◆◆◆◆ New York Tabloid Magazine "Nuts Journal"◆◆◆◆
『NYタブロイド・マガジン "Nutsジャーナル"』
1999年8月14日号 NO.55
*今日のひとこと*
論理学のクラスで、性転換について論文を書くことになった。これは道徳に
反する行為なのだろうか。とても興味深くて、リサーチも楽しめる。(こ)
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★NY流・野外映画の楽しみ方★
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小西樹里
イタリア、ローマ市内で、アン王女がジェラートを食べながら階段に座る
シーン。映画「ローマの休日」の、この有名なワンシーンが、スクリーンに
大きく映し出された。オードリー・ヘップバーンの楽しげな声が周囲に響く。
8月9日、マンハッタンの42丁目にあるブライアント・パークで、野外の
映画上映会がおこなわれた。夏のあいだ、毎週月曜日に開催されるこ
の無料イベントは、野外コンサートやオペラ鑑賞と同じように、ニューヨー
クの人々に親しまれているもの。
その日、タイムズ・スクエアに近く、オフィス街が多いミッドタウンに位置す
るこの公園には、敷地内から溢れんばかりの人々が集まった。この日は
特に、上映される映画が「ローマの休日」であることも関係したようだ。
場所柄か、観客はスーツ姿の社会人の姿が多く見られた。
このイベントには開催の定時がなく、映画が上映されるのは日が暮れて
から、ということになっている。映画上映がはじまったのは、午後9時を過
ぎた頃。だが座席確保のために早く来ていた大勢の人たちは、それぞれ
のやり方でその待ち時間を過ごしていた。
テーブルやイス、さらに料理を持参して、くつろいでいる人々もいれば、気
持ちよさそうに眠っている人、本を読み続ける人など、その様子はさまざま
だったが、一時のひどい猛暑が落ち着いていたことは幸いした。それでも
やっと映画がはじまると、人々のあいだから歓声があがり、踊り出す集団
まであらわれた。
高層ビルに囲まれた空間で鑑賞する映画もまた、独特の風情がある。こ
れは公園周囲の環境から同意を得ておこなわれる、ニューヨーク流の映
画上映会である。
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