2005年10月4日号(No.498)
目次
*『今週の問題』
*『NYのバカたち24』
*『お金がほしい26』
*『NYJJ構造改革33』
*『今週の歌』
■■■■■■ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ■■■■■■
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『今週の問題』
最近、大学卒業後、すぐ日本に帰っちゃう若い衆が増えてるみたいですな。
よかよか。すばらしい傾向である。
ホントは残りたい人は残れればいいのだが、無理して留まる必要はない。
ここでインポータントなのは、その「無理」である。
これまでは、「無理」してこっちに残る日本人が多すぎた。中には、
「ニューヨークにいたい」という気持ちが強すぎて、結局ロクでもない仕事に
就いてしまい、人生を台無しにしてしまう人もいたからなあ。
そういう意味では、日本に帰る若い衆が増えてるのはグッドニュースであ
る。おそらくニューヨークの現実が少しずつ浸透してきたのだろう。
「あんなふうにはなりたくない」
そう思われても仕方がない日本人が、この街には結構いる。
若い衆が彼らを見れば、「日本に帰ったほうがいいかな」と当然思ってしま
うはずだ。
先に書いたように、若い衆が日本に帰ること自体は、いい傾向だと思う。
ただ同時に、彼らが「無理」せずに残れる仕事創りというか、日本人コミュ
ニティ創りが必要である。
ポイントは、「おもしろい仕事」創りだ。
若い衆に「あんなふうにはなりたくない」と思われる日本人たちは、どうし
てそんなふうになってしまったのか。
もともと才能があったのかもしれない。
でも、最も大きな理由は、彼らがこちらで就いた仕事にあるんじゃないかし
ら、というのが私の説なのである。
ニューヨークの日本人コミュニティには、しょーもない仕事が多すぎる。
また、日系企業に棲むバカもかなりいる。
結果として、そういう二重苦が、不幸な人間を大量生産してしまうのであ
る。
とりあえず、バカたちはそっとしておこう。もう手遅れだ。
私がフォーカスしたいのは、前者の「しょーもない仕事が多すぎる」であ
る。
ここで言う「しょーもない仕事が多すぎる」の「しょーもない」の中には、
仕事の内容だけでなく、ビザ問題や駐在員VSローカル採用問題なども含まれ
る。要するに、厄介な点がいろいろある仕事ってことね。
これまで、そういう仕事の存在が、私たちニューヨークに住む日本人のココ
ロを荒らしまくってきたのである。
同問題を解決するためには、「しょーもない仕事が多すぎる」の反対、つま
り「おもしろい仕事を創る」しかない。
やっと話が「おもしろい仕事」創りとつながりましたね。戻って来れないか
と思いました。
さて、その「おもしろい仕事」だが、私は「ニューヨークに住む日本人を相
手にしない仕事」と言い切ってしまいたい。
これまで何十回も言ってきたように、ニューヨークに住む日本人を相手にす
る仕事に未来はない。要するに衰退産業なのである。
新しい無料誌がガンガン出たりなんかして、コミュニティ自体が盛り上がっ
てるように見えるが、実際は逆だ。勢いがあるのは、日本食レストランぐらい
である。
その日本食レストランにしても、アメリカ人客も相手にしてるから勢いがあ
るのであって、これが日本人客だけだったら大変よ。駐在員は減ってるし、接
待費なんかもドンドン削られてるからね。
ニューヨークに住む日本人がいまやるべきなのは、アメリカ人相手の商売を
できるだけ多く立ち上げることである。それが必ず「おもしろい仕事」へとつ
ながる、と私は断言する。
でも、そういう仕事を創るのにはちょっと時間がかかるから、とりあえず若
い衆は無理してニューヨークなんかいないで日本に帰りなさい。
日本のほうが、おもしろい仕事いっぱいあるんだから。
ひろ
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『NYのバカたち24』
「相手をノイローゼにして働けないようにする」話をそろそろ終わらせた
い。
同ワザに関して、私がサンプルとして集めたテクニックをいくつかご紹介し
よう。
1)みんなの前で罵倒する
これは敵が年上であるほど効く。
罵倒する場合、丁寧語で罵倒してはいけない。MUSTタメグチである。
「てめえ、何やってんだ!」
そういうトーンでなければならない。
また、やる場合は、まわりに人が多いほどいい。
このテクニックを使う際に十分気をつけなければならないのは、敵に自分に
対する人事権がないということだ。
「てめえ、何やってんだ!」
「おまえはクビだ!」
「え!?」
というのはシャレにならない。
自爆しないよう気をつけましょう。
あと、クライアントの前で怒鳴ってあげるという方法もある。
同ワザも結構リスクが大きいから、取り扱い厳重注意でお願いしたい。
2)敵に聞こえるように電話で悪口を言う
このワザのポイントは、敵の固有名詞を出さないことである。
だれのことを話してるか具体的にはわからないが、敵に「オレのことなん
じゃないか」と思わせたらこっちのもの。
「おまえ、いまオレのこと話してたろ!」とか突っ込まれても、「いえ、違
いますよ」とシレ〜っとした顔で言えばいい。それを丹念に繰り返すのであ
る。
そして、頃合いを見計らって、再び「おまえ、いまオレのこと話してたろ
!」と来たときに、今度は前記の「みんなの前で罵倒する」ワザを使い、「そ
うだよ!てめえのことだよ!このボンクラ野郎が!」と怒鳴ってあげたらい
い。それで結構、相手の精神が壊れるからさ。
3)フェイク電話を活用
前述の電話での悪口だが、それは別にフェイク、つまり受話器の向こうにだ
れもいなくても構わないのである。
演技するってことね。
このフェイク電話ワザは使える。
別に弁護士と話してもいいし、日本の本社と話してもいいわけだ。
ポイントは、敵に聞こえるようにしなければならない。
「あの〜、社内でイジメられてて、その相手を訴えたいんですが・・・」な
どと小声で、そして同時に敵に聞こえるぐらいのボリュームで話すのである。
弁護士編、友達編、クライアント編、本社編といろいろ使い分けたらいい。
電話は、証拠が残らないのでひじょーに便利だ。反対にEメール等は危険
ね。注意しましょう。
他にもいろんなワザがあるのだが、とりあえずはこのくらいにしておこう。
前記のようなワザを最低半年から1年間、敵に対して仕掛けなければならな
い。
もしそれができたら、おそらく敵の精神をボロボロに壊せるだろう。
そして何回も言ってるように、やってるあなたの精神もボロボロになる。も
しかしたら、以前の自分に戻れないかもしれない。
それでもやりたい方は、いつでもご相談ください(nynuts@rcn.com)。
ひろ
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『お金がほしい26』
今週の儲けは、10ドル8セントだった(1677ドル78セントの軍資金
が1687ドル86セントに)。
日々の売買に関してはhttp://kabunuts.exblog.jpでブログしてますので、
そちらをチェックしてみてください。
いま、昔読んだ株の本を読み返している。
なんか情報の吸収力が以前と違うんですね。
消化がいいというか、「ああそうなんだ」と納得する部分が多いというか。
やはり実際に株を売買して、いろいろケガしたせいだろう。
本を読んでて思うのは、本に載ってた情報をほとんど活用してないという点
である。
以前、ケガしたケースなども「ここに書いてあるじゃん」って感じ。
一体何のために本を買ったのか。激しく反省しなければならない。
ところで、先週書いた2ドル〜10ドルスクスク株狙いだが、なんとなく感
じがつかめてきた。同ワザと私の相性もなかなかいい。
狙いをしぼり込んだ効果としては、株に費やす時間が激減したことが挙げら
れる。
ホント、楽になったのよ。
前にも書いたが、株というのは一種のブラックホールである。いろんなもの
(たとえば金とか時間とか)などをどこまでも吸い込んでしまう。
なので、あんまりお付き合いし過ぎると大変なことになる。一定の距離を確
保しないと、ボロボロにされちゃうのよね。
その意味で「2ドル〜10ドルのスクスク株」としぼり込んだのはよかっ
た。他の情報をすべて無視できるからだ。
となると、いろんな新聞や雑誌を購読する必要もなくなる。ネット上に載っ
てる情報だけで十分だからだ。
株に関するアドバイスとして、「あんまり新聞とか雑誌を読まないほうがい
いよ」という意見をよく聞くのだが、その意味がやっとわかった。
拾うことより、捨てることのほうがインポータントなのである。
そのことも以前、本で読んだ。
忘れてどうする。
ひろ
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『NYJJ構造改革33』
鮮魚売場話の続きである。
鮮魚売場のひとつの魅力は、生け簀(いけす)だろう。精肉売場にはできな
い芸当である(やったらコワい)。
一種の水族館状態である。お客さんにとっては、エンターテイメントなんで
すね。
陳列物という視点において、魚は肉と野菜の真ん中に位置する。
野菜は、生きてても死んでてもほとんど変わらない。生死の見分けがつきづ
らいのである。
反対に肉は大変だ。動物の場合、生きてるときは「生きてま〜す」って感じ
だし、死んだときは「死んだ〜」って感じがする。
魚は、野菜と同じように生死の見分けがつきづらい。なので、空気中に陳列
しても、生きてるときとほぼ同じ状態でお客さんたちを楽しませることができ
るのである。
同時に、水の中では「生きてま〜す」と演出することもできる。
つまり陳列用の生物としては、ベストなのだ。
チャイニーズ系スーパーの鮮魚売場に行くと、なんだかエキサイトしてしま
うのだが、あれは「私たちは日頃から魚を食ってるから鮮魚売場では燃えるの
よね」という要因だけではない。
魚にはもともと陳列物としての魅力があるのだ。
そしてその魅力は、私たち東アジア系だけでなく、他の人たちにもわかると
思う。だって、味とかじゃなくて、陳列物として優れてるんだからさ。
以上のように鮮魚売場は、店内のエンターテイメントの核になる可能性を秘
めている。でも、アメリカのスーパーってそこんとこがじぇんじぇんわかって
ないのである。
へへへへへ。私たちにとっては、すんごいチャンスだと思うのですが、いか
がでしょうか。
ひろ
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『今週の歌』
「ヒゲを剃る ペースがだんだん ゆるくなり
街に出るときだけ 剃ることにした ひろ」
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