◆◆◆◆ New York Tabloid Magazine "Nuts Journal"◆◆◆◆
『NYタブロイド・マガジン "Nutsジャーナル"』 1999年4月19日号 NO.33
*今日のひとこと* 腰のぜい肉に隠れていたポケベルがぶるぶると振動しだしたとき、その男性 の全身のぜい肉がそれといっしょに揺れるのを見て、アメリカを感じた。(こ)
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========= ★夜明けの悪夢★ =========
渡邉まゆ子
オハイオ州シンシナティ近辺に発生した竜巻は、多くの人々が寝て いる間を襲った。4月9日未明のことだった。
竜巻は静かだった寝室を襲い、ベッドと壁を吹き飛ばした。人々は 呆然とするばかりだった。
「私は空中を飛んでいて夫の上に着地した後に、マットレスが私達 二人の上にかぶさってきたの。」と、赤十字に配られた紫の上着を 着て、震えながらシェイラ・ペイジさんは言った。「あのマットレ スがなかったら、私たちは間違いなくここにいなかったわ。あの後 どうやって1階に降りてったのかも覚えてない。」
他の生存者のホワイトさんは、すでに竜巻が通り過ぎた所に住んで いる娘婿の家から電話があった。
「すぐに一階に降りたら、夫のラリーが、クロゼットの中に入って ドアを閉めろ、って言ったわ。ラリーはバスルームに入って、その 後ガラスが割れる音が聞こえた。私達は竜巻の中に吸い込まれてい てもおかしくなかった。」
ジョイ・ジョンソンさんは3歳と9ヶ月と子供達の隣に寝ていた。 警報とひょうの音で目を覚ましたジョンソンさんは、竜巻が家の窓 を吸い込んでいる間、子供達を抱えてバスルームに隠れていた。
生存者にとっては、数分の悪夢で一日が始まった。竜巻は家を破壊 し、車は形を変え、そして森林も吹き飛んでいた。
恐ろしさにおびえた人々は、まだ夜明け前の暗い中で行方不明者を 探し始めた。数人は吹き飛ばされた。つまり、寝ていたはずのベッド から姿を消していたのである。
幸運にも助かった人々は、家に戻って眠りについた。しかし家に戻っ ても、寝室が吹き飛ばされてないという人々も、後をたたなかった。
この竜巻によって、確認されているだけでも死亡者4人、そして数百 人のけが人、そして200棟以上が全壊または半壊の被害をうけた。
(Cincinnati Enquirer, 4月10日参照)

「Nutsジャーナル」編集部

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