2006年2月21日号(No.505)



目次

*『今週の問題』
*『Nuts株クラブ』
*『LICジャパンタウン作戦17』
*『ピラミッドのど真ん中3』
*『今週の歌』
■■■■■■ 投稿募集 → nynuts@rcn.comまで ■■■■■■
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『今週の問題』

 「お母さんたちのグループに入ったとき、違和感ってあった?」
 この前、遊び仲間のお母さんにそう聞かれた。
 いま私は、日本人お母さんたちと共に毎日遊び歩いている。俗に言うプレイ デイトってやつね。
 一緒に図書館やミュージアムに行って、子供たちを遊ばせるのである。
 通常、お父さんは私だけだ。他はみんなお母さん。つまり、男は私ひとりっ てことね。
 上記の質問のポイントは、そこにある。
 彼女たちのグループに入ったとき、違和感らしきものはあったのか。
 わたし的には、なかったとは言えないし、あったとも言いづらい。
 確かに、ある種のココロの揺れはあったが、それは「違和感」というより 「ドキドキ感」だった。
 お母さんグループに新しく入る場合、女性であっても結構ドキドキすると思 う。
 「うまく仲間に入れるかな・・・」
 多くの新米お母さんたちが、そう思うに違いない。
 お母さんグループに参加した際に、私が最初に感じたのは、その「ドキド キ」だった。
 男としてではなく、新米の気分として、ココロが揺れたのである。
 ちなみに、女性のグループに入ることに関しては、ほとんど抵抗感はなかっ たですね。おそらく子供の頃、女の子に囲まれて育ったからだと思う。
 ただひとつだけ困惑したのは、そういう女性との知り合い方を経験したこと がなかったんですね。
 私はこれまでの人生の中で、いろんな女性に出会った。
 その出会い方は、まさにいろいろ。学校や仕事、道端というケースもあっ た。
 しかし、おのれの子供がきっかけとなって、女性と知り合いになったこと は、これまでなかったのだ。
 つまり、まったくのおニューなパターンだったのである。
 経験したことのなかったので、間合いの取り方というか、どういう感じでカ ンバセ−ションを展開すればいいかが、当初はなかなかわからなかった。
 でも、ちょっと考えすぎでしたね。フツーに話しゃいいのよ、フツーに。別 にナンパしてるわけじゃないんだから。
 主夫業を始めてそろそろ1年になるが、主婦と主夫って、そんなに違わない のよね。
 多くの人たちは「主婦と主夫はすんげえ違うはずよね」というイメージを 持ってるし、私のそうだと思っていた。しかし実際はそれほどでもないのだ。
 『NYパパへの道』(http://nypapanuts.exblog.jp/)というブログをやって る私が言うのもなんだが、「主夫だから」ネタというのは意外に少ない。
 誇張すれば書けないこともないのよ。主夫が書くエッセイやコラムは、だい たいがそういう大袈裟タイプである。
 結果として、人々は「やっぱり主夫って違うのね」と思ってしまい、先の 「主婦と主夫はすんげえ違うはずよね」というイメージをさらに強化してしま うのである。
 最近は、大袈裟タイプの主夫エッセイとか読むと、結構イライラするように なった。既存の「主夫」イメージをなぞるような内容ばっかなのである。
 もう一度、言おう。主婦と主夫って、そんなに違いません。
 皆さんも大袈裟タイプの主夫エッセイに騙されないよう、お気をつけくださ い。
                       ひろ
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『Nuts株クラブ』

 いきなりだが、株クラブを作ることにした。
 クラブと言っても別に登録制とかではなく、「みんなで株テクニックを鍛え よか」という軽いノリのグループである。
 たまに集まってくっちゃべるのもいいかなあと考えているが、基本はネット 上の仮想株売買コンテストになる。
 実際のお金は動かさずに、みんなで仮想の株売買をやるのである。
 仕組みは簡単。Virtual Stock Exchange (http://vse.marketwatch.com/Game/)というサイトがあるんですね。
 ここに登録していただくと、その中で展開されている株売買コンテストに参 加できるのである。
 そこにですね、来月から「Nuts Kabu Club」というタイトルのコンテストを 私が作ります(だれでも作れるのよ、これが)。で、同コンテストに皆さんも ご参加いただいて、誰が一番稼げるか、みんなで競争しよかという話なのであ る。
 私が作るコンテストの期間は、1カ月間。持ち金は4000ドル。その条件 でスタートして、1カ月後にだれが一番持ち金を増やしたかで勝負するのだ。
 ただ、別に勝ったからと言って、何かもらえるわけじゃないんだけどね。
 株のド素人さんでも参加できます。だって、お金かかんないんだから。
 同コンテストは、今後毎月行う予定である。
 みんなで一緒に楽しもか。
                      ひろ
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『LICジャパンタウン作戦17』

 この『LICジャパンタウン作戦』話が、とうとうNY Timesに載った。
 なんか知らない間に大騒ぎになってきたなあ。
 2月5日付同紙の『The City』セクションである。http://www.nytimes.com/ に行って、「hiroyuki takenaga』でサーチするとサマリーが出てくるはずだ (本文を読むには、同サイトに登録する必要アリ)。
 記事の反応についてだが、さすがNY Times。リスポンスが結構すごい。
 ニューヨークだけじゃなく、西海岸や日本からも連絡が入ったりしている。
 同作戦に関しては、まだ何にもやってないのよ。でも、話だけが先走りして る状態だ。
 もう止まらんね。これは。
 さて、同作戦のニューヨーカーに対する宣伝は、これで完了である。今後の ターゲットは、ニューヨークの日本人コミュニティだ。
 日本人の方々から「会を作ったりしないんですか」という問い合わせも入っ ている。
 組織作りに関しては、現在検討中である。どうしようかなあと思っている。
 いまの段階では、まだ組織は必要ないというのが私の意見である。
 確かに、そういう組織があったほうがベターだが、運営する手間が問題だ。
 安易に作って、その運営のほうが忙しくなって、肝心のジャパンタウン創り がおろそかになったりしたらアホみたいだからね。
 ニューヨークの日本人コミュニティ内で、ひとつのボランティア組織が何ら かのデカいプロジェクトをやり遂げたというケースを、私は知らないのであ る。
 途中でつぶれたり、コケたケースは山ほどあった。というか、そういうパ ターンしか知らないんですね。
 ほとんどのケースが、途中で息切れか、内輪モメで空中分解。谷底に落ちて いくヌーの群れのように、次から次へと死んでいったのである。
 そういう歴史を知ってるから、わたくし、組織作りには慎重なんですね。下 手に作ってつぶれたりしたら、時間の無駄だし、同作戦自体がなくなってしま うかもしれないからだ。
 ま、とりあえずは本である。そこから始めることにしよう。
                      ひろ
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『ピラミッドのど真ん中3』

 久々の『ピラミッドのど真ん中』シリーズである。
 ちょっと復習しますと、アメリカの消費者に対して日本のものを売る際に、 消費者ピラミッドのど真ん中あたりを狙いましょうか、という切り口の連載な のである。
 たとえば、金持ちの人たちって、日本食を結構食うわけでしょ。あと、最近 は貧乏人の人たちもカップヌードルとか食うようになってきてますよね。
 つまり、ピラミッドの上と下は、とりあえずおさえてるわけだ。
 問題は、そのど真ん中。中間層の人たちである。
 私としては、彼らを狙いたいわけですね。
 もし彼らが日本食をガンガン食べ始めれば、そりゃあ日本食業界は大儲け よ。結果として、日本人の仕事も増えるはずだ。
 ここで話が変わるが、最近日本政府が日本食を世界に広めようと激しく動い ている。アメリカでも何かやると聞いた。
 なんでいまなのかが、私にはちょっとわからないが、動き自体はひじょーに いいと思う。パチパチパチ。
 それに関して私が注目してるのは、日本政府のターゲットについてだ。
 アメリカの金持ちを狙おうとしてるのか。それとも貧乏人なのか。
 わたし的には、ぜひ「ピラミッドのど真ん中」を狙っていただきたいのだ が、いかがでしょうか。
 すでに開拓されてる部分に日本の税金をぶっ込む必要はない。これから切り 拓いていくべきマーケットに軍資金を投下すべきである。
 だったらやっぱり「ピラミッドのど真ん中」でしょう。
 一番やってほしいのは、アメリカ人の家庭に日本食を持ち込むことである。
 「外食」じゃなくて、「内食」としての日本食ね。
 アメリカの中間層が家庭で日本食を食うようになったら、ホントに大騒ぎで ある。日本食メーカーとか、大儲けよね。
 ポイントは、どうやって中間層の家庭に日本食を入れるかだ。
 当然のように、かなりの工夫が必要になる。
 簡単で、なおかつ安価。ついでにヘルシーでなければならない。
 さらに日本人に比べると、アメリカ人は料理が下手だ。不器用と言ったほう がいいかもしれない。
 そういう彼らに、どうやって家庭で日本食を作ってもらうのか。
 ハードルは高い。
 日本政府には、その辺のハードルにチャレンジしてほしいと思う。無理かも しれないけど。
 やっぱりお国のやることだからね。どうしてもコンサバになりがちだ。未知 のマーケットに突っ込む根性は、普通はない。
 そこをなんとかお願いしたい。ぜひ「ピラミッドのど真ん中」を狙ってくだ さい。お願いします。
 ここでお願いしても、仕方ないのだが。
                    ひろ
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『今週の歌』

「もうそろそろ 春かと思えば そのスキを
        狙うかのような 突然コールド ひろ」
          


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「週刊Nuts」編集部


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