNutsを 配る日に
       狙ったように 寒くなりやんの ひろ」
   


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