◆◆◆◆ New York Tabloid Magazine "Nuts Journal"◆◆◆◆
『NYタブロイド・マガジン "Nutsジャーナル"』 1999年7月5日号 NO.47
*今日のひとこと* イーストリバー上にあがった、たくさんのカラフルな花火の中で、星、 スマイルマーク、USAという文字にアメリカらしさがあった。(こ)
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============= ★アメリカ合衆国独立記念日★ =============
小西樹里
7月4日の独立記念日にちなんで、ニューヨークのコミュニティ・ペーパー "Village Voice"の連載コラム"Mad on the Street"では、愛国心に関す るインタビューが行われた。
「愛国者のゲーム」と名付けられたそのコラムの中で、19歳から42歳の 7人のアメリカ人に対して聞かれたのは、「愛国心はあるか」や「アメリカ の良いところ、悪いところ」などの質問。その答えには、人種や性別、立 場によって様々な、人々の国家に対する想いがあらわれていた。
7人中、「愛国心がある」と答えたのは男性2人で、その理由のひとつは 「自分の理想を追う自由があること」だった。反対に「愛国心はない」と答 えた3人のうちの1人の答えは「その言葉がただ自分にはしっくりこない」 というものだった。だが、「アメリカの良いところ」という質問では、愛国心 がないと言った人たちも、この国の自由さや可能性の存在をあげていた。
現在でも抗争がおこなわれている国などを例にあげ、それに比べればア メリカには「自由」がある、と人々は言う。しかし、努力次第で道が開ける というこの国の可能性を信じていても愛国心はない、と答える人もいた。 アメリカの悪い部分にあげられていたのは、銃やドラッグの問題、人種差別、 宗教心の欠如などである。
1776年7月4日、13州のアメリカ合衆国がイギリスから独立し、トーマ ス・ジェファーソンによって草稿された「独立宣言」が、自由と民主主義を 土台にした新国家の誕生を言明した。国をあげて祝われるこの日の夜、 全米各地で盛大に花火が打ち上げられる。
その光の祭典を見つめる人々の心には、いま、どんなアメリカが写って いるのだろう。
(Village Voice 7.5.1999)

「Nutsジャーナル」編集部

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