◆◆◆◆ New York Tabloid Magazine "Nuts Journal"◆◆◆◆
『NYタブロイド・マガジン "Nutsジャーナル"』 1999年8月4日号 NO.53
*今日のひとこと* 猛暑のせいでクーラーのない家に住む人々が亡くなっているらしい。 次は自分かもしれない、と感じるニューヨーク3度目の暑い夏。(こ)
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============ ★夜空の下のコンサート★ ============
小西樹里
毎年恒例、ニューヨーク・フィルハーモニックの野外無料コンサートが、 この夏もニューヨーク市内の4カ所でおこなわれた。
1965年から34年間ものあいだ、ニューヨークの真夏の楽しみとして、 この野外コンサートは人々から親しまれてきた。この行事の35年目と なる今年は、同時に、ニューヨークフィルの158回目のシーズン幕開 けでもある。
今年の曲目は、ドヴォルザークの「Carnival Overture」、バーンシュタ インの「Symphonic Dances from West Side Story」、そしてチャイコ フスキーの「Symphony No.4 in F major」の3つだった。ゲスト指揮者 は、アメリカ国内や海外の楽団で活躍し、豊かな経験を持つジャージャ・ リン。
7月28日にブルックリン地区のプロスペクト・パークでおこなわれた演 奏は、あいにくの曇り空だったが、それでも多くの観客が集まっていた。 人々は芝の上に座り、自由に飲食しながら、思い思いの格好で夜空に 響くクラシック・ミュージックを楽しんでいた。
2時間あまりの演奏が終わると、すぐ近くの空に、花火が盛大に打ち上 げられた。最高の演奏で聞かせてくれた地元の楽団と、粋な演出で楽 しませてくれたニューヨーク市に、来年のこのコンサートも期待したい。
猛暑が続くニューヨークで、涼しげな夜空を見上げて過ごせたこの数 時間は、多くの人々にとって昼間の暑さを忘れさせてくれる、気分の いいひとときであったことだろう。

「Nutsジャーナル」編集部

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