おまけコラム
2003年9月16日号(No.430)
前回に引き続き、再び本のタイトルの話です。
先日『週末起業』というタイトルの本を見つけました。
最近、副業流行りの日本。それを狙った本ですね。
そのタイトルを見たとき、「こりゃ、勝ったね」と思いました。別に私が勝っ
たわけではなく、著者&出版社側が市場に勝ったという意味です。
その本自体はまだ読んでないのですが、絶対売れるはずです。たとえ内容はそ
こそこでも必ずヒットすると思います。それはもちろんタイトルのおかげです
ね。
たった漢字4文字のタイトルにもかかわらず、このインパクト。大したもんで
す。考えた人に拍手したくなりますな。パチパチパチ。
現在の日本の副業ブームですが、要するにみんな楽して金を稼ぎたいわけで
す。いまの仕事をキープしたまま、つまりリスクは負わずに片手間で収入増を
狙う。これですね。
日本の英語ブームも基本的には同じノリです。「いかに楽して英語を話せるよ
うになるか」。みーんなそんな風に考えてるように見えるのですが、いかがで
しょうか。
英語をストレートに学ぶのではなく、歌ったり、遊んだり、マンガやアイドル
を使ったりしながら、英語を習得する。苦しまずに楽しみながら学びたいので
す。
話を戻しますと、いまの副業ブームに関する本を出すにしても、その「楽した
い気持ち」をくすぐるタイトルや内容でなければなりません。
そういう意味で『週末起業』というタイトルは、もうズッポシというか、完全
にツボを突いてますよね。
最近、やたらと長い本のタイトルが多いのですが(たとえば『NYに住んでも幸
せになれない』とか)、漢字4文字で人の心に突き刺さることができるので
す。
文章はやっぱ奥が深いわ。
勉強します。
今週はこんなもんで。
では。
ひろ
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