おまけコラム

2006年6月27日号(No.508)




最近、アメリカの「Nikkei」コミュニティについてよく考えます。正確には、
その「Nikkei」の意味についてですね。
日本語で「日系」と書くと、私のような日本人も含まれるような気がするので すが、英語の「Nikkei」になると、なんとなく違うんです。どちらかという と、日系アメリカ人寄りのような感じがします。
おそらく「Nikkei」と表記する人(ほとんどが日系アメリカ人)は、在米日本 人も含んでるつもりなのでしょうが、私たちにとってはちょっと変。でも 「Nikkei」使用軍団は、そのことに気づいていないという状態です。
そのズレって、結構大きいと思うんですね。
たとえば、「Nikkei」というククリでシンポジウムとかしたとします。主催者 は日系アメリカ人&在米日本人についてのシンポジウムという意図かもしれま せんが、後者は「Nikkei」というククリ方に違和感がありますので、結果的に 前者のみに関するイベントになってしまうわけです。
ただ、主催者は全体のことを話し合ったと思ってしまうんですね。
最近、そういう例に結構遭遇するんです。在米日本人を「日系アメリカ人予備 軍」と勝手に考える人が多く、それが「Nikkei」で全体をくくれるだろうとい う動きに繋がっているんですね。
たとえばニューヨークの場合、日系アメリカ人&日本人コミュニティ内のマ ジョリティは、後者になります。つまり日本人が、同コミュニティを引っ張っ てるわけです。
そういう土地柄であるにもかかわらず、日系アメリカ人&日本人コミュニティ を語る場合に「Nikkei」というククリにしてしまうと、マジョリティである日 本人の話が抜けちゃうんです。
そのことに気づかずに動いてるケースが近頃多く、「どうしたもんかなあ」と か思ってしまうのでした。
ホント、どうしたもんかなあ。
今週はこんなもんで。
では。
                    ひろ



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「週刊Nuts」編集部


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