おまけコラム
2003年7月29日号(No.425)
さて、今週号にもたっぷり書いたのですが、Nuts本出ました。私がドミニカ共和
国に行ってる間に、出てました。
『NYに住んでも幸せになれない』竹永浩之著 現代人文社
(ISBN4-87798-167-5)1500円
そんなわけで、いま気合いを入れて売ってるのですが、本の販売っておもしろ
いですよね。かなりのおもしろさに自分でも驚いてます。
私は小さな頃から、いろんなものを売ってきました。一番最初は、10歳ぐら
いの頃でしたでしょうか。実家の魚屋でブリを一本売りしました。私の実家
(熊本)では、正月にブリを食うんですね。で、たくさんのお客さんがブリを
一本ごと買ってたのです(いまは切り売りが主流のようですが)。
その後はサービスを売るのが主体となり、東京にいる頃はスーパーでグロサ
リーを売ってましたね。ニューヨークに来てからはやはりサービスが主で、い
まは広告とか購読とかを売ってます。
本というのは、そのどれとも違うんですよね。
一番違うのは、その売る範囲の広さだと思います。
よく考えると、私がいままで売ってきたものは、非常にローカル性の強いもの
ばかりでした。でも本は、そこが決定的に違います。
広いんですいよ。売る範囲が。
売る範囲の広い商品というのは、他にもいろいろあります。車とか醤油とかT
シャツとか。
でも、普通それらは会社単位の商品で、ひとりで売らんでしょ。その点、本は
「著者が売る」というふうに考えれば、守備範囲がやたらと広い商品というこ
とになるんですね。
おそらく私にとっては、そこがおもしろいと思うのです。こんなふうにニュー
ヨークにいながら、世界中に向かって営業してるんですから。
そんなわけで、買ってください。よろしくお願いいたします。
今週はこんなもんで。
では。
ひろ
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