2005年11月8日号(No.500)
目次
*『今週の問題』
*『お金がほしい28』
*『今週の歌』
■■■■■■ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ■■■■■■
************************************************
『今週の問題』
さて、500号である。
記念すべき500号。でも別になーんにもやらないんだけど。
ここまで来るのに11年半もかかってしまった。途中で結構お休みしました
からねえ((最近もガンガン休んでますが)。
一応じぶん的には、1000号がひとつの区切りだと思っている。したがっ
て、500号には大した思い入れはない。
でもこの調子で行くと、1000号出すのに20数年はかかる計算になりま
すね。
長いなあ。
『週刊Nuts』の内容や紙面に関してだが、今後もあんまり変わんないと思う
のでよろしく。
500回を記念に、新しい連載をスタートしたり、紙面を変えたりなどもな
い。おそらく1000号までこのスタイルで行くと思う。
ネタ的には、いま連載している『LICジャパンタウン作戦』や『お金がほし
い』『NYJJ構造改革』などをずーっとやっていく予定だ。
おそらく、「ジャパンタウン」と「お金」がネタの軸になるはずである。
これまで、ニューヨークの日本人コミュニティ内でいろんなことに首を突っ
込み、さまざまな問題を見てきたが、結局同コミュニティをもっとよくするた
めには、「ジャパンタウンを創ること」「この街に住む日本人がもっとお金を
稼げるようになること」の2つしかない、という結論に落ち着いたんですね。
他にもいろいろな改善案があるとは思うが、私はその2つで行く。
日本人を対象としたサポートグループやその他のボランティア団体も必要だ
が、それらはインターネットを通して、自然発生するだろう。
なので私は手を出さない。
もともと組織を扱うのが苦手だし、ひとりのほうがラクでいいからね。
『LICジャパンタウン作戦』に関しても、「検討委員会みたいなのを作らな
いのか」という話もあるが、たぶんひとりでやると思う。
これまでのニューヨークの日本人コミュニティの歴史を見ても、なんらかの
問題を解決するのに、組織を作ってそれを貫徹したケースがあまりにも少ない
のである。
だいたいは仲間割れしますね。
私はこれまで、そういうグループを山のように見てきた。
最近では、ちょっと話を聞くだけで、「あ、こりゃダメね」とわかるように
なった。
日本人は、サークル活動大好き民族だ。問題解決型グループであっても、
サークル活動にしたがる傾向がある。
インポータントなのは、その組織の存在目的じゃなくて「仲間」なのであ
る。
問題解決型グループの場合、そういう感覚は邪魔だ。組織としてのゴールで
はなく、仲間意識が最優先されてしまうからである。
近頃特に思うのだが、企業なんかより、ボランティア団体などのNPOを運営
するほうがむずかしいね。
企業は「お金」という共通のゴールがある。またそれは、社員に対するアメ
&ムチにもなる。
ところがNPOの場合、そういう明確なゴールや道具がないんですね。そこが
厄介なのである。
日本人コミュニティのためのNPOを作ろうという人たちがいること自体は、
喜ばしきことだと思う。すばらしい。パチパチパチ。
ただ、彼らは同時にNPOのダークサイドも知っておくべきよね。でないと、
時間と労力の無駄になるよ。
話がそれた。
今後のNutsだが、メディアとしてこれからも続けていくのは、この『週刊
Nuts』とネットの『ぶりてんNuts』の2つである(ブログは別ね)。他は整理
しちゃうと思います。
新しいメディアとかはおそらくもう作らない。それより、現実を動かすほう
(ジャパンタウン作戦とか)に集中したい。
本のほうもそろそろ第2弾を出したいのだが、ネタがねえ。
ネタ自体はいろいろあるのだが、どうせ出すんなら10年ぐらい長持ちする
本にしたいのである。
あと、私が書きたいことのほとんどは、ニューヨークの日本人コミュニティ
に関するネタなのね。
通常、日本の出版社は、そういう本を出したいと思わない。対象とする読者
の数が少なすぎるし、儲からないからね。
でも、読者のニーズ自体は存在するのである。
たとえば、バイリンガル教育に関する本。
ニューヨークで日本語と英語のバイリンガルキッズを育てる方法を取り上げ
た本は、私が知ってる限りまだ存在しない。
そういう本があったら、買う人は結構いる。私もそうだし。
1万冊は無理だが、1000冊は売れるだろう。
しかし現実には「1000冊売れたら満足だわ」という日本の出版社はあま
りないのである。
ニューヨークの日本人コミュニティにおける、1000冊ぐらいまでの小規
模出版の可能性ってあると思うのですが、いかがでしょうか。
要するに1000冊で儲けが出ればいいのである。ちょっとむずかしいけど
ね。
出版業には私も興味があるので、少し調べてみようと思っている。
他にはなんかあったかなあ・・・
こんなもんかしら。
というわけで、まだ1000号の半分である。
1000号まであと10数年かかりますが、お付き合いください。
ひろ
*********************************************
『お金がほしい28』
とりあえず、現在の軍資金をお伝えしておこう。1415ドル16セントで
ある。
ちなみに2000ドルから出発したので、いま584ドル84セントの損と
なっている。
また、その2000ドルの口座とは別に、他の証券会社に2100ドルでス
タートした口座を持っている。
同口座は、しばらく置いておいたのだが、9月から10月にかけていろいろ
売り買いした結果、当初の軍資金2100ドルが、1607ドル59セントに
なってしまった。つまり492ドル41セントの損である。
結局ですね、株を始めて半年で1077ドル25セント損してしまったのだ
(損した詳細を知りたい方は『株で週400ドル稼ぐ@ニューヨーク』ブログ
(http://kabunuts.exblog.jp)をご覧ください)。
結構な金額だわ。かみさんには死んでも言えません。
問題は「なぜ1077ドル25セントも損したのか」だ。それを検証しない
限り、前には進めない(現在私は、持ち株をすべて売っ払って、一時撤退中で
ある)。
というわけで、今回は私が1077ドル25セント損した原因を考えてみた
い。
1)株を買うタイミングを間違えた
株の選択を間違えたわけではない。タイミングを間違ったのである。
どんな株であっても、株価は上がり下がりする。
株で儲けるためのポイントは、上がる際に買うことだ。
しかし私の場合、下がってるときに買うことが多かった。
本人は「上がる」と思って買ったのだが、勝手に下がりやがったのである。
ただ、そういう損した株でも、あとで上がったりするのよね。つまり、その
ときに買ってればよかったわけよ。
2)買う楽しさに飲み込まれた
株を買うのは楽しい。
買うときは自分自身、夢と希望に満ち溢れているからだ。
しかし株のゴールは、買うのを楽しむことではない。儲けを出すことなの
だ。
私は買う快楽に流されてしまった。
買うのがカンファタブルなもんだから、軽い気持ちでガンガン買っちゃった
んですね。
その結果が1077ドル25セントの損である。
つまり、1077ドル25セントで快楽を買ったのだ。
ドラッグ並みのお値段ですな。
3)逃げ足が遅かった
人間、だれだって間違うことはある。
特に株の場合、「間違え=損」という地雷がそこら中に埋まっている。
おのれのミスを100%なくすのは不可能だ。株のプロであっても、10戦
全勝というのはなかなかない。
私の場合、これまでの戦歴は1勝9敗ぐらいだろうか。もしかしたら、もっ
と悪いかもしれない。
今後いくら努力しても、おそらく5勝5敗ぐらいが限界だと思う。私にはそ
れぐらいの能力しかない。
別にネガティブになってるわけではなく、株はそれほど手強いということで
ある。
ここで重要になるのは、その「5勝5敗」の内容だ。
5回勝って5回負けて儲けを出そうと思ったら、できるだけ大きく勝って、
できるだけ小さく負けるしかない。
そのことを私はまったくわかっていなかった。
特に失敗したのは後者、つまり「できるだけ小さく負ける」だった。
株における「できるだけ小さく負ける」コツは、「トットと逃げる」であ
る。それしかない。
株価が、自分のイメージした動きとは逆にスーっと下がり始めたとき、あな
たならどうするだろうか。
私が連発したのは「ま、すぐに上がるでしょ」という態度だった。
ホント、その度に損しましたね。
株価が自分のイメージ通りに動かなかった時点で、私の負けなのである。
サッサと撤退するに限る。
しかし私は、いつもいつも逃げ足が遅かった。
結果として、できるだけ小さくすべき負けが、とてつもなく大きくなってし
まったのである。
あー、まいった。
4)チャートが読めなかった
株価チャートってあるでしょ。あれがよくわかんなかったのよねえ。
一応、読むよう努力した。自分的には、わかったつもりだったのである。
でも実際には、じぇんじぇんわかってなかった。
そのせいで、山ほどケガしました。痛かったわあ。
それにしても、チャートというのはいろんな読み方ができるのである。
自分にとって都合のいいようにというか、勝手に未来のチャートを頭の中で
描いちゃったりして、ひとりで「これから上がるぞ。ははははは」と盛り上
がったりするのである。一種の陶酔状態だろう。
またこれが気持ちいいんだ。すっかり儲かったような気分になるからなあ。
ま、そのあとすぐに現実の底に叩き落とされるのだが。
続きは次回に。
ひろ
******************************************
『今週の歌』
「500回 書いて刷って 折り配り
ここまで来たのに しみじみもしない ひろ」
下のアドレスを押すとメイルが送れまっせ
投書、意見、感想もどうぞ
Return to Home Page