個々の掛け金の違いは「補償額」「住む町」「車の種類」「運転歴」「車の装備」「年間走行距離」などに寄ります。強制と任意の組み合わせで12の項目があります。

「保険掛け金割引」には以下の英文証明書が必要となります。 9月2005年
(自動車安全運転センターにお問い合わせください。)www.jsdc.or.jp

  • 無事故・無違反証明書(Clean Accident and Offense Record Certificate)
  • スピード違反などがある場合: 運転経歴証明書

この経歴は保険代理店から本社に送られ、本社で査定された後に正式な割引率が確定されます。


 
強制保険の補償内容

  1. 他人に怪我をさせた場合(MA州内だけの事故に適用。そのためNo.5の任意保険でカバーする。)
  2. 自分並びに自分が許可して自分の車を運転していた人が怪我をした場合
  3. 保険に加入していないドライバーやひき逃げに遭い怪我をした場合。
  4. 他人の所有物を破損させた場合または玉突き事故の補償
 任意保険の内容
  1. 他人に怪我をさせた場合(MA州のみならず全米そしてカナダにおいての事故にも適用される)
  2. 保険加入者、家族そして同乗者の入院費
  3. 事故で破損した車体の修理費
  4. 相手に100%の非がある時のみ支払われる。
  5. 盗難、火事、破壊に対して市場価格で支払われる。又フロントガラスにひび割れや破損が生じた場合は100%保証される。
  6. レンターカー代
  7. 牽引代
  8. 事故の加害者が被害者(被保険者、家族並びに同乗者)に対して十二分な補償額を支払うだけの保険に加入してない場合の補償。 (3番に上乗せと考えて下さい。)
  • 日本で売られている海外保険の殆どは5番を100/300で掛けておけば、それ以上の補償額はアンブレラ保険として支払われます。当国でもアンブレラ保険がありますから代理店にお聞き下さい。
  • 7番と8番の掛け金は自分の免責額で違ってきます。事故の過失が自分にある場合は免責額が引かれた上で車体の修理費が保険会社より支払われますが翌年からの保険金額は上がります。過失が相手にある場合は相手の保険会社から全額支払われ自分の保険金額には全く影響しません。
  • 保険代理店の人達はお客が内容を理解していると言う考えの下で書類を作成します。保険の仕組みは日本と全く違い、その上保険用語の英語が沢山出てきます。ゆっくりと説明をしてもらい納得がいかない時は遠慮なく質問をする事が大事です。いったん契約を交わしても補償額内容の変更はいつでも可能です。
  • プレートと一緒に車両登録証(Registration)をもらいます。この登録証は必ず車中に保管して下さい。プレートはねじ回しで自分がつけます。
  • 保険詐欺を防ぐため指定されたガソリンスタンドにて一週間以内に加入時の車体の状態や装備品に付いて検査をしてもらいます。検査の後はピンクの検査用紙をもらいますので保険代理店に郵送するかFaxして下さい。これを怠ります7番の補償がキャンセルされます。排気ガスなどを調べてフロントガラスに貼るステッカーはInspectionと呼ばれ、毎年一回受けなければなりません。これは有料です。
  • 6週間ほどするとタイトル(Title)がRegistryから送られて来ます。これは車の所有者を証明する大切なものです。必ず家の中に保管をして下さい
 事故の場合
  • 気を落ちつけて下さい。そして相手にライセンス(Driverユs License)とRegistrationの提示を求めて下さい。全ての処理は、あなたの保険会社がしてくれますから相手と争う必要はありません。そのための高い保険代です。警察を呼べない状況の場合は保険会社が求める相手側の情報を出来るだけ詳しく書いて下さい。町、道路名を忘れずに万が一、気が動転してしまっても相手のプレート番号だけでも控えて下さい。
  • 保険会社に報告をしますと2日以内に査定者(appraiser)から電話がありますのでアポイントメントを取り、車を置いている場所を教えます。(査定を受ける前に勝手に修理工場に行かない事。保険会社は支払いを拒否します。)
  • 査定者は車体を注意深くチェックした後、修理にかかる費用を事細かに記載します。修理費のための小切手をその場でくれる事もあり、又後日送られてくる事もあります。会社に寄って指定工場のリストがあったり自分で修理工場をさがしても良いケースがあります。査定者が見積もりをした以上に修理費がかさむような場合は、その修理工場が保険会社と交渉をします。

    注意事項

  • 事故にあった時は出来るだけ相手の情報を書き留める。せめてプレート番号だけでも。
  • Registrationは車中に置く。
  • タイトルは家の中に重要書類と一緒に保管。