2004年10月26日号(No.454)



目次

*『NY現実堂でおま14』
*『お金がほしい2』
*『NYのマスオさん』
*『日本人男性大改造論14』
*『編集後記』
*『今週の歌』
■■■■■■ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ■■■■■■
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『NY現実堂でおま14』

 この『NY現実堂』ですがね、もともとは古本屋の名前としてスタートしたの である。
 NYに関するノンフィクション専門の古本屋。だから『NY現実堂』。そのまま ですな。
 この前まで、日本でのイベントの名称として使っていたのだが、そろそろ本 来の『NY現実堂』をカムバックさせんといかんねと思い、今回から動き出すこ とにしたのである。
 理想としては古本カフェをLong Island City辺りで始めて、ジャパンタウン の足がかりとしたいところだが、そんな金はない。ホントはすんごいやりたい んだけどね。
 でも、いつまでもボケ〜としてても仕方がないのである。なので、とりあえ ずは小さくスタートすることにした。
 インターネット掲示板の『ぶりてんNuts』(http://www.nyct.net/~nuts/) に「売ります・買います」というコーナーがあるのだが、まずはここで店を オープンしてみたいと考えている。
 店をオープンすると言っても、ただ書き込みするだけなのよ。一応、見出し に『NY現実堂』と毎回入れるつもりだ。別にそれ用のサイトを作るわけじゃな いからよろしく。
 同サイトでは、いまでも「本売ります」の書き込みをときどき見るのだが、 あれって、自分のお店の名前を付けたりしたら結構おもしろいんじゃないかし らとか思うんですけど、いかがでしょうか。
 ただ「本売ります」ではなく、『NY現実堂』のように店の名前を付けて、毎 回その名で書き込みをするのである。ずーっと続けてれば、お客さんもつくは ずだし。
 名前なんか適当に考えればいいわけだし(『NY現実堂』のように)、自分の 店を持ったような気分にもなれるってもんだ。
 まず私が実験台となってやってみることにしよう。もし「私もやってみた〜 い」という人がいたら、勝手にトライしてもらって結構だ。
 というわけで、ノンフィクション専門の古本屋としての『NY現実堂』をとう とう始めます。お楽しみに。
                     ひろ
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『お金がほしい2』

 いま株についていろいろ調べている。
 基本的に私は、株に関してド素人である。何も知らないと言っても過言では ない。
 昔から一応、興味はあったのよ。
 約20年前、沖縄の海で働いてた頃、ある金持ちのおばさんに会った。
 おばさんは独身で、別に働いてもいないのに金持ちだった。噂によると、株 でお金を稼いでるとのことだった。
 「世の中には、そんな不思議な商売があるのね」
 それが私と株との初めての、そして最後の出会いだったのである。
 世の中が「株だ、株だ」と騒いでるときも、私はまったく動かなかった。
 なぜかは、自分でもよくわからない。おそらく怖かったんだと思う。
 で、初めての出会いから20年も経って、やっと動き出したというわけだ。
 長かったなあ。
 さて、まずは証券会社との契約である。
 取引はもちろんインターネットだ。
 以前、「Ameritradeがグッド」という話を聞いたので、先日早速同社のサイ トにアクセスし、申込書の送付を依頼した。
 ネット上でも登録できたのだが、なんとなく怖くて郵送にしてもらった。
 ちなみに同社のサイトには、口座を開くための最低金額が2000ドルと書 いてあった。
 うちのかみさんには「まずは1000ドルで始めさせてください」とお願い してたのに、いきなり話が違う。困った。
 ただ、ラッキーなことに本の印税が入ってくるので、足りない分はそれで補 うことにしよう。
 株の本も何冊か購入した。
 いま読んでる最中だが、はっきり言ってよくわからない。不安だ。
 結局、なんとなくわかったのは、株が上がるか下がるかを100%読み切れ る人間なんか存在しないのである。だれだって間違うのだ。
 ということは、間違った場合の逃げ方なるものを明確にしておく必要がある ね。ちょっと消極的な考え方かもしれませんが。
 逃げ方といっても、別に株の世界から逃げるわけではない。思わず買ってし まったウンコ株をいかにして早く処理するかということだ。
 その点をはっきりさせとかないと、恐ろしいことになりそうな気がする。脱 出できずにどこまでも落ちてくって感じ。ああコワ〜。
 株を買う前から、いきなりビビってる私。
 やっぱり不安だ。
                       ひろ
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『NYのマスオさん』

 これは、私とうちのかみさん一家の物語である。
 正確には、私、かみさん、最近産まれたばかりのマイサン(My son)、かみ さんのおやじさん、かみさんのおふくろさん、かみさんのアネキ、かみさんの アニキ、その他数名が出演人物となる。
 うちのかみさんと初めて出会ったのが、いまから12年前。それとほぼ同時 にかみさん一家との付き合いが始まった。
 ただ、私が一番最初に出会ったのは、かみさんではなく、アネキのほうだっ た。
 アネキはその頃、ハンターカレッジのESLのアドバイザーをやっていたので ある。
 そこに生徒としてノコノコやってきた私。
 ちなみに私はハンターに移る前、スタッテン・アイランドの学校にいたのだ が、そこのアドバイザーも偶然、かみさんの大学時代の元クラスメイトだっ た。
 地元民のネットワーク、恐るべしである。
 で、問題の「かみさんとの出会い」である。
 ハンターのESLオフィスにボランティア募集のチラシがあったんですね。
 なにやらインターナショナル・パレードなるものをやるらしく、その主催者 である団体がボランティアを募集していたのである。
 「ま、ヒマつぶしにいいかな」ぐらいの軽い気持ちで、私はそのチラシを ピックアップした。
 また、同オフィスで働くアネキもそのチラシをピックアップし、うちのかみ さんに「ヒマだったら、やったら」と渡していたのである。
 つまり、私たち夫婦の場合、アネキがキューピット役だったんですね。
 話がズレるが、かみさんのおやじさんはキューバ系アメリカ人である。で、 おふくろさんはドミニカ系。ふたりともすでにアメリカの市民権を取得してい るが、もともとは移民である。
 また、おやじさんのお父さんはハイチ人で、お母さんはスコットランド人と きている。
 その結果、うちのかみさんは、肌は比較的白いが、髪の毛はアフロ状態。寝 起き時は髪の毛が爆破して、まるでドン・キングのようだ。
 反対にアネキのほうは、肌がかなり薄黒い。でも髪の毛は軽いウェーブぐら いなのよね。
 血が混ざるというのは、こういうことなのである。
 マイサンもその血を受け継いでいるのか、髪の毛は完全パーマ。肌の色も、 私やかみさんより黒い。南国育ちのヤンキーといった感じか。
 話を戻す。
 92年の夏、私はボランティア先でかみさんに出会った。
 第一印象は「気の強いねえちゃん」。向こうの第一印象は「クラブ小僧」 だったらしい。
 詳細は省くが、数カ月後、私たちは付き合い始めた。
 それは同時に、かみさん家族との関係の始まりでもあった。
                      ひろ
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『日本人男性大改造論14』

 皆さん、『月刊ミスター・パートナー』なる雑誌をご存知だろうか。
 「恋人は外国人〜30代からの国際結婚のススメ」などという特集をやって る雑誌である。
 前回このコラムで、日本社会がとうとう外国人カレに関してGOサインを出 したという話をした。つまり、日本人女性の外国人カレ作りが一般社会におい て了承されたのである。
 その根拠となったのが、同誌なのだ。
 同10月号の特集をご紹介しよう。
 ・大使館に入れる&外交官と出会える!エグゼクティブ交流パーティー
 ・憧れの外国人記者クラブ
 ・外資系派遣会社で外国人上司と働く魅力
 ・ニッポン最大級の国際恋愛サイト発見!
 ・外国人だから起きる恋愛ストレス
 以上のような記事を本気で載せてるのである。
 世の中、変わりましたね。
 タイトルを見ておわかりのように、同誌のターゲットは基本的に女性であ る。
 たとえば「30代からの国際結婚のススメ」などは、完全に負け犬対策であ る。
 だから雑誌名も『ミスター・パートナー』なのだろう(ちなみに会社名も 「ミスター・パートナー」らしい。大した度胸だ)。
 それにしても、日本人女性ってラッキーよね。
 日本人男性に比べたら、圧倒的に外国人にモテるわけだし、さらにそんな情 報ツールまでできちゃったんだから。
 まさに無敵状態。もう手に負えません。
 さて、問題の日本人男性軍である。
 こうなったら、ミスター・パートナー社に『ミス・パートナー』誌を創刊し てもらうしかないだろう。日本人男性たちのための外国人カノジョGet雑誌 である。
 特集も『ミスター・パートナー』とはかなり違うはずだ。私の読みでは、テ クニカルな記事が多くなると思う。
 たとえば:
 ・外国人女性をデートに誘う〜覚えておきたいこのひとこと
 ・ジョークのわかる男になる
 ・ガイジンカノジョの落とし方
 ・グローバル“エッチ”術
 なんか涙ぐましい特集ですなあ。
 すべてのネタを貫くキーワードは「不安」だろう。
 外国人のカノジョGetに関して「ボクたち、不安なんです」。現在の日本 人男性の基本的なスタンスである。
 その点、『ミスター・パートナー』の各特集をご覧いただければわかるよう に、日本人女性たちにはそういうしみったれた不安感は見られない。だって 「大使館に入れる&外交官と出会える!エグゼクティブ交流パーティー」よ。 まさに獲物を追う肉食動物である。
 『ミスター・パートナー』と『ミス・パートナー』。内容的にかなりギャッ プがあるかもしれないが、状況的に言えば、情報ツールが本当に必要なのは日 本人男性のほうである。
 『ミス・パートナー』の創刊、ぜひお願いしたいですね。
                   ひろ
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『編集後記』

 毎週出せるようモダえているのですが、なかなかむずかしいですね。
 ネタはたくさんあるんです。特に『LICジャパンタウン作戦』なんか、語り たいことだらけ。でも今週はお休みしてしまいましたが。
 ネットの『Nutsジャーナル』や『その辺のニューヨーク』なども一応、毎日 更新を目指しております。そう言い続けて、はや数年なんですが、あきらめず に言い続けたいと思います。
 とうとう選挙日が来ますね。どうかブッシュが負けますように。
 では、また来週。
                   ひろ
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『今週の歌』

「朝起きて あたりが暗くて 油断して
      二度寝してたら 8時じゃねえか ひろ」



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「週刊Nuts」編集部


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