◆◆◆◆ New York Tabloid Magazine "Nuts Journal"◆◆◆◆
『NYタブロイド・マガジン "Nutsジャーナル"』
1999年5月14日号 NO.37
*今日のひとこと*
オゾン層、ダイオキシン、ペルー、インド、イギリス・・・学期末が近づいて
これらのリサーチに明け暮れる日々。頭の中はパニック状態。(こ)
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★セントラル・パークの謎の死★
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斉藤 真紀子
早朝のセントラルパークで5月10日(月)、雑誌フォーチュンのスタッ
フであるマシュウ・ハーマン氏が死体となって発見された。前日の母
の日には、家族で水入らずのときを過ごしたあと、夕方、犬の散歩に
出かけたまま行方がわからなくなった。この事件をめぐって、検死側
と、警察側とで見解が分かれている。
検死を担当した調査官は、死体に、首をしめられた跡が、そして腕、
胸、および首にあざがあることを確認、他殺の可能性を強調した。
それに対し、警察側は、検死結果を一応尊重するとしながらも、数年
前、ハーマン氏が脳の手術をしていること、強盗などの形跡がないこ
と、などから、「心臓発作など、病死の可能性を捨てきれない」とす
る見解を示した。
また、死体が放置されていた場所は、人通りがあるにもかかわらず、
目撃者がほとんどいないというのも、警察が「殺人事件」と断定でき
ない一因という。
この事件についてニューヨーク・ポスト(5月13日)のダグラス・モン
テロ氏は、「警察および政治家(とくに市長)は、これを殺人事件と
して扱いたくない事情がある」という。1990年代後半はセントラル・
パークの治安もかなり改善されているようだが、それでも迷宮入りし
ている殺人事件が数件あり、警察はこれ以上の責務をかかえたくない
というものである。
たしかに、市民の安全をうたい、犯罪取り締まりにやっきになるあま
り、行き過ぎが批判されているニューヨーク警察が、このセントラル・
パークの謎の死に関しては、いささか慎重すぎるほどである。
この点について前出のモンテロ氏は、「*ブロンクスやブルックリンで
同じような謎の死が発見されたら、警察はやはり同じように、殺人で
はないと説得してまわるかな」と皮肉をこめたコメントを残している。
*ニューヨーク市で比較的治安が悪いとされている地域
(なお本文は以下の各紙を参考にさせていただきました)
ディリー・ニュース(5月12日、13日付)
ニューヨーク・ポスト(5月13日付)
ニューヨークタイムズ(5月13日付)
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