◆◆◆◆ New York Tabloid Magazine "Nuts Journal"◆◆◆◆
『NYタブロイド・マガジン "Nutsジャーナル"』
1999年3月19日号 NO.26
*今日のひとこと*
久々に日本のテレビドラマを見るとかなり笑える。テレビの影響力
の大きさを考えて、制作側はもっと内容を考慮しなければ。(こ)
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★注射針交換プログラムへの取り締まりさらに厳しく★
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田名網智美
昨秋から全米各地で、麻薬常用者を対象に注射針の交換を行って
いる団体の取り締まりが厳しくなってきた。
性交渉とともによく知られているエイズ感染ルートの一つが、麻薬
常用者達の間で使われている注射である。注射器や注射針を毎回
新しく買い直すことは安全だがコストが高くつき、ほとんどが低所得
者である麻薬常用者にはできないことである。それゆえに、常用者
達は同じ注射器を針を変えないまま共同で使うのである。
麻薬がないと生きていけないような麻薬中毒者に、エイズ予防のため
に麻薬の常用をやめることを強要することは、ボランティア団体には社
会的にも、金銭的にも無理である。エイズ予防プログラムを行っている
ボランティア団体にできることは、新しい注射針を配り、使用済みの針
を回収し、エイズ予防のパンフレットを手渡すことであろう。
全米で最も取り締まりが厳しいニュージャージー州では、私服捜査官
が、ボランティア団体が注射針交換を行っている場所に麻薬常用者と
偽って近づいて、団体スタッフが注射針を渡すと現行犯逮捕という検挙
方法が取られている。
保守的な共和党の中では、中絶問題や同性愛者の人権問題などに対
し穏健派として知られている同州州知事のクリスティンzイットマン氏だ
が、同州が全米で、静脈注射によるHIV感染率トップ3に入ることから、
この注射針交換問題には厳しい姿勢を取っている。
取り締まりが厳しくなる一方で、様々な国家医療機関が、注射針の交換
は麻薬常用を促進させずにHIV蔓延の阻止に大きく貢献しているという調
査結果を発表している。しかし、ホイットマン氏は、注射針交換プログラム
を容認することによって、麻薬の使用も認められているという「間違ったメッ
セージが子供達に届いてしまう」と考えており、注射針交換の取り締
まり強化への姿勢を変える方針はないと語っている。
(2月2日付ニューヨークタイムズ紙参照)
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