◆◆◆◆◆New York Tabloid Magazine "Nuts Journal"◆◆◆◆◆
   『NYタブロイド・マガジン "Nutsジャーナル"』
     1999年12月10日号 NO.72
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=============== ★世界的人気「ハリー・ポッター」★ ===============
小西 樹里
丸い縁の眼鏡と、いなびかりのような形の傷あとを額に持つ少年、ハリー・ ポッターが魔法使いとして成長する物語のシリーズが、好調に売れ続け ている。
アメリカで出版された本の書評と週間ランキングが有名な「ニューヨーク・ タイムス」のブック・リビューで、3冊のハリー・ポッター・シリーズは上位 3位を独占している。シリーズ第1作目の「Harry Potter and the Sorcerer’s Stone (邦題・ハリー・ポッターと賢者の石)」は50週連続のランクイン。 フィクションの分野でこれほど長く上位に残っている本は、あまり多く見ら れない。
1997年にイギリスで出版されたこの本は、多くの子供たちの心を掴み、 瞬く間に絶大な人気を得ることとなった。イギリスでは、児童図書の優秀 賞やナショナル・ブック・アワードなどを受賞した。またアメリカでもベスト・ ブックとして、数々の新聞や書評誌などに紹介されている。
このハリー・ポッター・シリーズは、生後すぐに魔法使いの両親を失い、意 地悪な叔母夫婦に育てられたハリーが、魔法の能力に目覚めて叙々に 成長していくという物語だ。不遇な環境で、生い立ちの真実を知らされず にいたハリーの運命を変えたのは、ある日突然届いた、魔法使い養成所 からの入学案内書だった。
洋書販売サイト「アマゾン・ドット・コム」でも、このシリーズは1999年の ベストセラーに選ばれ、また先日は映画化が決定した。摩訶不思議なハリー・ ポッターの世界が、映像でどう表現されるのか興味深い。
読者の対象年齢が9歳から12歳となっているにも関わらず、このハリー・ ポッターの成長記は、大人が読んでも楽しめる物語だ。人々の冷たい仕 打ちを飄々と乗り越えるハリーに悲壮感はなく、それどころか、つい笑って しまうようなおかしさがある。そんなところが、ハリーの人気の秘密かも知 れない。
子供の頃の夢や空想が溢れているハリー・ポッターの冒険物語は、忘れ かけていた童心を、懐かしく思い出させてくれる。
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【参考資料】
[Amazon.com] 「1999年度ベストセラー」
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【今日のひとこと】 期末試験の時期になると、24時間オープンの学校の図書館 には異様な雰囲気が漂う。何だかとても恐ろしい。(こ)
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「Nutsジャーナル」編集部

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