2004年12月14日号(No.467)
目次
*『今週の問題』
*『不動産買え買え作戦』
*『お金がほしい4』
*『NYのマスオさん4』
*『今週の歌』
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『今週の問題』
化粧の話をしていいですか。別に詳しいわけではないのだが。
最近テレビでよく見るOld NavyのCM、皆さんご存知ですか。
7、8人のモデル風の人々が突然現れて、クリスマス関連の替え歌を歌うCM
である。
「モデル風の人々」の構成メンバーは、白人数名、黒人数名、そしてアジア
系の女性がひとりだ。
私がここでポイントアウトしたいのは、そのアジア系女性の化粧、正確には
彼女のアイシャドーについてである。
彼女が使っているのは、水色のアイシャドーだ。そう、日本人女性がよく
使ってるアレね。
日本で水色のアイシャドーがブレイクしたのは、いまからかなり前のことだ
と思う。私が気づいたときは、みんな水色まぶただった。
ただそれは、あくまでも日本だけで、ニューヨークではあんまり見なかった
し、こちらのテレビで水色まぶたを目にすることもほとんどなかったのであ
る。
ところが、である。Old Navyの彼女のまぶたは、明らかに水色だったのだ。
「とうとう来たか」
そのCMを初めて見たとき、私はそう思いましたね。
もしかしたら、私が知らない間に上陸していたのかもしれない。
でも、テレビでも見なかったしなあ。こちらにお住まいの日本人女性の皆さ
ん、ご存知ですか。
さて、水色まぶたのアメリカ上陸に対する私のスタンスだが、「遠いところ
わざわざ来ていただき、誠にありがとうございます」になる。
基本的に私は、この国のアジア系女性の化粧には問題があると思っている。
特に目の周辺。「もう少しやりようがあるんじゃないかしら」という思いを
抱いて、はや12年である。長かったなあ。
なぜこの国のアジア人女性は、あんなに太いアイラインを引くのだろうか。
一歩間違えればパンダ状態である。
なのに、彼女たちは日々、真っ黒なアイラインを引きまくるのだ。
目が小さいというハンディは、私もわかる。ただ、物事には限度ってものが
あるでしょ。
水色まぶたのアメリカ上陸に対して私がウェルカムなのは、この国のアジア
系女性たちが抱える目の周辺の問題を解決してくれるんじゃないかしら、と期
待してるからである。
水色のアイシャドーって、アジア人の肌の色にフットすると思うのよね。男
のアタシが言うのもなんなんですが。少なくとも、パンダみたいなアイライン
よりもマシなことは明らかだろう。
ただ問題は、水色まぶたの良さを伝えるメディアの数が極端に少ないこと
だ。アメリカの女性誌等を見ても、アジア系向けの化粧法ってあんまり載って
ないのよね。
そういう意味で、全米で流れるOld NavyのCMに水色まぶたが登場したのは、
ひじょーにありがたい話である。彼女のまぶたを見て、「おや?」と思うアジ
ア系女性も必ずいるだろう。
Old NavyがどういうつもりであのCMを作ったのかはまったくわからんが、と
りあえずパチパチものである。
「アイライン かくのをやめて 水色まぶた」
これを今後のアメリカにおける水色まぶた普及の標語としたい。
日本語だけど。
ひろ
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『不動産買え買え作戦』
わたくしですね、ニューヨークの不動産マーケットって、そろそろクラッ
シュすると思うんですよ。いきなりだが。
私は、不動産についてはまったくのシロウトである。したがって、「クラッ
シュする」というのは単なる勘でしかない。
ただ不動産マーケットというのは、上がったら必ず下がることになってい
る。現在のマーケットは、どう考えても上がりすぎ。ここまで来たら、落ちる
のみだ。
私が「ちょっと高すぎるよなあ」と思い始めたのは、いまから約半年前。そ
の頃から「売家」の看板をよく見るようになり、また新聞や雑誌も不動産特集
を頻繁に組むようになった。
まさにマーケットのピークで、みんなで売り逃げしようとしてるかのよう
だった。
ちなみに、新聞や雑誌、テレビなどのマスコミは、「そろそろクラッシュす
るよお。みんな逃げろお」などと大声では決して言わないからね。
理由は簡単。不動産屋さんは、彼らにとって大切な広告スポンサーなのであ
る。お客さまが必死に売り逃げしようとしてるのを邪魔することは許されない
のだ。
そんな売り売りモードのニューヨークに、最近新たな買い手が現れた。
近頃のドル安で、ヨーロッパや日本の個人や企業がニューヨークの不動産を
ガンガン買い漁ってるのである。
彼らがマーケットのピークであることを知ってて買ってるかどうかは、私は
知らない。おのれの通貨の価値が上がったから、調子こいて買ってるだけなの
かもしれない。
でも、ニューヨークにとってはありがたい話である。わざわざ外国から来
て、この街にお金を落としてくれるんだから。
なんか日本のバブルの頃を思い出しますなあ。
日系企業がニューヨークの不動産を買いまくって、結局大ヤケドしたあの頃
に、現在の状況がかなり似てるような気がするのである。
もし私がアメリカの大統領なら、いまの時点でわざとドル安にして、外国人
や外国籍企業にアメリカの不動産を買わせるよう仕向けると思う。
そしてマーケットはクラッシュし、彼らが購入した不動産の価値は一気に下
落。でも売り手側、つまりアメリカ側は大儲け、というシナリオである。
現在のドル安が、そういう意図で引き起こされてるとしたらコワいよね。
だって、あとはクラッシュするのを待つだけってことでしょ。
というわけで、とりあえずみんな、いまは不動産を買わないように。どう考
えても高すぎるからね。
『不動産買え買え作戦』の1回目のネタが「買うな」。じぇんじぇん「買え
買え作戦」になってなかったりして。
ひろ
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『お金がほしい4』
来年からスタートする株売買に向けて、いまアメリカの優良企業をいろいろ
調べている。
優良企業と言えば、日本のユニクロがアメリカに来るみたいですな。
日本で大ブレイクしたユニクロがアメリカでどうウケるか、いまから楽しみ
である。
私もユニクロのフリースを何着か持っているが、やはりアメリカのものとは
クオリティーが違う。色の種類も豊富だしね。
アメリカのフリース市場でユニクロのライバルになるのは、GapやOld
Navy、あとLANDS'ENDなどが挙げられる。
ちなみに、私がいま注目してるのは、LANDS'ENDである。
同社は、商品もまあまあだし、なんと言ってもカスタマーサービスがやたら
といいのだ。特に電話やネットでの注文に対する対応がすばらしいのよ。
うちもかみさんも先日、LANDS'ENDのカタログ販売でウインターコートを
買ったのだが、これまであらゆるカスタマーサービスともめごとを起こし続け
てきたかみさんが、初めて平和な気持ちで買い物を終えたのである。
「この会社は違う」
私はすかざず自分の手帳に「LANDS'END」とメモした。
ユニクロのアメリカでの最大のライバルは、同社になると私は見ている。
Gapはもう落ち目だから、無視して構わないだろう。
LANDS'ENDの株を買うかどうかは、まだわからない。いろいろ調べんといか
んからね。
でも、買うならやっぱり身近な企業の株のほうがベターだろう。というか、
株のプロじゃないんだから、自分の周辺にあるビジネスのことしかわからんか
らね。
そういう意味で、LANDS'ENDはナイス。私の「買うかもしれない」株リスト
にもしっかり加えておくことにしよう。
ひろ
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『NYのマスオさん4』
うちのかみさんと結婚して、今年で8年である。
私とすれば、できるだけ早く子供を作りたかったのだが、かみさんの許可が
なかなか出なかったために8年もかかってしまったのだ。
ここで話が少しズレるが、私には「夢」と呼べるものがあまりない。
Nuts紙上で書いてるジャパンタウンやその他のネタは、別に夢ではないので
ある。プロセスと呼んだほうがいいかもしれない。要するにゴールに向けてチ
ンタラ歩いてるだけなのね。
夢という言葉には、かなり感情が入っている。そこには、なにやら熱い思い
があるわけですな。
このNutsで展開してる各作戦に対して、私はそういう「熱い思い」を持って
いない。
たとえば、私にとってのジャパンタウン案は、朝、歯を磨いたり、シャワー
をあびたり、ウンコするのと同じなのである。要するに、私にとっては当たり
前のことのひとつなのね。
だから夢ではないのだ。
そんな夢のない私にも、ひとつだけ「これが私の夢です」と呼べるものが
あった。
「子育て」
そう、子供を育てることがアタシの夢だったのよ。
子育てに関しては、熱い思いがあると断言できる。私にとって、心がこれほ
ど揺れるネタは他にはない。
「ぜったいぜったいぜったいぜったい、子供ほしい〜」
私が「ぜったい」を連呼するようなネタは、これまでなかったのである。
そんなわけで、かみさんにはかなり早めに「子供の件、ご検討のほどよろし
くお願いします」と伝えてたのよ。にもかかわらず、待ち時間8年。長かった
なあ。
かみさんが最終的に本気になったのは、一昨年の冬だった。
「そろそろ子供作るよ」
とうとうGOサインが出たのである。
でも、いきなり子作りエッチ開始とはならなかった。かみさんの話による
と、なにやら下準備が必要らしかったのである。
まず、いい精子および卵子を作るために、バイタミン(ビタミンね)を飲み
始めねばならなかった。
私はこれまでバイタミンなるものを飲んだことはなかった。バイタミンを錠
剤で取ることは邪道だと考えていたのである。
その思いをかみさんにも伝えたが、完全に無視された。
「だったら、子供なしね」
私はその日からバイタミンを飲み始めた。
かみさんはかみさんで、おのれの子宮のチェックアップに行った。そしたら
子宮筋腫が見つかって大騒ぎよ。
「もう子供が作れない。ヌゴ〜」とか泣きやがるから、私も私で調べてみた
ら、多少むずかしくはなるらしいんだけど、別に作れないことないのよね。
結局かみさんも「ま、やってみるか」ということになり(変わり身早し)、
子宮の中もちょっと掃除してもらって、さあ準備万端。あとはエッチするのみ
となったのだった。
ひろ
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『今週の歌』
「どこ見ても ホリデー気分で いっぱいで
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