2004年1月20日号(No.439)
目次
*『今週の問題』
*『Nuts本の旅:営業編9』
*『Nuts週末起業物語』
*『NY現実堂でおま』
*『編集後記』
*『今週の歌』
■■■■■■ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ■■■■■■
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『今週の問題』
以前から思ってたのだが、ニューヨークではなかなか金が貯まらない。
金を使うことがいろいろあるから、という説もある。たしかに昔、沖縄の離
島に住んでたころはやたらと金が貯まった。使うことがなかったからだ。
でも、それだけではないような気がする。
わたくし、「ドル」という単位が問題だと思うんですね。
1ドル。なんとチープな響きだろうか。セントで言えば「100セント」だ
が、だれもそんなふうには呼ばない。あくまでも1ドル。たったの1ドルなの
である。
円の国から来た私たちにとって、この一桁の数字はクセモノである。
日本では、お金の基準は通常三桁以上である。つまり100円以上ってこと
ね。
電車代だってそうだし、コンビニでウーロン茶を買っても最低三桁はする。
でも、アメリカに来ると通常扱う金額が一桁になる。1ドルとか3ドルとか
5ドルとか。いきなり2桁減である。
現在、1ドルは約110円ぐらいだが、実際私たちのアタマの中で1ドルが
110円と等価になっているとは思えない。1ドルのほうが圧倒的に気軽に使
えてしまうのである。原因はもちろんそれが「一桁」だからだ。
でも、アメリカにおける1ドルと日本での110円の価値を比べた場合、1
ドルのほうが使い出はあるような気がする。スーパーとかに行ったら、特にそ
う感じますね。だって1ドルで買える商品が結構あるんだもん。
しかし、私たち日本人にとっては、一桁であることに変わりはない。
金を貯めるために必要なのは、日々の1円、1セントに対する執念である。
油断は禁物。財布からスルリスルリと抜けていく小額のお金をなんとか止め
なければならない。
その際、1ドルと100円だと、どちらのほうが油断するだろうか。要する
に「ま、いいか」度ですな。
私は1ドルだと思う。「1ドルぐらいなら、ま、いいか」。これが危険なん
ですね。一桁であることに気を許して、サクサク使ってしまうのである。
だから、私たちは金が貯まらないのだ。ははははは。
笑ってる場合ではない。
では、私たちニューヨーク及びアメリカに住む日本人はどうすればいいの
か。どうやったらドルを貯めることができるのか。
円で育った私たちは、やはり三桁の世界に戻るべきだと思うんですね。
別に日本に帰るという意味ではない。ドルを無理やり三桁の単位にしてしま
うのである。
先にも書いたように、1ドルは100セントである。
しかし「セント」という響きは、あまりにも軽い。
そこで私は考えた。何か他にいい単位名はないものかと。
漢字にしてしまうという手もある。「100丸」とか「100角」とか。
それとも「ドル」にならってカタカナで行くか。人の名前はどうだろう。
「100トム」「100マイク」「100クリスティーン」「100バーバ
ラ」。政治家の名前を拝借してもOKだ。「100ビル」「100ヒラリー」
「100ブッシュ」。個人的には「100バーバラ」がいいな。
というわけで皆さん、自分の好みでいいんで、1ドルをいつもアタマの中で
三桁の単位に両替してみてください。そしたら、お金貯まりますよ。
貯まんねえよ。
ひろ
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『Nuts本の旅:営業編9』
ジュンク堂池袋店でのレクチャーが決まったわよ。予定通り2月10日
(火)午後6時半から行われる。
レクチャーのタイトルは、『ニューヨークの壁〜それでもNYが好き!』。詳
細は以下の通りだ。
◇ ◇ ◇
■ジュンク堂書店池袋本店「JUNKU 連続トークセッション」
『ニューヨークの壁〜それでもNYが好き!』
日時:2月10日(火)午後6時半、4階カフェにて
スピーカー:大橋百合子、竹永浩之
入場料:1000円(ドリンク付)
予約:03−5956−6111
◇ ◇ ◇
もうひとりのスピーカーの大橋百合子さんは、『ニューヨーク ちょっぴり
泣いた。たくさん笑った!』(すばる舎)の著者のひとりである。
レクチャーの内容だが、テーマは「ニューヨークの現実」である。わたくし
の得意技ですな。
でも、あくまでもスピーカーはふたり。ひとりでしゃべり過ぎないよう気を
つけねばならない。油断したら、いつまでもしゃべるからな。私は。
去年、ジャパン・ソサエティーでやった講演会とは違った展開になるはずで
ある。
なんと言っても、今回は日本。別のアプローチが必要だ。
いきなり「ニューヨークになんか住むもんじゃない」と言い切ったらモメる
だろうか。やってみたい気もするが、レクチャーのサブタイトルが「それでも
NYが好き!」だからなあ。それなりにポジティブな話にせんとね。
ニューヨークに住んでる日本人を相手に話す場合は、基本的なことをスキッ
プできるからチョー楽である。その点、日本は手強い。最初から説明せんとい
かんからだ。
となると、いろんなことは話せない。ポイントをしぼってデリバリーしなけ
ればならない。
う〜ん、何にするか。レクチャーのタイトルが「ニューヨークの壁」。やは
り「壁」の話だろう。
言葉の壁、ビザの壁、人種の壁などなど。恋愛の壁というのも加えたい。彼
氏がなかなかできないとか。女性軍にとっては切実な問題なのよね。ホント。
そんな感じかしら。
なにはともあれ、日本の皆さん、2月10日にお会いできるのを楽しみにし
てます。
ところで、レクチャーのあと、みんなで飲みに行きたいんですけど、池袋駅
の近くにアメリカン・バーみたいな店ってないですかね。ほれ、カウンターで
飲み物買って、あとはウロウロ型のバーね。
もしご存知の方がいましたら、ぜひ教えてください(E-mail:nynuts@rcn.com)。
よろしくお願いします。
ひろ
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『Nuts週末起業物語』
さて、ニューヨークの道端でモノ売るよ。
前号でお話しした週末のストリートフェアへの出店話である。
現在の時点で売り物として考えているのは、100円ショップの商品やT
シャツ、ポストカード、ファッション雑誌などだ。
最初は陶芸なんかもいいかしらと思っていたのだが、チャイニーズ系のお店
がかなり安く売っているのである。ただ、アメリカ人がどういうタイプの陶芸
を好むのかは、ぜひ知りたい情報だ。チャイニーズ軍団とは別の路線で陶芸も
やってみようかしら。
売り物とすれば、他にもいろいろ考えられる。でもコストの問題とかもある
からね。なんでもいいというわけにはいかない。
できれば意外なモノを売りたいですな。「こんなもんをアメリカ人が買うん
か」。そんな驚きを楽しみたい。ま、フツーの商品だったら、私がやる必要も
ないわけだし。
2月の帰国の際に、売ったらおもしろそうなものを物色してこようと思って
いる。
前述のように100円ショップの商品も売る予定なのだが、問題はどれを選
ぶかだ。
文房具、あるいは台所用品か。小物入れなどもいいかもしれない。
でも、まずはリサーチしてみんとね。
リサーチ方法に関しては、来週お話ししたい。
では。
ひろ
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『NY現実堂でおま』
前号の『今年の作戦』の中でお話ししたNY現実堂の話である。
あれからいろいろ考えたのである。この「NY現実堂」という名をどう使うか
についてだ。
前回ご説明したように、同名の古本屋を開くとか広告代理店にするとかいう
話はまだあるのよ。
でも、それらはまだ先の話。とりあえずは、いろんなところで「NY現実堂」
という名を使わんといかんね、と考えている。
ニューヨークではボチボチやってくとして、問題は日本だ。日本で名前を売
る必要がある。
以前この『週刊Nuts』にも書いたのだが、わたくしですね、昔から日本で
ニューヨークに関する報告会みたいなヤツをやりたかったのよ。
それは、これからニューヨークに行く人たちのために「ニューヨークのい
ま」を報告する会である。また同時に以前ニューヨークに住んでた人たちの同
窓会の場所にもしたいと考えている。
その名を「NY現実堂」にすることにした。もう決めた。
そこでNuts読者の皆さんにお願いがあるのだ。
日本でNY現実堂を開く場合、場所はおそらく東京になる。
私もその予定で、東京でいろんな場所を漁っているのだが、なかなかいいロ
ケーションが見つからないのである。
貸会議室とかはあるのだが、なんとなく味気ないでしょ。できたら、ある場
所に決めちゃって、いつもそこでやるという形にしたい。
最近、東京のカフェとかでポエトリーリーディングやってますな。そういう
ノリのカフェでNY現実堂をやりたいのよね。どうでしょうか。
もしよさそうなカフェとかをご存知でしたら、ぜひ教えていただきたいので
ある。
2月上旬に東京に行くので、そんときにいろいろ見て回ろうと思って。
日本でのニューヨーク報告会は、昔からやりたかったのである。でも、なか
なかいい場所が見つからずにここまで来てしまった。そろそろ本格的に動き出
したいのよね。
そんなわけで、もしご存知の方がいましたら、nynuts@rcn.comまでご一報い
ただけたら幸いです。よろしくお願いします。
質問ばっかで申し訳ないっス。
ひろ
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『編集後記』
寒いですねえ。ニューヨークに来て、今年で12年になるのですが、こんな
に寒いのは初めてのような気がします。
ま、冬らしくていいですけど。
では、また来週。
ひろ
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『今週の歌』
「寒すぎる 夜はベッドの 上でただ
かみさんとふたり 毛布の取り合い ひろ」
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