◆◆◆◆ New York Tabroid Magazine "Nuts Journal"◆◆◆◆
『NYタブロイド・マガジン “Nutsジャーナル”』 1999年1月25日号 NO.15
*今日のひとこと* 雨のにちようびは本屋のカフェがとても混んでいる。客が去ったあと のテーブルには、読んだ雑誌などが山のように残されている。(こ)
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==== ★寒波★ ====
渡邉まゆ子
1月1日未明から降り続けた雪は、午後にはデトロイト国際空港を 麻痺させていた。
アメリカ5大湖周辺をおそった寒波は、強風と雪の猛威をふるって いた。降り止まない雪はひたすらつもるだけで、2日のみでも積雪 量は20cmを軽く越えた。雪は強風の影響を受け、地面に向かって 降るというよりは、真横になぐりつけるという状態だった。そして気 温はマイナス7度でも、約マイナス20度の風のせいで、体感温度 はマイナス10度をゆうに越えた。
2日にはデトロイト空港発着の便はほとんどがキャンセルになり、 空港には足止めをうけた旅行客と荷物があふれ、空港で夜を明か す人々も少なくなかった。
1月3日未明に雪は止んだが、除雪作業が莫大な雪の量で思うよう に進まず、結局空港は午前中閉鎖になった。空港係員は溢れかえ る人々を多少でも減らそうと、デトロイトからの搭乗客は帰宅するよう に呼びかけた。目的地によっては依然として飛行機が飛べない状態 が続き、足止めされた旅行客と荷物は増え続けるばかりだった。
  3日のノースウエスト出発便は約400便がキャンセルになり、カウン ターの前には、便を振り替えてもらおうとする人々の300メートルにも 及ぶ長蛇の列ができた。便によっては、早くても6日の便しかない と言われる者、飛ぶのがいつになるかわからないと言われる者、そし ていつになるかわからない便を待つより、レンタカーをしてでも帰路に 向かう者もいた。しかしながらそのレンタカーも、3日昼過ぎには全て 出払ってしまった。
約3日間麻痺していたデトロイト国際空港は、5日にはほとんどの航 空便が再開し、旅行客は次々とデトロイトを発って行った。空港に取り 残されたのは、飛行機に乗り損ねた荷物の山だった。
(参照:Detroit Free Press、1月4日)

「Nutsジャーナル」編集部

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