2006年1月31日号(No.504)



目次

*『今年の作戦』
*『今週の問題』
*『お金がほしい32』
*『今週の歌』
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『今年の作戦』

 遅くなったが、『今年の作戦』である。あと、11カ月しかないんだけど ね。
 最近、自分について気づいたことがある(いきなりですが)。
 私は一度にいくつものことができないタイプなのである。
 おそらく性格だと思う。やるべきことがいくつもあると、頭の中がいっぱい になって身動きできなくなるのだ。
 そのことに気づくのに、40年もかかってしまった。
 やるべきことがひとつだけだったら、まったく問題ないのである。
 でも、4つ5つになると、もうダメ。すべてがスタックしてしまうのだ。
 というわけで、今年はやるべきことを少し絞り込んだ。
 1)LICジャパンタウン作戦
 2)かふすプロジェクト
 日本に帰国したときに行う『NY現実堂』などは、今後も引き続きやる予定 だ。
 ただ、メインの作戦は上記の2つだけである。
1)LICジャパンタウン作戦
 同作戦は、ニューヨークにおける宣伝という点ではひじょーに順調に進んで いる。
 これまでのところ、現地の新聞2紙が記事として取り上げ、近日中にもう1 紙に掲載される予定だ。
 アメリカ人って、ジャパンタウンのようなエスニックネタが結構好きなのよ ね。おかげで、うまく宣伝できました。パチパチパチ。
 ニューヨーカーたちに対する宣伝という意味では、これでほぼ完了である。 あとの問題は、日本人コミュニティだ。
 地元のマスコミに対しては、「LIC(Long Island City)にジャパンタウン を」というノリで攻めたが、日本人コミュニティ内では「なんでジャパンタウ ンなのよ?」という議論を盛り上げなければならない。
 「ジャパンタウンを創る」とただ言うのは簡単である。ポイントは、そのコ コロだ。
 私がやりたいのは、ニューヨークにおける日本人の仕事を増やすことであ る。ジャパンタウンは、その手段のひとつなのだ。
 要するに議論の順番としては:
 「ニューヨークの日本人の仕事が減っている」
        ↓
 「日本人の仕事を増やすべきか」
        ↓
 「増やすべきであれば、どうやって増やすのか」
        ↓
 「そしたら、ジャパンタウンを創って増やしましょう」
 という感じになる。
 その辺の詳細についてはまたご説明するとして、なんとかして「なんでジャ パンタウンなのよ?」という議論を日本人コミュニティ内で始めたいと考えて いる。
 やっぱり、本とか書かないとダメかなあ。同ネタに関する本を出版して、そ れで盛り上げるのである。
 検討します。
2)かふすプロジェクト 
 同作戦名の「かふす」は、株の「か」、不動産の「ふ」、ストリートビジネ スの「す」から来ている。
 つまり、株と不動産とストリートビジネスをやりますよ、という作戦なので ある。
 では、なぜ株と不動産とストリートビジネスなのか。
 わたし的には、ニューヨークに住む日本人の収入を少しでも増やしたいんで すね。その手段としての「か」「ふ」「す」なのである。
 日本人の収入が増えれば、日本人コミュニティ内を循環するお金の量も増え る。その結果として、雇用やニュービジネスが生まれるという仕組みなのであ る。
 そういう意味では、先の『LICジャパンタウン作戦』のココロに似ている が、こちらは「草の根」編というか、個々にフォーカスしている。
 あと、日本人コミュニティの外からお金を吸い上げるというのもポイントの ひとつだ。
 外から取って、中で回す。
 日本人同士でお金をやり取りしても仕方ないのである。
 そんなことばっかやってたら、コミュニティ内のお金の量がじぇんじぇん増 えないからね。
 さて、問題の「かふす」だが、株と不動産に関してはすでに動いている。
 残りのストリートビジネスだが、これはストリートフェアやフリーマーケッ トへの出店ビジネスのことである。
 去年行った「日本の祭り」で、私は完全に同ビジネスに目覚めたのだ。
 ストリートビジネスって、おもしろいですよね。始めるのも簡単だし、コス トも安いし。
 なによりも、アメリカ人相手のビジネスである。前述の「外から取って、中 で回す」という目的にもばっちり合う。
 私が実際に出店するかどうかはまだわからないが、なんらかのカタチで動こ うと思っている。
 以上が『今年の作戦』である。
 2つしかないが、内容的には結構ハードよね。
 特に『LICジャパンタウン作戦』は手強そうだから、気合いを入れて取り組 むつもりだ。
 お楽しみに。
                  ひろ
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『今週の問題』

 最近、専業主婦についてよく考える。
 主夫ではなく、主婦ね。
 私はこれまで専業主婦に関して、比較的ポジティブなイメージを持ってい た。合う仕事合わない仕事があるように、専業主婦が合ってる人もきっといる と思ったのである。
 ただ、うちのかみさんに専業主婦になってほしいと思ったことはない。我が 家の場合は、専業“主夫”のほうが役割分担的にベターだからだ。
 専業主婦のマイナス点としては、社会から隔離されてしまうことが挙げられ る。
 特にお仕事系。働く能力が磨きづらいのである。
 でも、そのぐらいでしょ。他にマイナスの部分ってないよね・・・と思って いたのだが、先日ある人に別の問題点を指摘された。
 「息子への影響」である。
 息子だけでなく、娘への影響もあるかと思うが、ここではとりあえず息子に フォーカスしたい。
 「専業主婦の母親を見て育った息子は、女性に対して一体どういうイメージ を持つのか」
 ポイントはそこにある。
 はっきり言ってしまうと、「女というのは、男にサーブする生き物」という イメージを持ちやすいんじゃないかしら、ということだ。
 もちろん、すべてのケースがそうだとは言い切れない。
 ただその人が言っていたのは、女性を粗雑に扱う男の共通点は、母親が専業 主婦だということだった。
 私も自分のまわりを確認してみた。
 女性の扱いが悪い男をふたり知っているが、どちらの母親も専業主婦だっ た。
 仕組みはこうだ。
 父親に尽くす母親を見ながら育つ息子。「女っていうのは、こういう生き物 なんだ」と無意識のうちに思ってしまう。大人になってもそのイメージは生き 続け、女性に対して、どうしても男尊女卑的な姿勢になってしまう・・・
 皆さんのまわりにいる女性の扱いの悪い男たちって、もしかして専業主婦の 息子だったりしません?
 「だから専業主婦は悪」などと言うつもりはない。しかし、ポイントとして はおもしろいと思う。
 たとえば、逆のケースとして、「働く母親を見ながら育った息子は女性にや さしい」というのも考えられるだろうか。
 要するに「リスペクト」である。女性に対するリスペクトがあるかどうか だ。
 そのリスペクトを育てる機能として、「働く母親」はワークすると私は思 う。
 「働ける」というのは、「ひとりで生きていける」ということである。
 個としての強さ。
 「働く母親」は、そういうイメージを息子たちに植え付ける可能性がある。
 先の女性を粗雑に扱う男の話だが、真剣にリサーチとかしたらおもしろいと 思う。彼らの中の専業主婦ママ比率を調べるのである。
 私は、同比率はかなり高いと見ている。
 皆さんは、どう思います?
                     ひろ
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『お金がほしい32』

 一時、1077ドル25セントも損してた私だが、今月に入って少し盛り返 した。
 現在の損は、全体で719ドル26セント(4100ドルの軍資金が338 0ドル74セントに)。つまり357ドル99セント取り戻したのである。
 まだマイナス領域だが、一応失敗は減ってきている。おのれのバカさ加減 も、ありがたいことにだいぶ大人しくなってきた。
 株は通常、「選ぶ」→「買う」→「売る」の3つのプロセスを経るわけだ が、その「選ぶ」での失敗がかなり少なくなりましたね。
 確かにいまでもババ株をつかんだりする。しかし、そのババ株がそれほどバ バではないのだ。
 以前は株をフィーリングで選んだりしてたが、それはすっかりやめた。
 チャートやその他の情報を見て、これからしっかり上がってくれそうな株だ けを抽出し、それらをしばらく追うのである。なので、選び方としては、相当 コンサバになったと思う。
 コンサバになった分、株のババ率も減ったわけだ。
 ただ、「いい株を選ぶ」ということに関しては、まだまだである。
 たとえば、狙ってる株が3つあるとして、そのひとつを買ったにもかかわら ず、そいつはチンタラ状態で、他の2つがグングン上がってしまった、なんて ことがしょっちゅうあるのだ。
 そういうことがある度に、「なんで私はグングン株を選ばずに、チンタラ株 を買ってしまったのか」ということを考えるよう努めている。
 グングンかチンタラかは結果論であって、買う段階ではどれもそれなりに魅 力的だったのである。
 しかし私は、なぜかチンタラをつかんでしまったのだ。
 おそらく、なんとなくその株がよかったのである。つまりフィーリングって ことね。
 前述のように、自分の中ではフィーリングでの株選びは禁止したつもりだっ たのだが、実際はまだやってたのである。
 危険だ。
 「なんとなく」ではダメなのである。選んだ理由をキチンと説明できなけれ ばならない。思考のプロセスが残ってなければ、あとで振り返ったときに、何 を材料に反省していいかわかんないからね。
 というわけで、無くした軍資金を少しずつ取り戻しつつある私なのであっ た。
                    ひろ
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『今週の歌』

「40を 無職と主夫で 折り返す
       おのれでいいのか 少し不安 ひろ」
 


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